2017年6月9日（金）片平さくらホールにて「第4回 多元研キャリア支援交流会」を開催し、およそ80名の学生や大学院生らが参加しました。
はじめに、多元研の村松所長から、職場体験としてだけでなく、組織や社会のしくみを学べる機会でもあるインターンシップに積極的に参加して欲しいと挨拶がありました。
第1部の講演会では、キャリア支援センターの加藤修三先生（東北大学名誉教授）が基調講演を行いました。「インターンシップの重要性－日本と他国を比較して」と題して、日本とアメリカや韓国など他国における就職環境の違いや、スキルを身につけるためのインターンシップの必要性などについて、具体的なデータを示しながら解説し、さらに、これまでのご自身の体験に基づいて、採用する立場からもお話しました。
金属材料研究所計算物質科学人材育成コンソーシアム（PCoMS）の寺田弥生先生は、「PCoMSによる博士人材のためのインターンシップ・キャリアパス形成支援」と題して、PCoMSが取り組む若手研究者育成プログラムについて、実際の参加者の例や感想などを交えて分かりやすく紹介し、様々な支援プログラムがあるので、自分に合ったプログラムを見つけて活用して欲しいとお話しました。また、第2部の交流会にも出展し、ブースを訪れた学生や大学院生一人ひとりに詳しく説明しました。
第2部の企業との交流会には14社、1研究機関が参加ました。学生や大学院生、若手研究らは、企業の概要やインターンシッププログラムの内容などについて、それぞれの担当者から熱心に話を聴きました。

 
関連リンク：
東北大学キャリア支援センター
金属材料研究所計算物質科学人材育成コンソーシアム（PCoMS）
多元研キャリア支援交流会