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お知らせ
中学生の職場体験を実施しました

 多元研技術室の機械工場では仙台市教育委員会が「自分づくり教育」の一環として推進する職場体験活動を受け入れ、2019年11月25日から3日間、仙台市立錦ケ丘中学校2年生3名の職場体験を実施しました。

1日目

 1日目は、機械工場で3D-CADを体験してモデリングや製図の練習をしてから、自分たちでデザインを考えた「ハンドスピナー」の設計に挑戦しました。考えたデザインを3D-CADでモデリングするのに苦労している様子でしたが、技術職員に手伝ってもらいながら完成することができました。
 午後は、ロボドリル・汎用旋盤・汎用フライス盤・ワイヤー放電加工などの工作機械を使用して、ステンレスやアルミニウムなど様々な材料の切削を体験しました。
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2日目

 2日目は、1日目に設計した図面を元に3Dプリンターでハンドスピナーを成形して、ベアリングと重りの取付けに挑戦しました。樹脂で作られているため、壊れないように注意しながら作業しました。次に、X軸ステージの分解と組立てにも挑戦しました。正しい順番で組立てないと可動部の動きが悪くなってしまうなど、細かな調整も難しそうでした。
 午後は、電子回路工作に挑戦して「電子ルーレット」を製作しました。設計図通りに正しく動作するか緊張しながらはんだ付けを行っていましたが、全員一発合格で完成することができました。
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3日目

 3日目は、ガラス細工の体験と研究室見学を行いました。ガラス工場では、「試験管」と「マドラー」の製作に挑戦しました。ガラスを回転させながら行う作業に苦労している様子でしたが、技術職員の丁寧な指導のもとで安全に体験することが出来ました。研究室見学では、高橋正彦研究室(量子電子科学研究分野)を訪問し、研究室で行っている研究や光の波長などについて話しを伺いました。初めて見る装置や実験器具の説明を熱心に聞いていました。
 午後には、電子顕微鏡を用いてナノメートル単位での物質表面構造観察を体験しました。技術職員に丁寧に操作方法を教えてもらい、私たちが普段目にする卵の殻や茶葉などの表面を観察した後に、自分たちの髪の毛をサンプルとして表面の構造を観察しました。
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 3日間を通して「普段は出来ない多くのことを体験でき、とても面白かったです。ありがとうございました。」と感謝とお礼の言葉があり、職場体験は終了しました。