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★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2025年9月号 No.242 ━━━
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~ 目次 ~
1) 行事予定 — [10/11開催] 多元物質科学研究所 片平まつり2025
2) 行事予定 — [10/20 開催] 第19回ナノ・マイクロ計測化学セミナー
3) 受賞報告 — 第19回(2025年度)応用物理学会フェロー表彰者に選ばれました
4) 受賞報告 — 「第34回 日本無機リン化学会 学術賞」を受賞
5) 受賞報告 — 第58回(2025年春季)応用物理学会「講演奨励賞」を受賞
6) 受賞報告 — MAF2025「Best Poster Presentation」を受賞
7) 受賞報告 — 第101回マテリアルズ・テーラリング研究会「優秀賞」を受賞
8) 受賞報告 — 「東北大学藤野先生記念奨励賞」を受賞
9) 受賞報告 — 2025年電気化学秋季大会「優秀学生講演賞」を受賞
10) 受賞報告 — 第76回コロイドおよび界面化学討論会「ポスター賞」を受賞
11) 研究成果 — ゴム材料の自己補強機構をナノスケール観察で解明
~高耐久性タイヤの設計指針となり低炭素・省資源社会への
貢献に期待~
12) 研究成果 — 電力ロスを大幅に低減! 革新的な鉄系磁性材料を開発
~新たな組織と磁化制御技術で実現 次世代トランス・EV部品への
応用に期待~
13) 研究成果 — 藻類の太陽光エネルギーの高効率な伝達状態を解明
~巨大タンパク質複合体の単離と光エネルギー移動の詳細~
14) 研究成果 — ひずみで強く光る 鉛フリー新材料の発光メカニズムを解明
~インフラの老朽化をモニタリングするセンサなどの開発指針に~
15) 研究成果 — コヒーレントX線により金属材料内部のナノ構造変化を“動画”で観察
~高性能材料開発に繋がる新手法~
16) お知らせ — JASIS2025に出展しました
17) お知らせ — 夏休み大学探検を実施しました
18) お知らせ — 第25回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会を開催しました
19) お知らせ — 2025年度「籏野奨学基金」、「科学計測振興基金」、
「多元物質科学研究所所長賞」授賞式を行いました
20) お知らせ — インタビュー記事が「CEMEDINE Style」に掲載されました
21) お知らせ — 広報誌「Science Adventure vol.3」が発行されました
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1) 行事予定
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多元物質科学研究所 片平まつり2025
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日時:2025年10月11日(土) 9:00-16:45
場所:片平キャンパス 南総合研究棟1・2
展示企画:事前予約が必要なものもあります。
参加申込締切:9月15日(月) 18:00まで
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/general/event/katahira/2025/index.html
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2) 行事予定
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
第19回ナノ・マイクロ計測化学セミナー
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
量子コンピュータやイジングマシンなどの次世代計算技術を応用した化学反
応動力学・速度論・ネットワーク解析法開発についてご講演いただきます。
是非ご参加ください。
日時:2025年10月20日(月) 16:30~18:00
場所:多元物質科学研究所 西1号館(科研S棟)大会議室(S247)
https://www.tohoku.ac.jp/map/ja/?f=KH_B06
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_event/20251020-nano-micro/
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3) 受賞報告
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第19回(2025年度)応用物理学会フェロー表彰者に選ばれました
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百生教授が、第19回(2025年度)応用物理学会フェローに選ばれました。

受賞題目:
「X線位相イメージング技術の開拓と応用」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20250908/
◆百生研究室(量子ビーム計測研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/momose/
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4) 受賞報告
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「第34回 日本無機リン化学会 学術賞」を受賞
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殷教授が「第34回 日本無機リン化学会 学術賞」を受賞しました。

受賞題目:
「水熱反応による層状構造板状リン酸塩の創製と新規機能性発現」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20250929_yin/
◆殷研究室(環境無機材料化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yin/
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5) 受賞報告
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第58回(2025年春季)応用物理学会「講演奨励賞」を受賞
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山田研究室の細野新助教が第58回(2025年春季)応用物理学会
「講演奨励賞」を受賞しました。

受賞題目:
「ナトリウム蒸気を用いたBaTiO3系半導体セラミックスの低温焼結」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20250911_yamada-lab/
◆山田研究室(無機固体材料化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yamada/
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6) 受賞報告
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MAF2025「Best Poster Presentation」を受賞
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水上研究室のBochao LiさんがMAF2025「Best Poster Presentation」を
受賞しました。

受賞題目:
「Fast-Blinking Fluorophores Enabling High-Speed Single-Molecule
Super-Resolution Imaging」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20250829/
◆水上研究室(細胞機能分子化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/mizukami/
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7) 受賞報告
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第101回マテリアルズ・テーラリング研究会「優秀賞」を受賞
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雨澤研究室の狩野元弥さんが第101回マテリアルズ・テーラリング研究会
「優秀賞」を受賞しました。

受賞題目:
「マイクロX線吸収分光法を用いたSOFC/EC多孔体空気極における有効反応場の
二次元オペランド評価」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20250910-amezawa-lab/
◆雨澤研究室(固体イオニクス・デバイス研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/amezawa/html/index-j.html
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8) 受賞報告
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「東北大学藤野先生記念奨励賞」を受賞
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殷研究室の程秋雨さんが「東北大学藤野先生記念奨励賞」を受賞しました。
東北大学藤野先生記念奨励賞は、本学医学研究科の前身である仙台医学専門
学校に在籍していた魯迅先生が発表した短編小説「藤野先生」のモデルである
藤野厳九郎教授の偉業を記念して2005年度に創設され、本学に在籍する優秀な
中国からの大学院留学生で今後飛躍的な活躍が期待される者に与えられる賞です。

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20250929_yin-lab-cheng/
◆殷研究室(環境無機材料化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yin/
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9) 受賞報告
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2025年電気化学秋季大会「優秀学生講演賞」を受賞
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根岸研究室の神山真帆さんと池田薫さんが2025年電気化学秋季大会
「優秀学生講演賞」をダブル受賞しました。

受賞題目:
「銅ナノクラスターの構造制御による二酸化炭素還元触媒性能の向上に向けて」
(神山真帆)
「燃料電池用白金クラスター担持触媒のメラミン添加による酸素還元能の向上」
(池田薫)
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20250930_negishi-lab-1/
◆根岸研究室(精密無機材料化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/negishi/html/
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10) 受賞報告
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第76回コロイドおよび界面化学討論会「ポスター賞」を受賞
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根岸研究室の富張志保さんと吉川咲良さんが第76回コロイドおよび界面
化学討論会「ポスター賞」をダブル受賞しました。

受賞題目:
「電気化学的硝酸塩還元アンモニア合成反応における銅ナノクラスターの構造効果」
(富張志保)
「金白金合金ナノクラスターへのジチオラート配位子導入:高機能触媒創成に向けた構造制御」
(吉川咲良)
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/?post_type=news_award&p=13812
◆根岸研究室(精密無機材料化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/negishi/html/
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11) 研究成果
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
ゴム材料の自己補強機構をナノスケール観察で解明
~高耐久性タイヤの設計指針となり低炭素・省資源社会への貢献に期待~
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
ゴム材料は自動車用タイヤをはじめ様々な製品に使用される基幹材料であり、
その耐久性向上に基づくゴム製品の長寿命化や省資源化が求められています。
多くのゴム材料は、大きく変形させるとその内部でゴムの分子鎖が引き伸ばさ
れて整列する伸長結晶化が起こり、硬く切れにくくなります。このゴム材料の
自己補強特性は耐久性に優れた材料の設計に不可欠な要素です。しかし、伸長
結晶化はナノメートルスケールの現象であり直接観察が困難であることから、
材料の補強につながる仕組みについては詳しくわかっていませんでした。
東北大学多元物質科学研究所の陣内浩司教授、宮田智衆准教授、渡邉大介大
学院生(研究当時、同大学大学院工学研究科)、狩野見秀輔助教、陳楷研究員
らの研究グループは、2つの最先端電子顕微鏡技術を複合的に用いることで伸長
結晶の分布を可視化し、伸長結晶化によるゴム材料の自己補強メカニズムを解
明することに初めて成功しました。本研究は、ゴム材料の耐久性向上のための
指針を与え、持続可能な社会の実現に貢献すると期待されます。

論文情報:
“Self-reinforcement in filled rubber via strain-induced crystallisation”
Tomohiro Miyata, Daisuke Watanabe, Shusuke Kanomi, Kai Chen, Wakana Miyoshi,
Tatsuya Kikuchi, Takehiro Kitaura, Toshihiro Kawakatsu, and Hiroshi Jinnai*
Nature Communications
DOI:110.1038/s41467-025-63283-8
https://www.nature.com/articles/s41467-025-63283-8
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20250903-rubber/
◆陣内研究室(高分子物理化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/jinnai/
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12) 研究成果
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
電力ロスを大幅に低減! 革新的な鉄系磁性材料を開発
~新たな組織と磁化制御技術で実現 次世代トランス・EV部品への
応用に期待~
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東北大学多元物質科学研究所の平本尚三研究員、岡本聡教授、小野暢久博士
課程学生らの研究グループは、鉄系の軟磁性アモルファスリボンに新たなナノ
組織・磁区構造の制御技術を導入し、電力損失を従来比で50%以上削減するこ
とに成功しました。特に、次世代高周波トランスや電気自動車の駆動用電源回
路などで求められる数十キロヘルツの高周波領域で高性能を発揮し、電動機器
の省エネ化やカーボンニュートラル実現への貢献が期待されます。

論文情報:
“Ultra-Low Core Loss in Fe-enriched Soft Magnetic Ribbons Enabled by
Nanostructure and High-Frequency Domain Engineering”
Ravi Gautam, Shozo Hiramoto, Nikita Kulesh, Hiroaki Mamiya, Satoshi Okamoto,
Nobuhisa Ono, Takeshi Ogasawara, Tadakatsu Ohkubo, Hossein Sepehri-Amin
Nature Communications
DOI:10.1038/s41467-025-63139-1
https://doi.org/10.1038/s41467-025-63139-1
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20250904-magnetic/
◆岡本研究室(ナノスケール磁気機能研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/okamoto/
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13) 研究成果
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
藻類の太陽光エネルギーの高効率な伝達状態を解明
~巨大タンパク質複合体の単離と光エネルギー移動の詳細~
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東北大学多元物質科学研究所の米倉功治グループディレクター(最先端研究
プラットフォーム連携(TRIP)事業本部理研-JEOL連携プロジェクト副プロジ
ェクトディレクターらの研究グループは、太陽光エネルギーを高効率で吸収す
る藻類の光捕集タンパク質複合体「フィコビリソーム(PBS)」と水を分解し
て酸素を発生する膜タンパク質複合体「光化学系Ⅱ(PSⅡ)」が相互作用した
フィコビリソームー光化学系Ⅱ(PBS-PSⅡ)超複合体の調製法を確立し、その
全体構造の評価と、フィコビリソームからPSⅡへの光エネルギー伝達の速度と
経路を明らかにしました。

論文情報:
“Preparation, structural characterization, and ultrafast energy transfer
dynamics of the phycobilisome-photosystem II megacomplex
in a thermophilic cyanobacterium”
Keisuke Kawakami, Miki Bandou-Uotani, Masatoshi Kida, Yoshiharu Kato,
Yuma Hirota, Yuu Hirose, Daisuke Kosumi, Koji Yonekura
Plant and Cell Physiology
DOI:10.1093/pcp/pcaf076
https://doi.org/10.1093/pcp/pcaf076
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20250910-pbs/
◆米倉研究室(生物分子機能計測研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yonekura/
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14) 研究成果
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
ひずみで強く光る 鉛フリー新材料の発光メカニズムを解明
~インフラの老朽化をモニタリングするセンサなどの開発指針に~
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東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センターの二宮翔助教と
西堀麻衣子教授らの研究グループは、特定の組成でML強度が異常に増強される
鉛フリーの新しい多機能材料であるプラセオジム添加ニオブ酸リチウムナトリ
ウムに着目し、これまで謎だった強い発光のメカニズムを原子レベルで初めて
解明しました。
大型放射光施設を用いて精密な分析を行った結果、材料の結晶構造が変化す
る境界領域(モルフォトロピック相境界:MPB) に生じる原子配列の特殊なゆ
がみと、意図的に導入される酸素欠陥が相乗的に作用し、発光性能を飛躍的に
向上させていることを突き止めました。本研究成果は、橋梁などのインフラの
劣化を可視光で診断する超高感度センサや、自己発電型のウェアラブルデバイ
スなど、未来のスマート社会を実現する高性能な多機能材料の設計に新たな道
を開くと期待されます。

論文情報:
“Atomic-Level Insights into Morphotropic Phase Boundary Effects on
Mechanoluminescence in Li1-xNaxNbO3:Pr Multi-Piezo Materials”
Kakeru Ninomiya, Chao-Nan Xu, and Maiko Nishibori
ACS Applied Electronic Materials
DOI:10.1021/acsaelm.5c01268
https://doi.org/10.1021/acsaelm.5c01268
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20250916-atomic/
◆西堀研究室(高分子ハイブリッドナノ材料研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/nishibori/
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15) 研究成果
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
コヒーレントX線により金属材料内部のナノ構造変化を“動画”で観察
~高性能材料開発に繋がる新手法~
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東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センターの高橋幸生教授
(理化学研究所 放射光科学研究センター イメージングシステム開発チーム
チームリーダー)らは、二宮翔助教、星野大樹准教授、西堀麻衣子教授らの研
究グループは、コヒーレントX線回折を用いる複数の手法を統合した新しい解
析フレームワークを構築しました。この手法を用いることにより、ナノメート
ル(nm、1 nmは10億分の1 m)からマイクロメートル(μm、1 μmは100万分の
1 m)にわたる空間スケールと、数秒から数時間にわたる時間スケールで、析
出物の生成・成長・粗大化という一連のプロセスを鮮明に捉えることに成功し
ました。今回の成果は金属材料にとどまらず、高分子材料、触媒・電池材料な
ど、多様な用途の物質内部で生じる動的現象の解明に応用可能な汎用的フレー
ムワークとして期待されます。

論文情報:
“Spatiotemporal Mapping of Alloy Mesostructure Dynamics via Multimodal
Coherent X-ray Diffraction Imaging”
Shuntaro Takazawa, Kakeru Ninomiya, Minh-Quyet HA, Tien-Sinh VU,
Yuhei Sasaki, Masaki Abe, Hideshi Uematsu, Naru Okawa, Nozomu Ishiguro,
Kyosuke Ozaki, Takaki Hatsui, Taiki Hoshino, Maiko Nishibori, Hieu-Chi DAM,
and Yukio Takahashi*
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America
DOI:10.1073/pnas.2513369122
https://doi.org/10.1073/pnas.2513369122
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20250916-x-ray/
◆髙橋(幸)研究室(放射光可視化情報計測研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/takahashi-y/html/
◆西堀研究室(高分子ハイブリッドナノ材料研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/nishibori/
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16) お知らせ
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JASIS2025に出展しました
◇◆◇━━━━━━━━━━━◇◆
2025年9月3日(火)~5日(金)に幕張メッセで開催された「JASIS2025」へ、
ブース出展を行いました。
展示ブースでは、最新成果「液液相分離からのアミロイド核生成の定量」「応
答挙動に基づくシングルチャンネル-マルチセンシング材料の開発」をご紹介、
2024年に発足した「ソフトマテリアル研究センター」から、その活動内容とク
ライオ電子顕微鏡の学外からの利用方法をご案内、民間企業が大学内に設置す
る研究・情報収集・人材教育の拠点「共創研究所」の実例として「日本電子×
東北大学 高度マテリアル分析共創研究所」など、多元研の英知と技術、産学
連携の取り組みを紹介しました。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20250910-jasis2025-report/
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17) お知らせ
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夏休み大学探検を実施しました
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2025年8月5日、夏休み大学探検「“ナノ”って何なの? ~おどろきの金
ナノ粒子~」「ウンチでオスメスがわかるってホント!? 粉とフンの科学」
を実施しました
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20250917-tanken/
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
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18) お知らせ
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
第25回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会を開催しました
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2025年9月24日(水)、片平さくらホールにおいて「第25回 東北大学多元物質
科学研究所研究発表会」を開催し、多元研内外から192名の参加者を集めました。
今年度も多友会と合同で開催しました。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20250929a/
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19) お知らせ
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2025年度「籏野奨学基金」、「科学計測振興基金」、
「多元物質科学研究所所長賞」授賞式を行いました
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2025年9月24日、片平さくらホールにおいて「籏野奨学基金」第20回多元物質
科学研究奨励賞、「科学計測振興基金」科学計測振興賞・多元物質科学奨励賞、
「多元物質科学研究所所長賞」の授賞式を行いました。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20250929b/
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20) お知らせ
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インタビュー記事が「CEMEDINE Style」に掲載されました
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陣内浩司教授のインタビュー記事が、2025年08月08日付で「CEMEDINE
Style」に掲載されました。2024年3月11日にプレスリリースされた、陣内教授
らの共同研究成果「接着と剥離のメカニズムを計測と計算の融合で分子レベル
から解明」に関して分かりやすく紹介されていますので、是非ご覧ください。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20250922/
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
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21) お知らせ
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広報誌「Science Adventure vol.3」が発行されました
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広報誌「Science Adventure」のvol.3が発行されましたので、
ぜひご覧ください。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/wp-content/uploads/2025/09/Science_Adventure-vol.3.pdf
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とある国の不思議 ~その2~
前号で紹介した一族は、他の先住民たちと違い、牛の皮を柔らかくなめした
靴というよりは靴下のようなものを履いているが、これが足袋にとても似てい
る。さらにこの国には梅干しがある。いたるところで梅干しを見ることができ
るが、味も日本の梅干しにとてもよく似ている。
これらのことが支倉常長の一行と関係があるかはわからないが、彼らが残し
たものが何世紀にも伝えられたのでは・・・と考えると楽しくなる。
次号へ続く
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◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
メールマガジンに掲載させていただける情報をお待ち致しております。
登録・変更・削除は、こちらからお願いいたします。
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_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室
_/ tagen-news[at]tumail.tohoku.ac.jp
_/ ([at]を@に置き換えてください)
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