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お知らせ
みやぎ県民大学開放講座にて三浦和浩技術専門員が講演、閉講式を開催しました

20170728_7253 7月28日、平成29年度多元物質科学研究所 みやぎ県民大学「ミクロの世界を測る、見る、操る」第4回講座を開講しました。三浦和浩技術専門員が「ミクロの世界を調べる加工技術」と題して講演し、17名の受講生が参加しました。
 多元研では、総勢60名の技術職員が活躍しています。光器械工場、機械工場、ガラス工場に所属する20名の技術スタッフは、多元研の教員や研究者らが、最先端の研究や実験のために考案した実験機器やガラス機器などを、様々な加工機器を駆使して製作しています。加工機器や、実際に作成した実験機器などの写真を紹介しながら、どんな設備があるのか等について、分かりやすく解説しました。
 講演後には、光器械工場、機械工場、ガラス工場を訪問しました。それぞれ機器を操作して作業する様子や、細やかな手作業による仕上げ加工の様子を見学したり、立体的な設計図を見せてもらったりしました。ガラス工場では、複雑な形状の実験器具をどうやって作るのか説明を受けながら、実際につくるところを見学しました。参加した受講生は、作業する技術職員の手元を、興味深そうに覗き込んだり、部品を触らせてもらったりしながら、「何をつかって研磨しているの?」「何年くらい修行したら上手になるの?」「設計はどうやっているの?」などと、様々な質問を投げかけ、担当の技術職員がひとつひとつに答えました。

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 見学終了後には閉講式を開催し、3回以上の講座に出席した19名の受講生に、多元物質科学研究所の村松淳司所長より修了証を授与しました。
 最後に、村松所長が「様々なテーマで、今後も継続して開催していきますので、是非また参加してください」と閉講の言葉を述べ、4回にわたって開催した県民大学を締めくくりました。

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関連リンク:
みやぎ県民大学開放講座「ミクロの世界を 測る, 見る, 操る」
第1回講座 「ミクロの世界で速度を測る」(2017/7/7)報告
第2回講座「ミクロの世界の構造を見る」(2017/7/14)報告
第3回講座「ミクロの世界の構造を操る」(2017/7/14)報告