メールマガジン 2015年9月号
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★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2015/ 9月号 No.122 ━━━
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~ 目次 ~
1)行事予定 — ベースメタル研究ステーションワークショップ
2) 行事予定 — ナノマクロ物質・デバイス・システム創製アライアンスプロジェクト 第5回国際シンポジウム
3) 行事予定 — 第2回東北大&GREEN合同シンポジウム
4) 行事予定 — 学都仙台コンソーシアム サテライトキャンパス
6) 研究成果 — 化学反応の行き先を変換する"切り替えスイッチ"の存在を解明
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1) 行事予定
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ベースメタル研究ステーションワークショップ
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多元物質科学研究所ベースメタル研究ステーションがワークショップを開
きます。今回のテーマは、「製銑製鋼プロセスのモデル化(Modelling of Iron &
Steelmaking Process)」です。多くの方々のご参加をお待ちしております。
日時:2015年10月9日(金)10:00~12:00
会場:東北大学 多元物質科学研究所南2号館(F04)1階セミナー室
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
主催:多元物質科学研究所 ベースメタル研究ステーション
共催:大学附置研究所間ナノマクロ物質・デバイス・システム創製アラ
イアンス、物質・デバイス領域共同研究拠点、日本鉄鋼協会東北支部
***プログラム***
1. “Numerical simulation of continuous casting process”
Indian Institute of Technology, Kanpur, Prof. Dipak Mazumdar
2. “Condition to suppress spinel formation in ladle treatment
predicted by kinetic simulation model”
Tohoku University, Assistant Prof. S.-J.Kim
3. “Development of heat transfer model of rotary kiln process”
Tohoku University, T. Mochizuki (M.C.2) and H. Nogami
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◆詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/joint_research/documents/work_151009.pdf
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2) 行事予定
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ナノマクロ物質・デバイス・システム創製アライアンスプロジェクト
第5回国際シンポジウム
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多元物質科学研究所が参画するナノマクロ物質・デバイス・システム創製
アライアンスプロジェクトが東京工業大学資源化学研究所で第5回国際シン
ポジウムを開催します。多元研からは京谷隆教授が講演を行います。
日時:2015年10月19日(月)9:00~20日(火)13:00
場所:東京工業大学 資源化学研究所
〒226-8503 横浜市緑区長津田町4259
◆詳しくはシンポジウムHPをご覧ください。
http://www.res.titech.ac.jp/~documents/forum/2015/index.html
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3) 行事予定
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第2回東北大&GREEN合同シンポジウム
(若手・中堅研究者の学際的交流を目指して)
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2013年11月、東北大学と物質・材料研究機構(NIMS)は連携協定を締結し
ました。これまであった個別の課題ごとの両者の協力関係をさらに発展させ、
共同研究の推進や研究設備の相互利用・共同運営、人材交流、シンポジウム
の開催等を行い、我が国の学術・科学技術の発展に寄与することを目指して
います。
昨年の第1回合同シンポジウムにづつき、さらなる連携強化に向けた活動
の一環として本シンポジウムを開催します。東北大学とNIMSナノ材料科学環
境拠点(GREEN)の環境・エネルギーの物質科学に関する最近の研究動向や
研究成果を議論し、若手研究者によるポスター発表を予定しています。
日時:2015年10月30日(金)13:00~19:00
場所:東北大学 片平キャンパス 南総合研究棟2号館1F 大会議室
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
主 催:東北大学多元物質科学研究所、
物質・材料研究機構 ナノ材料科学環境拠点
共 催:ナノマクロ物質・デバイス・システム創製アライアンス 、
物質・デバイス領域共同研究拠点、化学工学会、日本金属学会東北支部
参加費:無料
***プログラム***
13:00- 13:10 開会挨拶
「多元研/NIMS 若手・中堅研究者の学際的交流を支援する」
東北大 多元研/NIMS 本間 格
13:10-13:30
「グリーンサイエンス・テクノロジーに向けて若手研究者に期待する」
東北大 多元研 所長 村松淳司
13:30-13:50
「グリーンナノテクノロジー nmスケールの研究からグローバルな課題
に取り組む」
NIMS GREEN 拠点長 魚崎浩平
13:50-14:30 招待講演
「日立における電池研究紹介、産学独連携への期待」
(株)日立製作所 エネルギーストレージ研究部 部長 山本恒典
14:50-15:20
「グラフェンの機能化とエネルギー材料・デバイスへの応用」
東北大 多元研 講師 笘居高明
15:20-15:50
「X線をプローブとした燃料電池、二次電池のための固液界面計測」
NIMS GREEN グループリーダー 増田卓也
16:00-19:00 ポスターセッション&懇親会
(無料、於:多元研 材料物性棟2階交流スペース)
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申込み・問合せ先:東北大学多元物質科学研究所 本間 格(秘書:高山)
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
TEL:022-217-5815 E-mail:takayama◆tagen.tohoku.ac.jp
(◆を@に変えて下さい)
◆詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.nims.go.jp/GREEN/event/2015/20150925.html
エネルギーデバイス化学研究分野 本間研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=76
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4) 行事予定
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学都仙台コンソーシアム サテライトキャンパス(公開講座)
「粉体プロセスがつくる水素エネルギー」
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学都仙台コンソーシアムサテライトキャンパス公開講座の講師を多元物質
科学研究所 機能性粉体プロセス研究分野の加納純也教授が務めます。一般
向けに分りやすく話しますので、是非ご参加ください。
日時:2015年10月31日(土)13:00~14:30
場所:仙台市市民活動サポートセンター6階 セミナーホール
〒980-0811 仙台市青葉区一番町四丁目1-3
http://www.sapo-sen.jp/
講義タイトル:「粉体プロセスがつくる水素エネルギー」
講師:加納純也 教授
定員:先着80名
受講無料
申込み締切:10月27日(火)
申込み方法:講座名、氏名、住所、電話番号を記してFAXまたはEメールで
下記宛にお申し込みください。件名に「公開講座申込み」と明記ください。
申込み・問合せ先:東北大学 教育・学生支援部 教務課教育支援係
〒980-8576 仙台市青葉区川内41
TEL:022-795-3925、FAX:022-795-7555
E-mail:gsc-sc◆grp.tohoku.ac.jp
(◆を@に変えて下さい)
◆詳しくはこちらをご覧ください。
学都仙台コンソーシアム サテライトキャンパス10月開講講座
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2015/09/event20150901-02.html
機能性粉体プロセス研究分野 加納研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=84
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5) 行事予定
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第24回 素材工学研究懇談会
「励起反応場を用いた多次元金属ナノ・マイクロ構造創成」
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日時:2015年11月11日(水)13:00 ~ 12日(木)11:50
場所:東北大学 片平キャンパス さくらホール
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
主催:東北大学多元物質科学研究所
共催(予定):多元物質科学研究所サステナブル理工学研究センター、
物質・デバイス領域共同研究拠点、日本鉄鋼協会東北支部、
日本金属学会東北支部
研究会参加費:2,000円(一般)
1,000円(学生、*学生に限りテキスト不用の場合は無料)
懇親会参加費:3,000円
◆プログラム等、詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/cal05/index.php?action=View&event_id=0000000004
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6) 研究成果
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化学反応の行き先を変換する”切り替えスイッチ”の存在を解明
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北海道大学電子科学研究所 附属社会創造数学研究センターの寺本央助教、
小松崎民樹教授らの研究グループは、全エネルギーが高くなると化学反応の
行き先(反応の経路)を変換する切り替えスイッチが広範囲に出現すること
を解明しました。
代表的な化学反応の理論は、反応の経路は変わらないものとして反応の速
さを評価してきましたが、今回初めて、反応の経路の切り替えが生じる可能
性が見出されました。一様電場と一様磁場の方向が互いに直交する状況下で
水素原子から電子が解離する反応をカオス理論で解析し、電子のエネルギー
を上げていくとポテンシャル地形の峠付近で広範囲に新たな経路が出現して、
元の経路と切り替わることを明らかにしました。また、そのスイッチの出現
を実験的に検証する方法も提案しました。この切り替えスイッチは、水素原
子の電子解離反応のみに限らず、より一般の分子の化学反応でも行き先を制
御する新しい方法論を拓くものとして高く期待されます。
この研究には、多元物質科学研究所の高橋正彦教授が参与しています。
本研究の成果は、学術誌『Physical Review Letters』に8月28日付でオン
ライン公開されました。
論文題目:”Mechanism and experimental observability of global switch-
ing between reactive and nonreactive coordinates at high
total energies”
Phys. Rev. Lett. 115, 093003
DOI:10.1103/PhysRevLett.115.093003
◆詳しくはこちらをご覧ください。
東北大学プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2015/09/press20150917-03.html
量子電子科学研究分野 高橋(正)研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=42
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長雨がやっと終わった9月の連休、いかがお過ごしでしたか?
今夏は7月の連日猛暑の後に長雨、その後に各地で大雨災害。
8月第2週から1ヶ月間、仙台が晴れたのは僅か3日程でした。
宮城県北部では堤防の決壊も起こりました。
夏は過ぎてしまったけれど、仙台はまだまだお祭りシーズンです。
ジャズフェス(定禅寺ストリートジャズフェスティバル 9/12-13)、
オクフェス(オクトーバーフェスト 9/19-27)、
とあって、10月2-4日は
仙クラ(仙台クラシックフェスティバル)です。
続く10月10-11日の片平まつりもお見逃しなく!!
※バナーをクリックすると詳細が見れます。
片平まつりのツボ:初日土曜日の午前中がお勧め。
空いててじっくり展示を楽しめる、スタッフも元気一杯です。
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_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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