メールマガジン 2023年6月号
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★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2023年6月号 No.215 ━━━
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毎回HOTな情報をお届けいたします。
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~ 目次 ~
1) 行事予定 — [7/16開催] 学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ 2023
2) 行事予定 — [7/26開催] GaNパワーデバイスセミナー
3) 受賞報告 — 第14回 助成研究成果表彰「技術委員長賞」を受賞
5) 受賞報告 — 2023年繊維学会年次大会「優秀口頭発表賞」を受賞
6) 研究成果 — DNA結合タンパク質が標的を探す仕組みを解明
~液―液相分離したDNA液滴中での追跡に成功~
7) 研究成果 — 軟組織も撮影できるX線位相イメージング法の高感度化に成功
~X線位相画像の感度増幅原理を考案・実証~
8) お知らせ — アルビ鉱山大学から、Ange Nzihou 教授らが来訪
10) お知らせ — 「多元研で活躍する女性研究者紹介」を公開
11) メディア情報 — 日刊工業新聞に研究紹介記事が掲載されました
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1) 行事予定
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学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ 2023
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日時:2023/7/16(日)9:00~16:00
場所:東北大学川内北キャンパス 講義棟B棟自習室 他
事前予約制の講座プログラムもあります。
申込期間:2023年07月05日(水) 09:00 ~ 2023年07月14日(金) 23:50
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/general/event/scienceday/2023/
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2) 行事予定
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GaNパワーデバイスセミナー
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本セミナーでは、GaNトランジスタの更なる進展を紹介し、キーテクノロジーの
1つであるMOS (Metal Oxide Semiconductor) 界面制御技術について概説する。
日時:2023/7/26(水)15:00~16:30
場所:多元研 西1号館2Fセミナー室
演題:GaNパワートランジスタの進展とMOS界面制御
講演者:名古屋大学特任教授・北海道大学名誉教授 橋詰 保 氏
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/chichibu/news_event/2023623/
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3) 受賞報告
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第14回 助成研究成果表彰「技術委員長賞」を受賞
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ナノ・マイクロ計測科学研究分野の玄大雄助教が、公益財団法人鉄鋼環境基金
第14回(2023年度)助成研究成果表彰「技術委員長賞」を受賞することが決まりました。
研究題目:「単一粒子分光分析による大気中の不均一光化学反応過程の動態解明」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/hibara/news_award/20230605/
◆ナノ・マイクロ計測科学研究分野
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/hibara/html/index.html
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4) 受賞報告
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高分子学会「高分子研究奨励賞」を受賞
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笠井研究室の小関良卓助教が、2022年度「高分子研究奨励賞」を受賞しました。
研究題目:「低分子集合型ナノ薬剤の創製とその機能」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kasai/news/1327/
◆笠井研究室(有機・バイオナノ材料研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kasai/
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5) 受賞報告
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2023年繊維学会年次大会「優秀口頭発表賞」を受賞
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陣内研究室の丸林弘典講師が、22023年繊維学会年次大会
「優秀口頭発表賞」を受賞しました。
研究題目:
「ナノ回折イメージングによる高分子の階層構造内部のラメラ晶の局所配向解析」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/jinnai/news_award/20230630/
◆陣内研究室(高分子物理化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/jinnai/
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6) 研究成果
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DNA結合タンパク質が標的を探す仕組みを解明
~液―液相分離したDNA液滴中での追跡に成功~
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東北大学多元物質科学研究所の鎌形清人准教授らの研究グループは、液-液
相分離して形成したDNA液滴を試験管内に再現し、4種類のDNA結合タンパク質が
長いDNAの中から標的を見つけ出す過程を調べました。その結果、DNA 結合タン
パク質は4種類ともDNA液滴内で速く動くときと遅く動くときがあること、そし
てタンパク質のDNA結合部位の数が増えると遅い動きの割合が増えることが分か
りました。これは、DNA液滴内でDNA結合タンパク質が標的を探索するときにDNA
の複数個所と同時に結合することを表しています。DNA結合タンパク質は複数の
DNA配列を同時に読み、効率的な標的探索を実現していると考えられます。
論文情報:
“Single-molecule characterization of target search dynamics of
DNA-binding proteins in DNA-condensed droplets”
Kiyoto Kamagata1,2,*, Ryo Kusano1,2, Saori Kanbayashi1, Trishit Banerjee1,2
and Hiroto Takahashi1
*責任著者:東北大学多元物質科学研究所 准教授 鎌形清人
所属:1東北大学多元物質科学研究所, 2東北大学大学院理学研究科化学専攻
Nucleic Acids Research
DOI:10.1093/nar/gkad471
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20230609/
◆高橋(聡)研究室(生命分子ダイナミクス研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/takahashi-s/
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7) 研究成果
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軟組織も撮影できるX線位相イメージング法の高感度化に成功
~X線位相画像の感度増幅原理を考案・実証~
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東北大学多元物質科学研究所の百生敦教授らの研究グループは、今回、X線位
相イメージング法に使われるX線透過格子の構造と配置方法を工夫し、撮影感度
を増幅する仕組みを考案・実証しました。考案した技術は、微細加工技術で製作
した放物線形状のX線透過格子を配置することで、被写体からのX線の屈折や散乱
の信号を光学的に増幅する仕組みに基づきます。X線位相イメージング法に関す
る世界屈指の経験と技術を有する東北大学と、X線透過格子製作における世界的
研究拠点であるカールスルーエ工科大学との国際共同研究によってはじめて実現
しました。将来、医用画像診断や非破壊検査への適用が期待されます。
論文情報:
“Parabolic gratings enhance the X-ray sensitivity of Talbot interferograms”
Pouria Zangi, Katsumasa Ikematsu, Pascal Meyer, Hidekazu Takano,
Yanlin Wu, Josephine Gutekunst, Martin Borner, Arndt Last, Jan G. Korvink,
and Atsushi Momose*
*責任著者:東北大学多元物質科学研究所 教授 百生敦
Scientific Reports
DOI:10.1038/s41598-023-36414-8
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20230628/
◆百生研究室(量子ビーム計測研究分野)
http://mml.tagen.tohoku.ac.jp/index.html
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8) お知らせ
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アルビ鉱山大学から、Ange Nzihou 教授らが来訪
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2023年6月2日、フランスのアルビ鉱山大学から、Ange Nzihou 教授、Elsa
Weiss-Holtara 助教、Francisco Javier Escudero Sanz 博士が来訪しました。
一行は、青葉山新キャンパスにて次世代放射光施設「ナノテラス」を見学して
から、多元物質科学研究所長の寺内正己教授を表敬訪問しました。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20230605/
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9) お知らせ
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北京科技大学代表団が多元研を訪問
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2023年6月7日、北京科技大学より、副学長の黄武南 教授、材料科学と工程
学院 副院長の曹文斌 教授、ハン文妥 教授、土木と資源工程学院の宋波 教授、
国際合作交流処 副処長の李宝メイ 教授、唐フゥイ 氏が来訪し、多元物質科
学研究所 所長の寺内正己 教授、東北大学副理事の村松淳司教授、多元物質科
学研究所 副所長の福山博之 教授、本間格 教授、蟹江澄志 教授、笠井均 教授、
植田滋 教授、殷シュウ 教授 と意見交換を行いました。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20230609/
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10) お知らせ
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「多元研で活躍する女性研究者紹介」を公開
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第3回目は、新規機能性物質の探索研究を行っている志村玲子准教授に、
研究者になったきっかけや研究のこと、ライフワークバランスなども伺い
ました。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/outline/diversity/researchers/simura.html
◆山根研究室(無機固体材料合成研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yamane/
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11) お知らせ
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日刊工業新聞に研究紹介記事が掲載されました
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2023年5月26日、日刊工業新聞に和田研究室の「高効率標的RNA切断機能付与
型次世代核酸医薬戦略」の紹介記事が掲載されました。ぜひ、ご覧ください。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/wada/news/1241/
◆和田研究室(生命機能制御物質化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/wada/
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◆多元研|新型コロナウイルス関連情報まとめ
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/tagen_covid19/
多元物質科学研究所の教職員、学生を対象とした新型コロナウイルスの
関連情報をまとめていますのでご覧ください。
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今月号から”世界の不思議”に焦点を当ててコラムを書いていこうと思います。
信じる信じないは読者様しだいです。
“世界の不思議” ~マヤのピラミッド~
ピラミッドの階段は、階級によって上る場所が決められています。マヤの
あるピラミッドの階段には「小さい人用」と書かれたものがあり、その反対
側には「大きい人用」と書かれたものがあります。「小さい人用」の段差は
我々人間が上れる高さですが、「大きい人用」の段差は高さが130cmほどに
なります。それだけ大きい人間が存在していたということでしょうか。
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◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
メールマガジンに掲載させていただける情報をお待ち致しております。
登録・変更・削除は、こちらからお願いいたします。
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_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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