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メールマガジン

Mail Magazine 6月号

メールマガジン 2006年 6月号

━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆  ━━━━━━━━━━━━━━
   ★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006年6月号 No.12 ━━━

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 毎回HOTな情報をお届けいたします。

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     News!
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    形 状 記 憶 合 金 銅 系 で 実 用 化
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  東北大学多元物質科学研究所の貝沼亮介教授ら東北大研究グループは、
  銅系の形状記憶合金の実用化にめどをつけた。

  銅・アルミニウム・マンガン合金に熱処理を加えることで、形状記憶合金で現
 在主流のニッケル・チタン合金と同等の疲労強度を実現した。加工性も大幅に
 向上し、冷間圧延比率でニッケル・チタンの2倍の60%を可能とした。
 携帯電話や液晶テレビなどのネジやリベットの材料に用いれば解体が容易とな
 りリサイクルの促進にも役立つ。

  開発した形状記憶合金は、ニッケルやチタンより安価な銅系の金属を使うほか、
 加工性の向上で加工コストも引き下がることから、形状記憶合金の低価格化に
 弾みがつきそうだ。世界で年間100トン程度とされる市場自体が拡大することも
 期待される。

  現在、ニッケル・チタン形状記憶合金は、こうした医療用のほか、眼鏡フレー
 ムやブラジャーのワイヤなどに使われている。これに対し、新開発の銅系の形状
 記憶合金は従来のワイヤ状に加えて板状への加工も容易になり、産業分野で形状
 記憶合金の新たな用途は期待される。

————————- 2006円6月23日(金) 日刊工業新聞に掲載されました。

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     行事予定
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    東北大学公開セミナーム
    ~ 発見とセレンディピティー ~
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  日時: 2006年 7月 29日(土) 14時~
  場所: 片平キャンパス会議棟(2階会議室)(材料・物性総合研究棟隣)

~次第~
座長 早稲田嘉夫理事
 14:00 吉本高志総長挨拶
 14:10 準結晶の発見(同時通訳付)
     Prof. Dan Shechtman
     イスラエル工科大学、東北大学ユニバーシティプロフェッサー
 —– 15:20 – 15:30(休憩)—–

座長 庄子哲雄理事
 15:30 Bi系酸化物超伝導体の発見
     前田 弘 博士
     独立行政法人 物質・材料研究機構 特別名誉研究員、前東北大学教授
 16:20 科学の発見におけるセレンディピティー
     竹内 伸 博士
     東京理科大学学長

対象:一般(市民・学生など)、企業、大学関係者

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   東北大学多元物質科学研究所 素材工学研究棟1号館 改修工事

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 昭和5年、東北帝国大学工学部 機会電気教室・実験室として建築された

 多元物質科学研究所 素材工学研究棟1号館ですが、この度、大幅な改修

 工事が行われることになりました。近代建築の外観と、夏でもひんやりと

 した空気が漂う内部は、歴史の重みを感じさせてくれます。

 【 東北大学史料館について 】
 東北大学史料館は、明治40年(1907)の創設以来100年弱にわたる東北大学の
 記録文書をはじめ、東北大学やその構成員に関する歴史的資料を保存・公開
 する施設です。
 その目的は、「東北大学の歴史に関係ある資料を収集・保存・公開し、本学
 および学術文化の発展に寄与する」ことにあります。(設置の目的より)
  ↓  ↓  ↓
 http://www.archives.tohoku.ac.jp/

 デジタル展示室内「東北帝国大学(1907~1949)」では、ページ中程にある
 「工学部-現素材研上空より」の写真中央に昭和初期の素材工学研究棟1号
 館を見ることができます。
  ↓  ↓  ↓
 http://www.archives.tohoku.ac.jp/tenji/old-univ.html

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 ———————– 「片平たてもの應援團」より
 当初、工学部は工専から受け継いだ、木造2階建ルネッサンス様式の校舎を
 使用していたが、大正15年6月の火災で全焼してしまった。その跡地に昭和
 2年から昭和5年3月にいたる、2年半の工期で建てられたのが現在の建物
 である。この建物は、関東大震災後に建てられたせいか、どっしりとして窓
 の開口が小さく、工学部のイメージに似て、実用的で堅い感じがする。とは
 いえ、1階の窓や玄関にアーチが使われ、玄関上部中央の大振りな要石(キ
 ーストーン)やその上の歯飾り(デンティル)あるいは玄関ホールの円柱(オー
 ダー)などに様式建築の手法が用いられており、玄関まわりは装飾的である。

 【 片平たてもの物語 】→ http://katahira.org/tsusin/5-sato5.htm

          ———————–

 仙台市では戦災とその後の急速な都市化のため戦前の建物は多くが失われて
 おり、それをまぬがれた東北大学片平キャンパスは貴重な近代建築群の宝庫
 となっています。また広瀬川にもほど近く、緑豊かな市民の憩いの場所とし
 て親しまれています。

          ———————–

 ◎片平たてもの應援團 → http://katahira.org/
  (キャンパスの魅力を広く伝えるために活動しています。)

 ホームページにも記載されていますが、7月15日(土)片平キャンパス

 ごみ拾いボランティア、應援團 昼食会、活動検討会「いざ!カタヒラ」

 7月25日(火)片平キャンパス近代建築見学会など、多彩な行事があり

 ますので是非足を運んでみてはいかがですか?

 春には「お花見」、これからの時期には、たくさんの方がお弁当持参で

 片平キャンパス内を散策されている姿が多く見うけられます。

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  お薦め野菜・・・「水菜」

  肉や魚のくさみを消す働きがあり、ビタミンA・Cが豊富で美容にも良く

  くせがないので多様に使えます。

  鍋料理はもちろん、最近、サラダ野菜としても人気急上昇の水菜ですが、

  1683年の文献には既に登場していたという歴史ある野菜です。

  ◎これからの時期に!「水菜と豆腐のサラダ」
   http://gourmet.goo.ne.jp/recipes/490.html

  ◎いろいろレシピ
   http://www.kikkoman.co.jp/homecook/series/mizuna02.html

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  第59回 塩竃みなと祭前夜祭が7月16日(日)に開催されます。

  県内では一番早い、海での花火大会です。

  塩竃みなと祭は、厳島神社の管絃祭、貴船神社の貴船まつりと合わせ、

  日本三大船祭りとして昭和23年(1948)に始まった祭り。2隻の御座船が

  約100隻の供奉船を従え、日本三景の松島湾を巡幸します。

  http://kankoubussan.shiogama.miyagi.jp/modules/tinyd0/?id=5

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     昨年は8月初旬と遅い梅雨明けでしたが、今年は!?

         暑い夏が待ち遠しいですね(^^)

    実況天気チャンネル  http://weathernews.jp/observation/

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 改修工事のため、現在、素材研棟1号館1階にある広報情報室も
 7/13(木)~14(金)にかけて引越し予定です。

 現在、机、椅子、ロッカー等あらゆる場所に、搬入場所が書かれた
 引越しセンターのオレンジ色貼り紙がしてあり、部屋に入ると一旦
 ギョッとされる方も多い、現在の室内状況です。
 機器はもちろん、書籍等もたくさんあり、果たして移動先に無事搬入
 出来るのか、多々問題をかかえているこの頃です^^;

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 ◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
 メールマガジンに掲載させていただける情報をお待ち致しております。

   登録・変更・削除は、こちらからお願いいたします。
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https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/information/mailmagazine.html

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  _/   発行元:
  _/      東北大学多元物質科学研究所
  _/      広報情報室 022-217-5198
  _/      network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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