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メールマガジン

Mail Magazine12月号

メールマガジン 2021年12月号

━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆  ━━━━━━━━━━━━━━
   ★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2021年12月号 No.197 ━━━

 このメールはメールマガジン希望登録者様に送らせて戴いております。
 多元研が関わる学会、研究発表会・シンポジウム、その他、
 毎回HOTな情報をお届けいたします。

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 ~ 目次 ~

1) 受賞報告 — 第18回(令和3年度)「日本学術振興会賞」を受賞

2) 受賞報告 — 第34回(令和3年度)「有機合成化学協会研究企画賞
       (大正製薬研究企画賞)」を受賞

3) 受賞報告 — 14th International Symposium on Nanomedicine
       「The Best Poster Award」を受賞

4) 受賞報告 — 東北大-台北科技大ジョイントシンポジウム「優秀ポスター賞」を
       受賞

5) 受賞報告 — 第11回 CSJ化学フェスタ2021「優秀ポスター発表賞」を受賞

6) 受賞報告 — 令和3年度「東北大学環境科学研究科奨学賞(GSES Incentive
       Award)」を受賞

7) 受賞報告 — VANJ Conference 2021「Best Poster Presentation」を受賞

8) 受賞報告 — 日本セラミックス協会東北北海道支部研究発表会「優秀発表賞」
       を受賞

9) 受賞報告 — 第21回東北大学多元物質科学研究所研究発表会「所長賞」を受賞

10) 受賞報告 — 令和3年度 繊維学会秋季研究発表会「優秀ポスター発表賞」を受賞

11) 研究成果 — ネル効果を用いたモットトランジスタの原理検証に成功
       ~次世代デバイスの実現に向けて~

12) 研究成果 — 不純物ドーピングによる硫化スズ薄膜のn型化に成功
       有害元素を含まない実用的な薄膜太陽電池の実現に期待

13) 研究成果 — 安価で高性能な燃料電池・空気電池用非白金触媒を実現
       ~炭素に担持した金属錯体触媒分子を最適化~

14) 研究成果 — 新しい酸化チタンの高品質結晶合成に成功
        ~環境に優しい光・電子デバイスの実現へ~

15) 研究成果 — 銅微粒子の新たな有機物フリー合成技術を開発
       ~水溶性卑金属塩を利用し、グリーンな合成手法を実現~

16) 研究成果 — 蜂の巣格子に形成される多様な化学結合
       ~バナジン酸マグネシウム:約半世紀来の謎を解明~

17) 研究成果 — 複雑な表面構造を詳細に決定することに成功
       ~厚さ1ナノメートルの全表面構造を大量の電子回折パターンで決定~

18) 研究成果 — 秩序と乱れが共存した高性能な液晶性有機半導体を開発
       ~電子回折により液晶が凍結した分子配列構造を確認~

19) お知らせ — 第21回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会を開催しました

20) お知らせ — 2021年度「籏野奨学基金」、「科学計測振興基金」、
      「多元物質科学研究所所長賞」授賞式を行いました

21) お知らせ — 出前授業を行いました

22) お知らせ — 八戸工業高等専門学校の学生が多元研を見学しました

23) 研究成果 — 宮城県仙台第一高等学校 化学部3名が多元研を見学しました

24) メディア情報 — 多元研創立20周年記念特集記事が掲載されました

25) メディア情報 — 研究成果が日経産業新聞に掲載されました

26) メディア情報 — 放射光イメージングの研究が
         NHK総合テレビ 「てれまさむね」で紹介されました

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    1) 受賞報告
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    第18回(令和3年度)「日本学術振興会賞」を受賞
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

南後恵理子教授が、独立行政法人日本学術振興会の
第18回(令和3年度)「日本学術振興会賞」を受賞することが決まりました。

      

受賞題目:
「X線自由電子レーザーによるタンパク質分子動画解析」
(Molecular Movie Analysis of Proteins Using X-Ray Free Electron Laser)

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20211217/

◆南後研究室(量子ビーム構造生物化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/nango/html/

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    2) 受賞報告
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    第34回(令和3年度)「有機合成化学協会研究企画賞
    (大正製薬研究企画賞)」を受賞
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

永次研究室の岡村秀紀助教が、第34回(令和3年度)「有機合成化学協会研究企画賞
(大正製薬研究企画賞)」を受賞しました。

受賞題目:
「光感受性オキシムの特異な反応性を利用した分子内環化反応の開発と
光薬物療法への応用」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/nagatsugi/?p=32

◆永次研究室(生命機能分子合成化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/nagatsugi/html/

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    3) 受賞報告
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    14th International Symposium on Nanomedicine
    「The Best Poster Award」を受賞
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

笠井研究室の三木佑太郎さんが、14th International Symposium on Nanomedicine
において、「The Best Poster Award」を受賞しました。

 

受賞題目:
「Fabrication of highly fluorescent FRET NPs for the investigation of
intracellular behavior」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kasai/news/1068/

◆笠井研究室(有機・バイオナノ材料研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kasai/

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   4)受賞報告
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    東北大-台北科技大ジョイントシンポジウム
    「優秀ポスター賞」を受賞
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

小俣研究室の松尾蘭太郎さんが、東北大-台北科技大ジョイントシンポジウム
2021において、「優秀ポスター賞」を受賞しました。

受賞題目:
「Synthesis and optical properties of Zn(Te1-xSx) alloy quantum dots for
display applications」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/omata/?p=776

◆小俣研究室(原子空間制御プロセス研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/omata/

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   5) 受賞報告
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    第11回 CSJ化学フェスタ2021「優秀ポスター発表賞」を受賞
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

永次研究室の長澤瞭佑さんと本間研究室の平野杜萌さんが、第11回CSJ化学フェ
スタ2021において「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。

受賞題目(長澤瞭佑さん):
「RNA 標的低分子創薬を目指した RNA-蛍光指示薬間相互作用大規模解析」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/nagatsugi/?p=29

◆永次研究室(生命機能分子合成化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/nagatsugi/html/

受賞題目(平野杜萌さん):
「銅系層状複水酸化物の合成と電気化学的二酸化炭素還元活性」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/honma/?p=1020

◆本間研究室(エネルギーデバイス化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/honma/

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   6) 受賞報告
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    令和3年度「東北大学環境科学研究科奨学賞
    (GSES Incentive Award)」を受賞
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

殷研究室のJinwen Wangさんが、令和3年度「東北大学環境科学研究科奨学賞
(GSES Incentive Award)」を受賞しました。

受賞題目:
「Molten salt flux synthesis of defective CaSnO3 with
tailoring morphology and enhanced photocatalytic activity」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yin/?p=1538

◆殷研究室(環境無機材料化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yin/

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    7) 受賞報告
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    VANJ Conference 2021「Best Poster Presentation」を受賞
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

笠井研究室の楊孟衡さんが、VANJ Conference 2021において
「Best Poster Presentation」を受賞しました。

 

受賞題目:
「Fabrication of Injectable Silk Hydrogel for Controlling the Release of
Various Anticancer Drugs」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kasai/news/1088/

◆笠井研究室(有機・バイオナノ材料研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kasai/

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    8) 受賞報告
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    日本セラミックス協会東北北海道支部研究発表会
    「優秀発表賞」を受賞
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

山根研究室の松尾直樹さんが、日本セラミックス協会東北北海道支部研究発表会
において「優秀発表賞」を受賞しました。

受賞題目:「Na-Mg-Bi系金属間化合物の合成と結晶構造、およぴ電気的特性」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yamane/?p=76

◆山根研究室(無機固体材料合成研究分野)
http://db.tagen.tohoku.ac.jp/php/forweb/outline.php?lang=ja&no=6043

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    9) 受賞報告
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    第21回東北大学多元物質科学研究所研究発表会「所長賞」を受賞
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

陣内研究室の狩野見秀輔さんが、第21回東北大学多元物質科学研究所
研究発表会において、「所長賞」を受賞しました。

受賞題目:「結晶性高分子の階層構造のナノ回折イメージング」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/jinnai/?p=856

◆陣内研究室(高分子物理化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/jinnai/

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    10) 受賞報告
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    令和3年度 繊維学会秋季研究発表会「優秀ポスター発表賞」を受賞
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

陣内研究の狩野見秀輔さんが、2021年度繊維学会秋季研究発表会において
「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。

        

受賞題目:「ナノ回折イメージングによる結晶性高分子の階層構造マッピング」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/jinnai/?p=850

◆陣内研究室(高分子物理化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/jinnai/

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    11) 研究成果
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    共鳴トンネル効果を用いたモットトランジスタの原理検証に成功
    ~次世代デバイスの実現に向けて~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 東北大学多元物質科学研究所の組頭広志教授らの研究グループは、量子井戸
間の共鳴トンネル効果を利用した新しい原理で動作するモットトランジスタを
開発しました。
 今後、この知見に基づいて最適なデバイス構造を設計することで、Beyond
CMOSの有力候補であるモットトランジスタの実現が期待されます。また、基礎
研究の側面からも、酸化物ナノ構造による強相関電子の波動関数・量子化状態
制御を可能にした本研究の意義は大きく、今後の量子物性研究にも大きく貢献
することも期待されます。

論文情報:
“Resonant tunneling driven metal-insulator transition in
double quantum-well structures of strongly correlated oxide”
Nature Communications
R. Yukawa, M. Kobayashi, T. Kanda, D. Shiga, K. Yoshimatsu, S. Ishibashi,
M. Minohara, M. Kitamura, K. Horiba, A. F. Santander-Syro,
and H. Kumigashira
DOI:10.1038/s41467-021-27327-z

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20211209/

◆組頭研究室(ナノ機能物性化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kumigashira/html/

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    12) 研究成果
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    不純物ドーピングによる硫化スズ薄膜のn型化に成功
    ~有害元素を含まない実用的な薄膜太陽電池の実現に期待~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 東北大学多元物質科学研究所の鈴木一誓助教、川西咲子助教らの研究グルー
プは、有害元素を含まない実用的な硫化スズ薄膜太陽電池の作製に不可欠な、
n型伝導性の硫化スズ薄膜の作製に世界で初めて成功しました。
 研究グループは、硫化スズ薄膜のn型化を阻害する格子欠陥を低減する新し
いプロセスを開発し、塩素ドープによって硫化スズ薄膜をn型化することに成
功しました。この技術によって、実用的なpnホモ接合の硫化スズ薄膜太陽電池
への道が拓かれました。

論文情報:
“N-Type Electrical Conduction in SnS Thin Films”
(n型伝導性のSnS薄膜)
Issei Suzuki, Sakiko Kawanishi, Sage R. Bauers, Andriy Zakutayev,
Zexin Lin, Satoshi Tsukuda, Hiroyuki Shibata, Minseok Kim,
Hiroshi Yanagi and Takahisa Omata
Physical Review Materials (材料科学の専門誌)
DOI:10.1103/PhysRevMaterials.5.125405

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20211213/

◆柴田(浩)研究室(材料分離プロセス研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/shibata/

◆小俣研究室(原子空間制御プロセス研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/omata/

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    13) 研究成果
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    安価で高性能な燃料電池・空気電池用非白金触媒を実現
    ~炭素に担持した金属錯体触媒分子を最適化~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 東北大学材料科学高等研究所の藪浩准教授(ジュニアPI、東北大学ディステ
ィングイッシュトリサーチャー、同多元物質科学研究所兼任)らの研究グルー
プは、安価なカーボンブラックと青色顔料であるアザフタロシアニン系金属錯
体を組み合わせることで、燃料電池や金属空気電池の正極反応である酸素還元
反応を白金と同等以上に触媒する電極触媒の開発とその原理解明に成功しまし
た。燃料電池などの低コスト化と高性能化に大きく貢献できるものと期待でき
ます。

論文情報:
“Pyrolysis-free Oxygen Reduction Reaction (ORR) Electrocatalysts Composed
of Unimolecular Layer Metal Azaphthalocyanines Adsorbed onto Carbon Materials”
Hiroshi Yabu*, Koki Nakamura, Yasutaka Matsuo, Yutaro Umejima,
Haruyuki Matsuyama, Jun Nakamura, Koju Ito
ACS Applied Energy Materials
DOI:10.1021/acsaem.1c03054

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20211216/

◆東北大学材料科学高等研究所(WPI-AIMR)
https://www.wpi-aimr.tohoku.ac.jp/jp/news/press/2021/20211216_001452.html

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    14) 研究成果
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    新しい酸化チタンの高品質結晶合成に成功
    ~環境に優しい光・電子デバイスの実現へ~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 安価で安全な材料の開発は、持続可能な社会を実現に重要な研究課題です。
酸化チタンの一種であるラムダ型5酸化3チタンは、外からの刺激で自身の構造
が変化する特徴から、光・電子デバイス材料に有望と考えられています。しか
し、ナノメートルサイズの微小な結晶しか得られず、応用への障害となってい
ました。
 東北大学多元物質科学研究所の吉松公平講師と組頭広志教授は、薄膜技術に
よる構造安定化を活用し、従来よりも100万倍大きな高品質単結晶の生成に成
功しました。
 今後、この成果を用いて環境負荷の小さな光・電子デバイスを創生し、持続
可能な社会の実現に貢献することができます。

論文情報:
“Direct Synthesis of Metastable λ-Phase Ti3O5 Films on LaAlO3 (110)
Substrates at High Temperatures”
Kohei Yoshimatsu and Hiroshi Kumigashira
Crystal Growth & Design
DOI:10.1021/acs.cgd.1c01214

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20211217/

◆組頭研究室(ナノ機能物性化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kumigashira/html/

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    15) 研究成果
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    銅微粒子の新たな有機物フリー合成技術を開発
    ~水溶性卑金属塩を利用し、グリーンな合成手法を実現~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 銅微粒子は金や銀といった貴金属微粒子よりも元素が豊富で安価ながら、貴
金属類と同等の高い導電性と熱伝導性を有します。しかし既往の銅粒子合成法
では各種の有機物が添加使用されており、その分解処理が必要でした。
 東北大学多元物質科学研究所の蟹江澄志教授らの研究グループは、導電材料
として期待される銅微粒子を環境に優しい条件(有機物フリー、水中、大気下、
室温)で合成するプロセスを新たに開発しました。
 今回開発した合成法では、水溶性の卑金属塩を用いることで、銅微粒子の合
成が可能です。得られた銅微粒子は、有機物を含有していないため、焼成した
際に極めてガス発生量が少なく、また低温で焼結することを確認しました。
 本手法は、持続可能な社会の実現に向けた革新的な合成技術として期待でき
ます。更には、高純度の金属微粒子の合成が可能であるため、これまでに無い
新規機能を有する金属微粒子の創製が期待できます。

論文情報:
“A mild aqueous synthesis of ligand-free copper nanoparticles for
low temperature sintering nanopastes with nickel salt assistance”
Hiroshi Imamura, Yoichi Kamikoriyama, Atsushi Muramatsu and Kiyoshi Kanie
Scientific Reports
DOI:10.1038/s41598-021-03707-9

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20211221/

◆蟹江研究室(ハイブリッドナノシステム研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/muramatsu/html/

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    16) 研究成果
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    蜂の巣格子に形成される多様な化学結合
    ~バナジン酸マグネシウム:約半世紀来の謎を解明~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 東北大学多元物質科学研究所の山本孟助教、上山幸子大学院生(大学院理学
研究科物理学専攻)、木村宏之教授らの研究グループは、イルメナイト型酸化
物バナジン酸マグネシウム(MgVO3)において、蜂の巣(ハニカム)格子上で特徴
的な幾何学的配置を持って、隣接するバナジウムイオンが二量体化(化学結合
の形成)することを発見しました。さらに放射光X線回折測定と物性測定を行っ
たところ、加熱に伴い 二量体状態(固体)⇒バレンスボンドリキッド(液体)⇒
金属(気体)と、物質の三態に相当する電子状態が存在することを見出しました。

論文情報:
“Cation Dimerization in 3d1 Honeycomb Lattice System”
Hajime Yamamoto, Sachiko Kamiyama, Ikuya Yamada and Hiroyuki Kimura
Journal of the American Chemical Society
DOI:10.1021/jacs.1c10977

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20211221_1/

◆木村研究室(構造材料物性計測研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kimura/

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    17) 研究成果
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    複雑な表面構造を詳細に決定することに成功
    ~厚さ1ナノメートルの全表面構造を大量の電子回折パターンで決定~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 半導体ナノテクノロジーにおいて重要なシリコン結晶は、複雑な表面構造を
示すことが知られており、これまでは、複雑な表面構造を決定するために、様
々な手法により長い年月をかけた研究・解析が必要でした。東北大学国際放射
光イノベーション・スマート研究センターの虻川匡司教授(多元物質科学研究所
兼務)らの研究グループは、その複雑な表面構造を詳細に迅速に決定することに
成功しました。本研究では、独自に開発した数千枚の電子回折パターンを短時
間で測定する方法で、表面から5原子層程度の厚さ1ナノメートルの領域の原子
配列を三次元的に精密に決定することに世界で初めて成功しました。

論文情報:
“Complete three-dimensional structure of Bi-adsorbed Si(110) surface:
Discovery of heavily reconstructed Si(110) substrate”
Hiroaki Aoyama, Tadashi Abukawa
Phys. Rev. Res. 3, 043164 (2021).
DOI:10.1103/PhysRevResearch.3.043164

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20211222/

◆国際放射光イノベーション・スマート研究センター
http://www.sris.tohoku.ac.jp/

◆虻川研究室(固体表面物性研究分野)
http://surfphys.tagen.tohoku.ac.jp/

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    18) 研究成果
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    秩序と乱れが共存した高性能な液晶性有機半導体を開発
    ~電子回折により液晶が凍結した分子配列構造を確認~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 理化学研究所放射光科学研究センターの米倉功治グループディレクターらの
研究グループは、分子配列の秩序と乱れが共存した高性能な液晶性有機半導体
を開発し、その極薄膜が液晶凍結状態であることを、クライオ電子顕微鏡を用
いた電子線結晶構造解析により捉えることに成功しました。
 本研究により、柔らかな液晶状態において高いデバイス性能を示す有機半導
体を用いた、新たなソフトマターエレクトロニクスへの展開が期待されます。

論文情報:
“Emerging Disordered Layered-Herringbone Phase in
Organic Semiconductors Unveiled by Electron Crystallography”
Satoru Inoue*, Kiyoshi Nikaido, Toshiki Higashino, Shunto Arai,
Mutsuo Tanaka, Reiji Kumai, Seiji Tsuzuki, Sachio Horiuchi,
Haruki Sugiyama, Yasutomo Segawa, Kiyofumi Takaba, Saori Maki-Yonekura,
Koji Yonekura, Tatsuo Hasegawa*
Chemistry of Materials
DOI:10.1021/acs.chemmater.1c02793

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20211223/

◆ソフトマテリアル研究拠点
http://www.masc.tohoku.ac.jp/softmaterial/

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    19) お知らせ
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    第21回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会を開催しました
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 2021年12月9日(木)~10日(金)の2日間、片平さくらホールにおいて「第21回
東北大学多元物質科学研究所研究発表会」を開催し、多元研内外から250名の参
加者を集めました。

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20211217_1/

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    20) お知らせ
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    2021年度「籏野奨学基金」、「科学計測振興基金」、
    「多元物質科学研究所所長賞」授賞式を行いました
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 2021年12月10日、片平さくらホールにおいて「籏野奨学基金」第16回多元物
質科学研究奨励賞、「科学計測振興基金」科学計測振興賞・多元物質科学奨励
賞、「多元物質科学研究所所長賞」の授賞式を行いました。

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20211217_2/

   ・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆

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    21) お知らせ
  ◇◆━━━━━━━━━◇◆◇
    出前授業を行いました
  ◇◆◇━━━━━━━━━◇◆

 蟹江澄志教授が、上杉山通小学校と荒町小学校において、小学6年生を対象に
出前授業を行いました。「ナノって何ナノ?」をテーマに、金をナノの粒(ナノ
粒子)にする実験や、磁石をナノサイズにすることによってできる液体(磁性流体)
に触れて、ナノの世界の不思議を体験する内容です。

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20211223/

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    22) お知らせ
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    八戸工業高等専門学校の学生が多元研を見学しました
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 2021年12月17日、八戸工業高等専門学校から機械科コースの4年生31名が
多元研を訪問しました。

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20211221/

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    23) お知らせ
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    宮城県仙台第一高等学校 化学部3名が多元研を見学しました
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 2021年10月30日(土)、7月18日(日)に完全オンラインで開催されたサイエン
スデイ2021「東北大・多元研・賞」を受賞した宮城県仙台第一高等学校 化学
部の3名が多元研を訪問しました。

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20211222/

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    24) メディア情報
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    多元研創立20周年記念特集記事が掲載されました
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 2021年、創立20周年を迎えた東北大学多元物質科学研究所。素材工学研究所、
科学計測研究所、反応化学研究所の3研究所を統合してスタートした。設立当初
からのキーワードは「融合」。有機物と無機物など異なる物質の融合や、材料科
学、計測科学、生命科学など異なる分野の融合など、多元的な視点に立った独創
的な研究が展開されている。

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00621215

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    25) メディア情報
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    研究成果が日経産業新聞に掲載されました
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 2021年12月10日付けの日経産業新聞に、小林弘明助教、本間格教授(エネル
ギーデバイス化学研究分野)の、疑似固体リチウムイオン電池の3Dプリント
製造技術開発に関する記事が掲載されましたので、ぜひご覧ください。

タイトル:全固体電池、3D印刷で製造 硬さ変わる材料活用

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/honma/?p=1028

◆本間研究室(エネルギーデバイス化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/honma/

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    26) メディア情報
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    放射光イメージングの研究が、
    NHK総合テレビ 「てれまさむね」で紹介されました
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 矢代航教授の放射光イメージングの研究が、2021年12月16日放送のNHK総合
テレビ「てれまさむね」で紹介されました。

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_media/20211217/

◆矢代研究室(量子フロンティア計測研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yashiro/html/

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◆多元研|新型コロナウイルス関連情報まとめ

https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/tagen_covid19/

多元物質科学研究所の教職員、学生を対象とした新型コロナウイルスの
関連情報をまとめていますのでご覧ください。

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今年もあと僅かとなりました。
大掃除をしてお正月の準備をと考えていると、ふと「ローズパレード」のことを
思い出してしまいます。アメリカのカリフォルニア州で元日に行われるこのパレ
ード。京都の高校生がオファーを受け参加したのをご存じでしょうか。しかも、
このパレードを見たディズニーランドの関係者から更にオファーがあり、帰国を
延期してディズニーランドでもパレードを行いました。このように海外で活躍す
る日本人の姿を見ると、とても誇らしく思いますね。

多元研では28日が御用納めで1月3日までお休みをいただきます。
読者の皆様も、どうぞ良い年をお迎えください。

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