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   ★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2024年6月号 No.227 ━━━

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 毎回HOTな情報をお届けいたします。

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 ~ 目次 ~

1) 行事予定 — [7/5, 7/12, 7/19, 7/26, 8/2 開催]
      令和6年度 みやぎ県民大学開放講座「生命と化学の接点」

2) 受賞報告 — 「日本顕微鏡学会学会賞(瀬藤賞)」を受賞

3) 受賞報告 — 第16回ナノ構造エピタキシャル成長講演会「研究奨励賞」を受賞

4) 受賞報告 — 第12回東北大学金属材料研究所 研究部共同利用・共同研究
      若手萌芽研究「最優秀賞」を受賞

5) 受賞報告 — 2023年度「大阪ニュークリアサイエンス協会賞」を受賞

6) 受賞報告 — 日本顕微鏡学会「奨励賞」を受賞

7) 受賞報告 — 第40回強誘電体会議「優秀発表賞」を受賞

8) 受賞報告 — 第24回日本蛋白質科学会年会「若手奨励賞」を受賞

9) 受賞報告 — 資源・素材学会 東北支部 春季大会「優秀発表賞(銀賞)」を受賞

10) 研究成果 — 安定して存在するトポロジカルなキラル量子細線を発見
      ~量子ビットや高効率太陽電池への応用に期待~

11) 研究成果 — 生きた細胞内のタンパク質シグナルを
      光と特殊な分子で自在に操作する技術
      ~マイトファジーの分子機構の理解に貢献~

12) お知らせ — 「透過型電子顕微鏡」と「表面電子顕微鏡」が
      日本顕微鏡学会「顕微鏡遺産」に認定

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   1) 行事予定
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    令和6年度 みやぎ県民大学開放講座「生命と化学の接点」
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 2024年7月5日~8月2日の毎週金曜日、午後2時~4時、令和6年度 みやぎ県民
大学開放講座を開講します。
 近年、生命科学に関する研究が飛躍的にすすみ、分子レベルにおける詳細な
解明がすすんできました。
 本講座では生体成分である核酸、タンパク質に焦点を絞り、生命科学と化学
の接点をテーマに最新の研究をわかりやすく説明します。

日時: 7/5(金)、7/12(金)、7/19(金)、7/26(金)、8/2(金)
   各14:00~(全5回)
会場: 東北大学多元物質科学研究所 南総合研究棟2, 1階 大会議室
定員:50名(18 歳以上の宮城県民の方が対象です。)
受講料:無料
事前申込:はがき、FAX、申込フォームより
申込〆切:本日 2024年6月28日(金)まで

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_event/20240527-2/

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   2) 受賞報告
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    「日本顕微鏡学会学会賞(瀬藤賞)」を受賞
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 米倉功治教授が、日本顕微鏡学会学会賞(瀬藤賞)を受賞しました。

受賞題目:
「クライオ電子顕微鏡による生体分子構造解析技術の開発と応用」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20240618/

◆米倉研究室
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yonekura/

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   3) 受賞報告
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    第16回ナノ構造エピタキシャル成長講演会「研究奨励賞」を受賞
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 秩父研究室の嶋紘平准教授が、第16回ナノ構造エピタキシャル成長講演会
「研究奨励賞」を受賞しました。

受賞題目:
「Mgイオン注入GaNにおける空孔型欠陥のルミネッセンス評価」

◆詳しくは下記をご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/chichibu/news/62/

◆秩父研究室(量子光エレクトロニクス研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/chichibu/html/index-j.html

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   4) 受賞報告
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    第12回東北大学金属材料研究所 研究部共同利用・共同研究
    若手萌芽研究「最優秀賞」を受賞
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 笠井研究室の岡弘樹講師が、第12回東北大学金属材料研究所 研究部共同利用・
共同研究 若手萌芽研究「最優秀賞」を受賞しました。

受賞題目:
「多孔質材料のガス吸着機構の解明と温室効果ガスの選択的吸着材の創製」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20240531/

◆笠井研究室(有機・バイオナノ材料研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kasai/

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   5) 受賞報告
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    2023年度「大阪ニュークリアサイエンス協会賞」を受賞
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 笠井研究室の岡弘樹講師が、2023年度「大阪ニュークリアサイエンス協会賞」を
受賞しました。

受賞題目:
「高分解能パル ス冷中性子分光器による水クラスターのダイナミクスの解明」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20240611/

◆笠井研究室(有機・バイオナノ材料研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kasai/

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   6) 受賞報告
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    日本顕微鏡学会「奨励賞」を受賞
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 陣内研究室の宮田智衆講師が、日本顕微鏡学会「奨励賞」を受賞しました。

受賞題目:
「透過型電子顕微鏡を用いた高分子材料の微視的変形挙動に関する研究」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/jinnai/news/1454/

◆陣内研究室(高分子物理化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/jinnai/

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   7) 受賞報告
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    第40回強誘電体会議「優秀発表賞」
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 津田研究室の森川大輔助教が、日本誘電体学会 第40回強誘電体会議
「優秀発表賞」を受賞しました。

受賞題目:
「BaTiO3の90度ドメイン壁における分極の空間変化の直接観測」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20240617/

◆津田研究室(ナノ電子プローブ回折計測研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/tsuda/

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   8) 受賞報告
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    第24回日本蛋白質科学会年会「若手奨励賞」を受賞
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 南後研究室の藤原孝彰助教が、日本蛋白質科学会 第24回日本蛋白質科学会年会
「若手奨励賞」を受賞しました。

受賞題目:
「Structure analysis of diterpene cyclase CotB2 at ambient temperature」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20240617-2/

◆南後研究室(量子ビーム構造生物化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/nango/html/

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   9) 受賞報告
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    資源・素材学会 東北支部 春季大会「優秀発表賞(銀賞)」を受賞
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 小俣研究室の茂田井大輝さんが、資源・素材学会 東北支部 春季大会
「優秀発表賞(銀賞)」を受賞しました。

受賞題目:
「金属ターゲットと硫黄プラズマを用いた反応性スパッタリングによる
CuxS・ZnS・SnS・WS2薄膜の作製」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20240624/

◆小俣研究室(原子空間制御プロセス研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/omata/

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   10) 研究成果
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    安定して存在するトポロジカルなキラル量子細線を発見
    ~量子ビットや高効率太陽電池への応用に期待~
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 東北大学らの研究グループは、ガスクラスターイオンビーム(GCIB)と高輝
度放射光を用いた実験と理論計算により、 テルルの量子細線が1次元トポロジ
カル絶縁体であることを明らかにしました。この成果は、バルク結晶(3次元)
や薄膜 (2次元)形状をした既存のトポロジカル絶縁体とは異なる性質が期待
される1次元トポロジカル絶縁体の基礎研究の進展に加えて、 量子ビット(量
子コンピュータ)や高効率太陽電池などの実現に道を拓くものです。

論文情報:
“Observation of edge states derived from topological helix chains”
Kosuke Nakayama*, Atsuya Tokuyama, Kunihiko Yamauchi, Ayumi Moriya,
Takemi Kato, Katsuaki Sugawara, Seigo Souma, Miho Kitamura, Koji Horiba,
Hiroshi Kumigashira, Tamio Oguchi, Takashi Takahashi, Kouji Segawa,
and Takafumi Sato
*責任著者:東北大学大学院理学研究科 助教 中山耕輔
Nature
DOI:10.1038/s41586-024-07484-z
https://doi.org/10.1038/s41586-024-07484-z

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20240606/

◆組頭研究室(ナノ機能物性化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kumigashira/html/

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   11) 研究成果
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    生きた細胞内のタンパク質シグナルを光と特殊な分子で
    自在に操作する技術
    ~マイトファジーの分子機構の理解に貢献~
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 東北大学多元物質科学研究所の小和田俊行准教授、水上進教授らの研究グル
ープは、光で色や構造が変化するフォトクロミック化合物と呼ばれる分子を用
いて、生きた細胞内の蛋白質の局在を迅速かつ定量的に操作する技術を開発し、
マイトファジーの分子機構の解明のために応用しました。本研究成果は、パー
キンソン病などの神経変性疾患をはじめとする様々な疾患の機構解明につなが
ることが期待されます。

論文情報:
“Quantitative Control of Subcellular Protein Localization with
a Photochromic Dimerizer”
Takato Mashita, Toshiyuki Kowada, Hayashi Yamamoto, Satoshi Hamaguchi,
Toshizo Sato, Toshitaka Matsui, and Shin Mizukami*
Nature Chemical Biology
DOI:10.1038/s41589-024-01654-w
https://doi.org/10.1038/s41589-024-01654-w

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20240618/

◆水上研究室(細胞機能分子化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/mizukami/

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   12) お知らせ
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    「透過型電子顕微鏡」と「表面電子顕微鏡」が
    日本顕微鏡学会「顕微鏡遺産」に認定
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 2024年6月4日、東北大学多元物質科学研究所が所蔵する「透過型電子顕微鏡」
と「表面電子顕微鏡」が、公益社団法人日本顕微鏡学会第1回「顕微鏡遺産」に
認定されました。

「顕微鏡遺産」は、公益社団法人日本顕微鏡学会が創立75周年を記念して新た
に導入した認定制度で、顕微鏡学の発展に大きく貢献したエポックメーキング
な技術や製品を文化遺産として後世に伝えることを目的としています。

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20240610/

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       言葉の由来 花札からできた言葉 その2

 「思案六法」という言葉も花札からできた言葉です。どうしたらいいのか
大いに悩む時、正にこれがぴったりの言葉です。
もともとは、自分の手札が最高の手に近づいたとき、あと一枚を引いて勝負
をするか、引かずに勝負をするか、とても悩んでいる様子のことをいいます。

皆さまも今までに悩みに悩んで出した結論があると思います。後にその時を
振り返り、楽しい思い出となるといいですね。

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  _/   発行元:
  _/      東北大学多元物質科学研究所
  _/      広報情報室 022-217-5198
  _/      network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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