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お知らせ
第22回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会を開催しました

 2022年12月8日(木)~9日(金)の2日間、片平さくらホールにおいて「第22回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会」を開催し、多元研内外から252名の参加者を集めました。昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の施された会場への参加者は少人数に制限し、オンライン開催を併用して行いました。

 8日の午前中には、区分A、Bと2回に分けて「多元物質科学研究所所長賞」の応募者31名を含む合計55名がオンラインでポスターセッションを行い、活発なやり取りが見られました。
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                 ポスターセッションの様子

 午後からは、はじめに多元研の寺内正己 所長より本研究発表会の概要について説明があり、「貴重な機会ですので、講演の先生方の研究発表から多くのものを学び、みなさんの研究に役立ててください」と、挨拶がありました。
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        寺内 正己 所長               佐藤 卓 実行委員長

 客員教授特別講演では、馬場嘉信 先生(名古屋大学 大学院工学研究科 教授)より「ナノバイオAIデバイスと量子生命科学が拓く未来医療」と題して、今中信人 先生(大阪大学 大学院工学研究科 教授)より「希土類酸化物の機能性材料への展開 ー環境触媒編ー」と題して、山内和人 先生(大阪大学 大学院工学研究科 教授)より「X線集光で10ナノメートルの壁を超える」と題して、加藤之貴 所長(東京工業大学 科学技術創成研究院ゼロカーボンエネルギー研究所 所長)より「グリーン・トランスフォーメーションに向けた鉄鋼業の将来ビジョン」と題してご講演いただきました。
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        馬場 嘉信 先生                  今中 信人 先生

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        山内 和人 先生                  加藤 之貴 所長

 9日には、「籏野奨学基金」、「科学計測振興基金」、「多元物質科学研究所所長賞」の授賞式が開催され、続いて新任教授講演・外国人客員教授特別講演が行われました。米倉功治 教授(生物分子機能計測研究
分野)が「クライオEMの高度解析」と題して、Richard Dronskowski 客員教授が「The Crystal Structure of Carbonic Acid」と題して講演しました。
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        米倉功治 教授               Richard Dronskowski 客員教授

関連リンク:
第22回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会ウェブサイト
第22回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会授賞式