メールマガジン 2016年 7月号
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★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016/ 7月号 No.132 ━━━
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~ 目次 ~
1)行事予定 — ベースメタル研究ステーションワークショップ
2)行事予定 — 附置研究所間アライアンス環境エネルギー 物質・デバイス・プロセス グループ(G2)」分科会
3)行事予定 — CWRU-TU 3rd Joint workshop
4)研究成果 — 導電性・耐食性に優れた大表面積スポンジ状グラフェンの開発に成功
5) 研究成果 — JJAP 2016 Spotlights
7)行事報告 — 学都「仙台・宮城」サイエンスデイ 2016
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1) 行事予定
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ベースメタル研究ステーションワークショップ
日韓の鉄鋼プロセス研究における最新動向
Recent progress of iron & steel making process in Korea and Japan
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多元物質科学研究所ベースメタル研究ステーションが今年度2回目のワー
クショップを開催いたします。
日時:2016年8月3日(水)15:20~17:25
場所:東北大学片平キャンパス 多元研事務棟2F大会議室
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
主催:多元物質科学研究所ベースメタル研究ステーション
共催:日本鉄鋼協会東北支部
****プログラム****
15:20-15:30 Opening Address
Tohoku University, Assoc. Prof. Shigeru UEDA
15:30-15:55 Activation energy during melt crystallization of mold
fluxes
POSTECH, Prof. Jung Wook CHO
15:55-16:20 Effect of hydrogen enrichment on slag-metal separation
in blast furnace
Korea University, Prof. Joonho LEE
16:35-17:00 Effect of Interfacial Tension on the Droplet Formation
by Bubble Rupture in Sn/Sn-Te and Salt System
Chosun University, Assis. Prof. Sun-Joong KIM
17:00-17:25 Contribution of mineralogical phases as fertilizer made
of steelmaking slag
Tohoku University, Assis. Prof. Xu GAO
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◆問合わせ先等、詳しくはこちらをご覧ください。
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2) 行事予定
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附置研究所間アライアンス
「環境エネルギー 物質・デバイス・プロセス グループ(G2)」分科会
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多元物質科学研究所が参画する附置研究所間アライアンスの「環境エネル
ギー 物質・デバイス・プロセスグループ(G2)」が分科会を開催します。
日時: 8月5日(金) 13:30~17:00
8月6日(土) 9:30~12:00
※発表人数により予定変更の可能性があります。
場所:東京工業大学田町キャンパスCIC
8月5日(金)国際会議室
8月6日(土)多目的室1-4
http://www.tamachi.jim.titech.ac.jp/cic/cic_access.html
会費:懇親会費 6000円
◆申し込み方法等、詳しくはこちらをご覧ください。
http://five-star.tagen.tohoku.ac.jp/news/event/detail.php?id=84
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3) 行事予定
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CWRU-TU 3rd Joint workshop
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Case Western Reserve University (CWRU)と東北大学(TU)の第3回ジョ
イントワークショップが8月9-10日に開催されます。10日は多元物質科学研究
所が世話部局を務め、招待講演とポスター発表を予定しております。
日時: 8月9日(火)9:40~10日(水)18:30
場所:東北大学青葉山キャンパス及び片平キャンパス
◆申し込み方法等、詳しくはこちらをご覧ください。
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4) 研究成果
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導電性・耐食性に優れた 大表面積スポンジ状グラフェン
の開発に成功 ―ナノ細孔が柔軟に変形―
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多元物質科学研究所 ハイブリッド炭素ナノ材料研究分野の西原洋知准教
授、京谷隆教授らの研究グループは、細孔壁が主に単層グラフェンから成る
メソ多孔体「グラフェンメソスポンジ」を開発しました。活性炭のような高
い比表面積を有しながら、黒鉛のような導電性と耐食性に優れる、約5.8nm
の微小な穴(細孔)をもつスポンジ状の材料です。高い電圧をかけても劣化
しないため、この材料を用いた電気二重層キャパシタにおいて、従来の2倍
以上のエネルギー密度を達成しました。この材料は、燃料電池など多孔性と
耐食性の両立が求められる様々な場面での応用が期待できます。さらに、柔
軟かつ強靭なグラフェンの性質から、この材料は柔軟性に優れ、細孔の大き
さを0.7nm以下まで可逆的に変形できます。まるでスポンジのようにナノサ
イズの細孔内部に取り入れる物質の量を外力によって調節することができる
ため、新しい原理に基づくエネルギー変換デバイスの構築に繋がると期待さ
れます。
本成果は、7月21日にAdvanced Functional Materials誌にてオンライン公
開されました。
論文題目:”Oxidation-Resistant and Elastic Mesoporous Carbon with
Single-Layer Graphene Walls”
DOI: 10.1002/adfm.201602459
論文掲載URL:
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/adfm.201602459/full
◆詳しくはこちらをご覧ください。
東北大学プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2016/07/press20160713-01.html
ハイブリッド炭素ナノ材料研究分野 京谷研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/kyotani/
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5) 研究成果
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JJAP 2016 Spotlights
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多元物質科学研究所 高温材料物理化学研究分野の福山博之教授の論文が、
2016年5月にJapanese Journal of Applied Physics(JJAP)にて発表された論
文の中でも注目すべき優れた論文だとして、Spotlights2016に選ばれました。
対象論文:”Impact of high-temperature annealing of AlN layer on
sapphire and its thermodynamic principle”
Jpn. J. Appl. Phys. Vol 55, Number 5S
論文掲載URL:http://iopscience.iop.org/article/10.7567/JJAP.55.05FL02
◆詳しくは、こちらをご覧ください
JAP Spotlights
http://iopscience.iop.org/journal/1347-4065/page/Spotlights
高温材料物理化学研究分野 福山研究室
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/fukuyama/
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6) 受賞報告
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第37回本多記念研究奨励賞
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多元物質科学研究所 無機固体材料合成研究分野の森戸春彦助教(現 東北
大学金属材料研究所 准教授)が、第37回本多記念研究奨励賞を受賞しまし
た。この賞は、本多光太郎博士の物理冶金学における偉業を記念する財団が、
金属及びその周辺材料に関連する研究において優れた研究成果や発明を行っ
た若い研究者に贈ります。
受賞研究テーマ:「ナトリウムを用いた新規材料合成プロセスの開発」
◆詳しくは、こちらをご覧ください
本多記念会
http://hondakinenkai.or.jp/
無機固体材料合成研究分野 山根研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=16
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7) 行事報告
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学都「仙台・宮城」サイエンスデイ2016
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2016年7月17日に科学体験イベント『学都「仙台・宮城」サイエンス・デ
イ』が東北大学川内北キャンパス講義棟で開かれました。総計131団体から
110プログラムが出展される中、多元物質科学研究所は「多元研サイエンス
ワールド」と名打って8企画を出展しました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、前年を超える計9612人にご来場いただ
き、多元研ブースも大いに賑わいました。
◆詳しくはこちらをご覧ください。
サイエンスデイ2016
http://www.science-day.com/
多元研サイエンスワールド2016
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/general/event/scienceday/2016/index.html
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片平キャンパス傍のお堂に赤い幟が立つと「夏が来たなぁ」と思います。
キャンパスの東隣にひっそり佇む二十三夜堂(賢聖院)では、毎年7月22-23
日に祭典が開かれます。
小さな境内を囲んで露店が立って、近所の人々が集う。
なんともほのぼのとした情景です。
また、キャンパスから北へ5分程の所にある柳町大日堂でも、この少し前の
7月19-20日にお祭りが行われます。
これら2つのお堂は仙台十二支の守り本尊で、それぞれ、午(二十三夜堂)、
未と申(大日堂)を祀っています。
https://kacco.kahoku.co.jp/blog/y_machi/45411
他の干支も街の各所に祀られています。
http://www.s-ling.com/map/honzon.html
ジョギングやサイクリングがてらに十二支守り本尊参りも面白いかもしれま
せん。
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_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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