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プレスリリース
共同プレスリリース「化学反応の行き先を変換する”切り替えスイッチ”の存在を解明

北海道大学電子科学研究所(所長 西井準治教授)附属社会創造数学研究センターの寺本央助教、小松崎民樹教授らは,奈良女子大学研究院自然科学系物理領域の戸田幹人准教授、東北大学多元物質科学研究所の高橋正彦教授及び東北大学大学院理学研究科化学専攻の河野裕彦教授と共同で、全エネルギーが高くなると化学反応の行き先(反応の経路)を変換する切り替えスイッチが広範囲に出現することを解明しました。

本研究成果は、北海道大学、東北大学、東京工業大学、大阪大学、九州大学の5附置研究所のネットワーク型による文部科学省「物質・デバイス領域共同研究拠点」などの支援を受けました。
プレスリリース本文 (PDF)

論文情報
Mechanism and experimental observability of global switching between reactive and
nonreactive coordinates at high total energies
Hiroshi Teramoto, Mikito Toda, Masahiko Takahashi, Hirohiko Kono, and Tamiki Komatsuzaki
PHYSICAL REVIEW LETTERS, 115: 9, published on 28 Aug 2015
doi: 10.1103/PhysRevLett.115.093003

Link:
高橋(正)研究室(量子電子科学研究分野)
河野研究室(数理化学研究室)
東北大学ウェブサイト

問い合わせ先

東北大学多元物質科学研究所
教授 髙橋 正彦(たかはし まさひこ)
TEL:022-217-5386
FAX:022-217-5337
Email:masahiko.takahashi.c*@tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

東北大学大学院理学研究科化学専攻
教授 河野 裕彦(こうの ひろひこ)
TEL:022-795-7720
FAX:022-795-7720
Email:hirohiko-kono*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)