メールマガジン 2007年 8月号
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★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007年8月号 No.26 ━━━
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毎回HOTな情報をお届けいたします。
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~ 目次 ~
1)記者発表 — 「粉砕で廃ITOからインジウム金属を回収」
3)東北大学100周年記念事業 — 片平まつり2007 御礼
4)東北大学100周年記念事業 — 東北大学100周年記念まつり
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1) 記者発表
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「粉砕で廃ITOからインジウム金属を回収」
~メカノケミカル固相還元反応と水洗処理で一気にメタルへ~
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東北大学多元物質科学研究所(所長、齋藤文良教授)、加納純也講師と
齋藤文良教授らの研究グループは、廃インジウムスズ酸化物(ITO)から
非加熱で還元して金属インジウムを直接回収する方法を開発しました。
インジウムは液晶テレビや携帯電話のフラットパネルディスプレイなどの
透明導電膜として使用されており、近年、その需要がますます高くなり、そ
の価格も高騰しています。また、インジウムは希少金属であり、その枯渇が
深刻化しています。
そこで、加納・齋藤らのグループは、粉砕操作を利用するメカノケミカル
反応により、金属インジウムを非加熱で簡便に回収する方法を開発しました。
【概要説明】
1.酸化インジウムと窒化リチウムをアンモニア雰囲気でボールミル粉砕
処理することにより,金属インジウムへ還元することに成功した。
2.1で得られた粉末から副生成物を取り除くために蒸留水を入れ,再び
ボールミル粉砕処理をした結果,高純度のインジウムのペレットが得られる。
3.金属の回収方法という発明で特許出願済みである。
4.本詳細は,本年9月に開催される化学工学会第39回秋季大会(北海道大学)
にて発表予定。
◆詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/press_release/pdf2007/20070703_ito.pdf
◆齋藤研究室のホームページ
http://andy.tagen.tohoku.ac.jp/
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2) 仙台放送スーパーニュース 「ガラス工場」
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~ 研究を陰で支えるガラス工場 ~
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【 多元物質科学研究所 ガラス工場 】
ガラス工場では市販されていない装置の製作が主眼で設計の段階で発注する
研究者と製作する技術職員が討論し、研究の目的に最もよく合った装置を作る
システムとなっています。
このため切断・研磨用機械・研削用機械旋盤、ガラス旋盤、各種電気炉など
を駆使して真空装置、特殊耐圧容器、パルスEPR測定用光照射型温度可変クラ
イオスタットなどの特殊デュワー、電解セル、螺旋状同心円式精密分留装置な
ど、その他実験器具ガラス装置などを開発製作しています。
先日行われた片平まつりでは「まるくつぶして とかしてみよう!
体験しよう!ガラス細工」というブースが設けられ、多くの方々が
猫や馬の形をしたマドラー製作の体験をしました。
◆ガラス・光器械工場
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/tech/glass/index.htm
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仙台放送のホームページでは、スーパーニュース特別企画として
「シリーズ東北大学100年物語」を放送しています。
その中の「30~」にガラス工場が紹介されています。
◆仙台放送のホームページ「シリーズ東北大学100年物語」
http://www.ox-tv.co.jp/nc/tohoku-univ100.shtml
「東北大学は、ガラス工場の発祥の地でもあり、全国的に見ても1位2位を争う
優秀な人たちが揃う場所で私は非常に恵まれた環境にあります」と、山内
清語教授がコメントされています。
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3) 東北大学100周年記念事業 片平まつり2007 御礼
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片平まつり2007 無事終了いたしました!
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7月28日(土)、29日(日)両日に行われました片平まつり2007は
大盛況のうちに無事終了いたしました。
片平キャンパスと星陵キャンパスを会場に両キャンパス間にはシャトルバスが
運行され多くの方々にご来場いただきました。
多元研では11のブースが出展し、2日間で合計2000人以上の方に
ご来場いただきました。全ての出展が大好評で、これまでの片平まつり以上に
活気と笑いが満ちあふれたイベントとなりました。
体験型を中心とした分かりやすい研究発表、一般公開でしたので、訪れた
中には「おもしろかった!」と元気に答えてくれた子供もいました。
科学のおもしろさ、技術のすごさ、研究者のこころが伝わった2日間だった
と思います。
ご来場いただきました多くの方々に厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
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4) 東北大学100周年記念事業 東北大学100周年記念まつり
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「Centenary Summer 2007
~100周年の夏~ 」
東北大学100周年記念まつり
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東北大学は、日本で3番目の帝国大学として誕生し、2007年に
創立100周年を迎えました。東北大学100周年記念まつりは、片平
キャンパスを開放して、卒業生、在校生、保護者、地元市民の皆様に
お集まりいただき、創立100周年を祝うというものです。
会場には、本学の各部局ごとの研究等を紹介する「部局展示ゾーン」や、
留学生が中心となり世界各国の伝統や文化などを紹介する「国際交流ゾーン」
などを設けるほか、メインステージではトークショーやアトラクションなど
を行い、参加者全員が一体となって楽しめるイベントを計画中です。
参加のお申込みは不要ですので、ご来場をお待ちしております。
◆東北大学100周年記念まつり
日時:8月25日(土)13:00~20:00
8月26日(日)10:00~15:00
会場:片平キャンパス
◆東北大学100周年記念事業ホームページ
http://web.bureau.tohoku.ac.jp/100aniv/
◆東北大学メールマガジン 臨時増刊号
http://www.alumni.tohoku-university.jp/
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東北大学100周年記念事業ニュースより ————————
~ 地域の皆さまに支えられて、創立100周年 ~
開学式の心象風景・・・
1907(明治40)年に東北帝国大学として創設されました。開学式には、仙台
市内各小学校の児童たちが一生懸命に手をふる旗行列、旧制二高を先導に
市内の公立・私立中学校も生徒が延々と続く提灯行列などが繰り出しまし
た。全県・全市をあげての祝福のなかで、挙行されたのでした。当時の新
聞は、この様子を日露戦勝以来の盛事であったと評しています。
このように東北大学は多くの方々の祝福と期待のもとに誕生し、今年の夏
に創立100周年を迎えることとなりました。これまで東北大学を温かく支
えていただいた地元市民の皆様、卒業生の方々に心より感謝申し上げます。
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~ 100周年記念まつり in 片平キャンパス ~
片平キャンパスを開放して、卒業生、在校生、保護者、地元市民の皆さま
にお集まりいただき創立100周年を思いっきり楽しんでいただく企画です。
本学の全ての学部・研究科、研究所などによる「部局展示ゾーン」や、
留学生を中心に世界各国の料理や芸能・文化など紹介する「国際交流ゾー
ン」地元商店や町内会の方々の出店による「地域交流ゾーン」、トーク
ショーやコンサートを行う「メインステージ」などを設け、片平キャン
パスは2日間、地元の市民の方たちと本学関係者が一体となって100周年
を祝う「おまつり」の場になります。ぜひ、ご家族揃ってご参加を!
◆文系・部局&企業展示ゾーン(大学本部&資料館)
・部局研究紹介
・東北大学出版物・グッズ販売
・協賛企業製品展示紹介
◆舞台ゾーン(ステージ&芝生広場)
・オープニングセレモニー
・除幕式(記念碑)
・地域芸能披露(地元町内会・小学校など)
・留学生による自国芸能文化紹介
・各部局研究紹介トーク&映像
◆理系・部局&企業展示ゾーン(新館)
・部局研究紹介
・東北大学出版物・グッズ販売
・協賛企業製品展示紹介
◆国際交流ゾーン(南北⇔東西ストリート)
・レストコーナー 地元町内会
露店
・出展コーナー 同窓生コーナー
地元商店コーナー
他団体コーナー
◆多目的ゾーン(さくらホール)
・サイエンスカフェスペシャル版
・女性博士討論会
・協賛企業製品紹介
8月25日(土)午後よりテレビ生中継も予定されております。
◆仙台放送では、スーパーニュース特別企画として
「シリーズ東北大学100年物語」を放送しています。
>http://www.ox-tv.co.jp/nc/tohoku-univ100.shtml
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100周年まつり
多元物質科学研究所 出店ゾーン
いろいろな体験ができる楽しいスペースをご用意して
皆様のご来場をお待ちしております。
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【屋外展示】
「科学マジックショー」
○空気であそぼう!
○なつかしのスライムを作ろう!
○暑いから、とっても涼しい-200℃の世界で遊ぼう!
【屋内展示】
「多元研イノベーション」
○光で情報を伝える!
○君にもなれる人間電池!
○美しいセラミックス単結晶の世界
○ドリーミングマテリアルの宝庫=多元研
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5) 教員公募のお知らせ
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多元解析研究部門 教員公募
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多元研では下記の要領により教員を公募致します。
公募人員:多元解析研究部門、教授1名
大学院所属:理学研究科 化学専攻
研究領域:広い意味での材料創成を目指した有機合成化学
着任時期:平成20年4月1日(予定)
応募書類:(1) 履歴書(形式自由)
(2) 業績リスト[原著論文(応募者が主研究者のものに○印)、
総説、著書、特許、 国内外での国際会議の招待講演に分類 ]
(3) 主要論文10編の別刷,それら論文の要約と被引用回数を明記
した書類各2部
(4) これまでの研究概要(2,000字程度,A4版 2ページ程度)と
着任後の研究計画(1,000字程度,A4版1ページ程度)
(5) 競争的外部研究資金獲得状況と,その他特筆すべき事項
(6) 本人について意見を伺える方2名の氏名と連絡先
(7) 上記応募書類の他に,(1)から(6)それぞれをPDFファイル
とし,CD(一枚)に収め,同封すること。
応募締切日: 平成19年9月29日(土)(消印有効)
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~Centenary Summer 2007 「2007年 100周年の夏」~
東北大学の、熱い夏!
皆さまのご来場を心よりお待ちしております!
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◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
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_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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