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笠井研究室の学生にお話を伺いました

笠井研究室の学生にお話を伺いました

2025年6月、笠井研究室の石川朋佳さん(修士課程1年)に研究生活などのお話しを伺いました。
浦和第一女子高等学校(埼玉県)出身

Q1:どのようにして研究室を決めましたか?

 大学3年生のときに、友人から片平キャンパスにバイオ系で製薬をやっている研究室があると教えてもらったのがきっかけです。当時は青葉山キャンパスで授業を受けていたので、片平にどんな研究室があるのか知りませんでした。見学させていただいたら、笠井先生の人柄や研究室の雰囲気がすごく良かったので、決めました。

Q2:どんな研究をしていますか?

 「薬」をテーマにした研究をやりたいと話したら、先生が「抗菌薬」のテーマを提案してくださいました。薬といっても薬剤ではなく、太陽光などの光を当てると殺菌できる物質を発生する光触媒という物質の研究をしています。基本的には、1人で実験することが多いのですが、研究室の先輩や先生方が手厚くサポートしてくださいます。週3回くらいは時間をとってくだって、進捗の確認や学会発表の資料の相談などさせてもらっています。

Q3:大学院へ進学を決めた理由は何ですか?

 中学生の頃から、製薬メーカーに就職したいと思っていました。製薬メーカーの研究開発職は、修士課程修了以上の学位がないと採用されないということを知ったので、その頃から大学院へ行くことを決めていました。

Q4:オフタイムは何をしていますか?

 あまり家でのんびりすることはなくて、外に出かけるのが好きです。土日はアルバイトしたり、買い物に出かけたりしています。研究室から離れた環境に身を置くことでリフレッシュもできます。

Q5:これからの進路はどのように考えていますか?

 中学生の頃から、副作用のない薬を作りたいと思っていたのですが、最近は少し視野が広がって、製薬にこだわらず、人のためになるものの研究開発に携われたらいいなと思っています。

笠井研究室(有機・バイオナノ材料研究分野)
学生インタビュー(茂田井さん)

取材日:2025年6月