メールマガジン 2018年 8月号
━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆ ━━━━━━━━━━━━━━
★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018年8月号 No.157 ━━━
このメールはメールマガジン希望登録者様に送らせて戴いております。
多元研が関わる学会、研究発表会・シンポジウム、その他、
毎回HOTな情報をお届けいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~ 目次 ~
2)行事予定 — NCTU-5Star Alliance Lectures 2018
3) 研究成果 — X線自由電子レーザー照射によるプラズマ生成機構を解明
4)研究成果 — ホウ素の分析強度を3倍以上に高めることに成功
5)受賞報告 — 5th CWRU-TOHOKU Joint Wrokshopでポスター賞
6)ニュース — MaSC 技術交流会″Real Exchange″が開催されました
7)ニュース — 次世代放射光施設計画 紹介01(光の科学史 編)を公開
8)ニュース — ″5th CWRU-Tohoku Joint Workshop″ 開催
10)メディア情報 — 「ディラック線ノードの直接観測に成功 ートポロジカル
量子コンピューター基盤物質を発見ー」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1) 行事予定
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
第7回アライアンス技術支援シンポジウム
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
2018年11月1日(木)~2日(金)に、第7回アライアンス技術支援シンポジウムを
東北大学 片平キャンパスさくらホールと多元物質科学研究所で開催します。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/tech/news/130/
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2) 行事予定
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
NCTU-5Star Alliance Lectures 2018
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
2018年9月17日(月)~12月17日(月)、台湾の国立交通大学において、”NCTU – 5Star
Alliance Lectures 2018″ を実施します。”NCTU – 5Star Alliance Lectures
2018″ は、台湾の国立交通大学 創発機能物質科学研究センター、アカデミアシニカ
応用科学研究センターと共同で実施する初めての試みで、物質・デバイス領域共同
研究拠点に参画する5つの研究所、北海道大学電子科学研究所、東北大学多元物質
科学研究所、東京工業大学化学生命科学研究所、大阪大学産業科学研究所、九州
大学先導物質化学研究所に所属するトップクラスの教授らが講師を務めます。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
http://five-star.tagen.tohoku.ac.jp/news/event/detail.php?id=403
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3) 研究成果
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
X線自由電子レーザー照射によるプラズマ生成機構を解明
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
東北大学多元物質科学研究所上田潔教授・福澤宏宣助教のグループ、京都大学
大学院理学研究科永谷清信助教のグループ、ドイツのハイデルべルグ大学のロー
レンツ・セダーバウム教授のグループ、広島大学大学院理学研究科和田真一助教
のグループ、理化学研究所放射光科学研究センターXFEL研究開発部門ビームライ
ン研究開発グループ矢橋牧名グループディレクター及び高輝度光科学研究センタ
ーXFEL利用研究推進室先端光源利用研究グループ実験技術開発チーム登野健介チ
ームリーダー等による合同研究チームは、X線自由電子レーザー(XFEL)施設
SACLAから供給される非常に強力なX線の照射によって、物質からプラズマが誕生
する瞬間を捉えることに成功しました。
論文情報:
″Following the birth of a nanoplasma produced by an ultrabrief hard-x-ray
laser in xenon clusters″
Yoshiaki Kumagai, Hironobu Fukuzawa, Koji Motomura, Denys Iablonskyi,
Kiyonobu Nagaya, Shin-ichi Wada, Yuta Ito, Tsukasa Takanashi, Yuta Sakakibara,
Daehyun You, Toshiyuki Nishiyama, Kazuki Asa, Yuhiro Sato, Takayuki Umemoto,
Kango Kariyazono, Edwin Kukk, Kuno Kooser, Christophe Nicolas, Catalin Miron,
Theodor Asavei, Liviu Neagu, Markus Schoffler, Gregor Kastirke, Xiao-jing Liu,
Shigeki Owada, Tetsuo Katayama, Tadashi Togashi, Kensuke Tono, Makina Yabashi,
Nikolay V.Golubev, Kirill Gokhberg, Lorenz S. Cederbaum, Alexander I. Kuleff,
and Kiyoshi Ueda
Physical Review X8, 031034(2018)
DOI:10.1103/PhysRevX.8.031034
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20180803/
◆メディア情報
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_media/20180810_2/
◆電子分子動力学研究分野(上田研究室)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/ueda/
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4) 研究成果
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
ホウ素の分析強度を3倍以上に高めることに成功
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
東北大学多元物質科学研究所 先端計測開発センター教授の寺内正己ならびに
助教の羽多野忠、量子科学技術研究開発機構客員研究員の小池雅人、株式会社
島津製作所、日本電子株式会社は、電子顕微鏡用軟X線発光分光器(SXES) を改良し、
ホウ素の分析強度を3倍以上に高めることに成功しました。
◆詳しくは、こちらをご覧ください
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20180809/
◆メディア情報
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_media/20180810/
◆先端計測開発センター電子回析・分光計測研究分野(寺内研究室)
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/terauchi/index-j.html
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5) 受賞報告
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
5th CWRU-TOHOKU Joint Wrokshopでポスター賞
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
水野敬太さん(M1)が5th CWRU-TOHOKU Joint Wrokshopにおいてポスター賞を受賞しました。
題目:
Operando Investigation on Electrochemical Reaction in a Mixed Conducting
Solid Oxide Fuel Cell Cathode
◆詳しくは、こちらをご覧ください
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/amezawa/news_award/20180816/
◆固体イオニクス・デバイス研究分野(雨澤研究室)
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/amezawa/index-j.html
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6) ニュース
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
MaSC 技術交流会″Real Exchange″が開催されました
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
2018年7月24日、金属材料研究所講堂において、第4回MaSC技術交流会
″Real Exchange″が開催されました。MaSCセンター長の大林茂教授による開会
挨拶に続いて、オーガナイザーを務めた多元物質科学研究所所長の村松淳司が
「産学連携の”芽”を育てていきたい」と話しました。続いて、科学ジャーナ
リストの山根一眞氏による特別講演が行われました。「イノベーションをもた
らす科学技術の原点は「よく見ること」東北放射光計画 SLiT-Jへの期待 私の
30年におよぶ取材記録から」と題して、ご自身が実際に取材した小惑星探査機や
テラヘルツなどさまざまな”見る”技術を紹介し、東北大学に建設される
「放射光施設」への大きな期待についても触れました。
◆詳しくは、こちらをご覧ください
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20180810/
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7) ニュース
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
次世代放射光施設計画 紹介01(光の科学史 編)を公開
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
◆詳しくは、こちらをご覧下さい。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/disclosure/movies.html#pj
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
8) ニュース
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
″5th CWRU-Tohoku Joint Workshop″ 開催
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
2018年8月2日、3日の2日間にわたって、Case Western Reserve University(CWRU)と
東北大学(TU)との第5回ジョイントワークショップが開催され、8月2日には、
片平さくらホールにおいて招待講演とポスター発表が行われ、128名が参加しました。
◆詳しくはこちらをご覧下さい。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20180807/
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
9) ニュース
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
夏休み大学探検2018
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
2018年8月8日、多元研において、夏休み大学探検2018を実施し、仙台市内の
中学生5名が参加しました。
今回は、生命機能制御物質化学研究分野の和田健彦教授が「魅力的な光の世界を
覗いてみよう!~不思議な光の魅力、そして自然に優しいモノづくり~」と題して、
講義と実験を行いました。
◆詳しくはこちらをご覧下さい。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20180808/
◆生命機能制御物質化学研究分野(和田究室)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/wada/
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10) メディア情報
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
「ディラック線ノードの直接観測に成功
-トポロジカル量子コンピューター基盤物質を発見-」
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
米国物理学会誌 Physical Review B の速報注目論文 (Rapid Communication &
Editors’ suggestion)に選ばれ、2018年7月17日(米国東部時間)にオンライン
公開された。
◆詳しくはこちらをご覧下さい。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_media/20180806/
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
11) メディア情報
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
村松淳司教授の活動について
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
多元物質科学研究所所長の村松淳司教授が、2018年7月29日宮城県大崎市内で
開催された、2020年東京オリンピックに向けた「都市ボランティア」の説明会に
登壇し、ボランティアの魅力についてお話ししました。説明会の様子がメディア
で取り上げられましたので、ぜひ、ご覧ください。
◆詳しくはこちらをご覧下さい。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_media/20180730/
◆ハイブリッドナノ粒子プロセス研究分野(村松研究室)
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/muramatsu/
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
7月23日(月)に多元物質科学研究所「技術室研修」が開催され、47名が参加しま
した。開会の挨拶では柳田里見室長が「世の中でどのような研究がされている
のかを私たち技術者が知ることで、研究者に技術を提供できるようになります」と、
述べました。
初めに、柴田浩幸教授が「材料製造プロセスと高温物性 -凝固、介在物、伝熱-」
と題し講演を行い、非金属介在物による鋼の特性向上/劣化などについて解説しました。
続いて、笠井均教授が「次世代ナノ薬剤の創製に向けた挑戦」と題して講演を行い、
ナノ薬剤によるナノ抗癌薬・ナノ点眼薬の活性試験などについて解説しました。
最後に、齋藤忠夫_東北大学名誉教授が「日本が世界に誇れる機能性ヨーグルトの
研究開発」と題して講演を行い、ヨーグルトに含まれる乳酸菌による免疫向上などに
ついて解説しました。ヨーグルトを食べることによって内臓脂肪の減少・大腸がん防止・
アレルギー症状の軽減が期待される製品が既に市場に出回ってしますが、更に研究
開発が進められ、潰瘍性大腸炎や鬱病を予防/治療するヨーグルトの出現も期待されて
います。
質疑応答では、ヨーグルトによる骨粗鬆症の治療についてなどの様々な質問があり、
先生方はひとつひとつ丁寧に答えました。
柳田里見室長 柴田浩幸教授 笠井均教授
齋藤忠夫 東北大学名誉教授
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
メールマガジンに掲載させていただける情報をお待ち致しております。
登録・変更・削除は、こちらからお願いいたします。
↓ ↓ ↓
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/information/mailmagazine.html
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
_/
_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
_/
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/