メールマガジン 2014年 5月号
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★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014年5月号 No.106 ━━━
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~ 目次 ~
1)行事予定 — 高分子・ハイブリッド材料研究センター
2014PHyMシンポジウム
2)行事予定 — 学都仙台コンソーシアム サテライトキャンパス
3) 行事予定 — 超低摩擦技術セミナー
「新産業を拓く表面・界面・摩擦の世界」
4)行事予定 — 東北大学生命科学研究科 受験希望者対象オープンラボ
5)研究成果 — 電子の蓄積とその集団的運動の可視化に世界に先駆けて成功
11)メディア掲載 — NHK総合テレビ「サキどり」で中村教授が解説
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1) 行事予定
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高分子・ハイブリッド材料研究センター
2014PHyMシンポジウム
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日時:2014年6月6日(金)13:00~18:20(交流会:18:30~20:00)
場所:東北大学片平キャンパスさくらホール
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
主催:多元物質科学研究所 高分子・ハイブリッド材料研究センター
協賛:高分子学会、高分子学会東北支部、東北ポリマー懇話会、
5大学附置研究所間「ナノマクロ物質・デバイス・システム創製アライアンス」、
物質・デバイス領域共同研究拠点
参加費:無料(交流会参加費:3,000円)
<プログラム>
13:00~16:20 講演
16:20~17:00 ポスターショートプレゼンテーション
17:20~18:20 ポスター発表
18:30~20:00 交流会
◆プログラムの内容等、詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/center/PHyM/event.html
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2) 行事予定
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学都仙台コンソーシアム サテライトキャンパス(公開講座)
「最先端ナノ材料の科学」
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学都仙台コンソーシアムサテライトキャンパス公開講座の講師を多元物質
科学研究所ハイブリッドナノ粒子研究分野の村松淳司教授が務めます。一般
向けに分りやすく話しますので、是非ご参加ください。
日時:2014年6月7日(土)15:00~18:30
場所:仙台市市民活動サポートセンター6階 セミナーホール
〒980-0811 仙台市青葉区一番町四丁目1-3
講義タイトル:「最先端ナノ材料の科学」
~ビール・温泉・豆腐からスマフォ・ソーラーセルまで~
講師:村松 淳司 教授
定員:先着80名
受講無料
申込み締切:5月31日(講座開催日の7日前)
申込み方法:講座名、氏名、住所、電話番号を記してFAXまたはEメールで
下記宛にお申し込みください。Eメールで申込みをされる場合は、件名に
「公開講座申込み」と明記してください。
申込み・問合せ先:東北大学 教育・学生支援部 教務課教育支援係
〒980-8576 仙台市青葉区川内41
TEL:022-795-3925、FAX:022-795-7555
E-mail:gsc-sc◆bureau.tohoku.ac.jp
(◆を@に変えて下さい)
◆詳しくはこちらをご覧ください。
学都仙台コンソーシアム サテライトキャンパス
http://www.gakuto-sendai.jp/for_w/satellite_course.html
ハイブリッドナノ粒子研究分野 村松研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=15
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3) 行事予定
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超低摩擦技術セミナー「新産業を拓く表面・界面・摩擦の世界」
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自動車等様々な工業製品の中で起こる摩擦や摩耗は身近な生活の中にも見
出されますが、製品の故障、トラブルにおける多くの原因や製品性能の鍵が
表面・界面に存在していることは、なかなか気が付かないようです。
東北発 素材先導技術プロジェクト 超低摩擦技術領域では、宮城県産業技
術総合センターとともに“表面・界面とは?“や“摩擦技術がどのように役
立つか“を紹介し、身近な製品開発・技術開発に係わる課題とその解決、地
域の産業振興につなげたいと考えております。その第一歩となる本セミナー
では、プロジェクトの紹介とあわせて、基盤である「表面・界面・摩擦」を
分かりやすく説明します。ポスター発表や個別相談の時間も設けております
ので、是非ご活用ください。
日時:2014年6月10日(火)13:30~17:00
場所:宮城県産業技術総合センター大会議室
主催:東北発素材技術先導プロジェクト 超低摩擦技術領域
協賛:宮城県産業技術総合センター、みやぎ高度電子機械産業振興協議会、
東北大学ナノテク・低炭素化材料技術研究会
参加無料 定員80名
申込み締切:6月5日(木)
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4) 行事予定
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東北大学生命科学研究科 受験希望者対象オープンラボ
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日時: 2014年5月31日(土) 9:30~ 受付
10:00~13:00 入試説明会
14:00~18:00 研究室見学
6月1日(日)10:00~17:00 研究室見学
集合場所: 東北大学片平キャンパス
生命科学プロジェクト総合研究棟1F 講義室
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
当研究科に所属する多元研の公開予定研究室:
稲葉謙次研究室 [生体分子構造研究分野]
高橋 聡 研究室 [生命分子ダイナミクス研究分野]
石島秋彦研究室 [生物分子機能計測研究分野]
◆詳しくはこちらをご覧ください。
東北大学 生命科学研究科
http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/
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5) 研究成果
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電子の蓄積とその集団的運動の可視化に世界に先駆けて成功
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東北大学多元物質科学研究所 電子線干渉計測研究分野の進藤大輔教授と赤
瀬善太郎助教、理化学研究所の会沢真二テクニカルスタッフらの研究グルー
プは、帯電した絶縁体試料の表面近傍で電子が次第に蓄積する様子を、電子
線ホログラフィーにより電場の乱れとして検出すると共に、その電子集団の
移動の様子を可視化することに世界に先駆けて成功しました。
私達の生活は、電子の様々な動きや流れを利用することで成り立っていま
す。電子の振る舞いを直接観察することは、身の回りの様々な電気現象の機
構を解明する上で、また先端デバイスの高機能化を実現する上でも、重要な
研究課題です。
電子は、マイナスの電荷と磁気モーメントをもち、その周囲に電場と磁場
(電磁場)を形成しています。進藤教授らの研究グループは、電磁場をナノ
メートルスケールで可視化できる電子線ホログラフィーの振幅再生法を、絶
縁体で複雑な形態をもつ生体試料(ネズミの坐骨神経の微細線維)に適用し
て電子の動きに伴う電場の乱れを検出しました。これを連続撮影することに
よって、絶縁体試料の表面近傍に電子がしだいに蓄積すると共に複雑な電場
の中で電子が集団的に運動する様子が可視化されました。
今後、今回確立した観察法を様々な電子の流れの観察に適用し、身の回り
の複雑な電気現象の機構解明や先端デバイスの高機能化への応用展開が期待
されます。
本研究成果は、米国の顕微鏡に関する専門誌 “Microscopy and Micro-
analysis” 電子版に2014年5月12日付で掲載されました。
論文題目:”Electron Holographic Visualization of Collective Motion
of Electrons through Electric Field Variation”
論文掲載URL:http://journals.cambridge.org/action/displayAbstract?fromPage=online&aid=9254682
◆詳しくはこちらをご覧ください。
東北大学プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2014/05/press20140513-01.html
電子線干渉計測研究分野 進藤研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=57
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6) 受賞報告
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日本鉄鋼協会 俵論文賞 受賞
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多元物質科学研究所の有山達郎名誉教授(環境適合素材プロセス研究分
野)、埜上洋教授(同研究分野)、加納純也教授(機能性粉体プロセス研究
分野)、植田滋准教授(基盤素材プロセッシング研究分野)らの共著論文が、
日本鉄鋼協会の俵論文賞を受賞しました。この賞は、「鉄と鋼」に掲載され
た前1ケ年の論文が審査され、学術上、技術上最も有益な論文を寄稿した学会
員に贈られます。
受賞論文:「粒子配置を考慮した充填層の熱物質移動解析」
論文URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/tetsutohagane/98/7/98_341/_article/-char/ja/
doi: 10.2355/tetsutohagane.98.341
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
日本鉄鋼協会 表彰
https://www.isij.or.jp/commendation/
環境適合素材プロセス研究分野 埜上研究室
http://db.tagen.tohoku.ac.jp/php/forweb/outline.php?lang=ja&no=5150
機能性粉体プロセス研究分野 加納研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=84
基盤素材プロセッシング研究分野 北村研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=50
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7) 受賞報告
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日本鉄鋼協会 澤村論文賞 受賞
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多元物質科学研究所 材料分離プロセス研究分野の助永壮平助教が九州大
学在籍時に発表した論文が、日本鉄鋼協会の澤村論文賞を受賞しました。こ
の賞は、「ISIJ International」に掲載された前1ケ年の論文の中で、学術上、
技術上最も有益な論文を寄稿した方々に贈られます。
受賞論文:”Effect of Agitation on Crystallization Behavior of
CaO-SiO2-R2O (R=Li, Na or K) System Characterized by Electrical
Capacitance Measurement”
論文URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/isijinternational/52/12/52_2123/_article
doi: 10.2355/isijinternational.52.2123
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
日本鉄鋼協会 表彰
https://www.isij.or.jp/commendation/
材料分離プロセス研究分野 柴田研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=85
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8) 受賞報告
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日本化学会第94春季年会優秀講演賞(学術)受賞
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多元物質科学研究所 生命類似機能化学研究分野の村岡貴博助教が、日本
化学会第94春季年会(3月27日~30日、名古屋大学東山キャンパスにて開
催)において優秀講演賞(学術)を受賞しました。この賞は若手研究者が各
自の研究をまとまった形で発表することによって、その研究のより一層の進
展と活性化をはかることを目的として、優れた講演かつ講演者の今後一層の
研究活動発展が期待されるものに対して贈られます。
発表題目:「外部刺激応答性膜挿入分子の開発」
◆詳しくはこちらをご覧ください。
日本化学会第94春季年会各種講演賞受賞者
http://www.chemistry.or.jp/news/information/942014.html
生命類似機能化学研究分野 金原研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=11
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9) 受賞報告
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耐火物技術協会 若林論文賞 受賞
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多元物質科学研究所 環境適合素材プロセス研究分野の丸岡伸洋助教らが
昨年発表した論文が、耐火物技術協会の若林論文賞を受賞しました。この賞
は、耐火物技術協会機関紙に優秀な論文や報文を発表し、技術の進歩に寄与
した方々に贈られます。
受賞論文:「転炉製錬用フラックスおよび耐火物からのMgO溶解挙動」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
耐火物技術協会
http://www.tarj.org/
環境適合素材プロセス研究分野 埜上研究室
http://db.tagen.tohoku.ac.jp/php/forweb/outline.php?lang=ja&no=5150
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10) 受賞報告
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第54回原田研究奨励賞 受賞
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多元物質科学研究所 電子回折・分光計測研究分野の佐藤庸平助教が、本
多記念会第54回原田研究奨励賞を受賞しました。この賞は、金属及びその
周辺材料に関する研究・教育を行い、優れた成果・教育的貢献が顕著な東北
地区の若手研究者に授与されます。
研究業績:高エネルギー分解能EELSによるナノスケール材料の物性解明
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
電子回折・分光計測研究分野 寺内研究室室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=14
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11) メディア掲載
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『争奪!都市鉱山 レアメタルを回収せよ』
NHK総合テレビ「サキどり」で中村教授が解説
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4月27日(日)朝、NHK総合テレビの番組「サキどり」にて、『争奪!都市
鉱山 レアメタルを回収せよ』と題して、レアメタル資源の現状やそのリサ
イクル技術が紹介されました。番組では多元物質科学研究所 金属資源循環
システム研究分野の中村崇教授が、一般の方にもわかりやすいよう解説しま
した。
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5月、宮城県内の多くの小中学校で運動会が行われます。
関東出身の自分は運動会を秋の風物詩とばかり思っていましたが、
最近は関東や西日本でも運動会を秋から春に移行する所が多いようです。
理由は、年間行事の分散や夏の暑さが長引くこと、新学期に練習を通して
クラスの一致団結をはかる、どれも理にかなっているように思います。
残暑厳しい中、土埃にまみれての練習は、小学生時代の辛い記憶です。
実は東北大学工学部でも運動会を5月後半に行っています。
学部・研究科が専攻毎にチームを組み、リレーやムカデ競争を競います。
今年も先日23日に広瀬川の畔で開催され、多元研チームも参戦、
熱戦が繰り広げられました。
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_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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