メールマガジン 2012年 11月号
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★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012年11月号 No.88 ━━━
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~ 目次 ~
3) 行事予定 — 第12回東北大学多元物質科学研究所 研究発表会
5)行事予定 — 物質・デバイス領域共同研究拠点
平成24年度 物質機能化学領域部会 第1回研究集会
6)行事報告 — サイエンスカフェ in 山形にて高桑教授が講演
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1) お知らせ
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新任教授のご紹介
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平成24年10月に多元物質科学研究所に着任された教授より自己紹介の
コメントをいただきました。
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■■ 高度資源利用プロセス研究分野
■ 柴田 浩幸(しばた ひろゆき) 教授
東北大学金属工学専攻の出身で、仙台生まれであります。選鉱製錬研究所
で大学院時代を過ごし、素材工学研究所で助手に採用していただきまして、
10月1日付でサステナブル理工学研究センターの材料分離プロセス研究分野
を担当させていただくことになりました。高温における材料の諸現象の
‘その場’観察手法を用いての製錬・凝固プロセスの研究と関連する熱物性値
の計測法の開発と測定を行っております。材料の製造プロセスに関わる製錬
から凝固までの領域をカバーする多面的な研究を行なっていきたいと思って
おります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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■■ 機能性粉体プロセス研究分野
■ 加納 純也(かのう じゅんや) 教授
10月1日付けで機能性粉体プロセス研究分野を担当することとなりました。
1995年に東北大学素材工学研究所(現:多元物質科学研究所)に助手とし
て着任後、講師、准教授を経て、この度、教授に昇任いたしました。
専門は粉体工学であり、特に粉体挙動のコンピュータシミュレーション
法の作成とそれを活用した粉体プロセスの創成と最適化に取り組んでまい
りました。今後も、コンピュータシミュレーションを基軸として、粉体プロ
セスの自在精密制御を可能にし、地球温暖化の抑制や省資源化に貢献する
環境粉体工学を創成すべく研究・教育に一層精励いたす所存でございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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2) お知らせ
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東北発素材技術先導プロジェクト 動画公開
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多元物質科学研究所 ナノ界面化学研究分野の栗原和枝教授、同研究所 金属
資源循環システム研究分野の中村 崇教授が参加している東北発素材技術先導
プロジェクトを紹介する動画が、東北大学動画チャンネル、東北発素材技術
先導プロジェクトWebサイトhttp://tohoku-timt.net/ で公開されています。
是非、ご覧ください。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
超低摩擦技術領域 / 東北発 素材技術先導プロジェクト
http://www.youtube.com/watch?v=9O0cjK66Hf0&feature=plcp
希少元素高効率抽出技術領域 / 東北発 素材技術先導プロジェクト
http://www.youtube.com/watch?v=S62RUrHEXc0&feature=plcp
ナノ界面化学研究分野 栗原研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=60
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3) 行事予定
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第12回東北大学多元物質科学研究所 研究発表会
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今年の多元物質科学研究所 研究発表会が12月10日(月)に開催されます。
各研究分野等より、多元物質科学に関する最新の研究成果が発表されます。
今回も所内外の先生方によるご講演の他、76件のポスター発表を予定して
います。皆様のご参加をお待ちしております。
日時:平成24年12月10日(月) 10:00~
場所:東北大学 片平キャンパス 片平さくらホール
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
参加費:無料 (懇親会のみ、一般;3,000円 学生;1,000円)
参加申し込み締切日:11月30日(金)
<プログラム>
10:00 – 10:30 多元物質科学研究奨励賞 授賞式
10:30 – 11:40 第1部 所内講演
「高度解析技術を用いた固体イオニクスデバイス・材料のその場評価」
雨澤 浩史(多元研 教授)
「X線位相情報を利用した高感度可視化計測技術」
百生 敦(多元研 教授)
「中性子非弾性散乱によるスピンダイナミクス研究」
佐藤 卓(多元研 教授)
13:00 – 14:00 第2部 ポスターセッション
14:15 – 18:00 第3部 特別講演
「生体超分子ナノマシンの機能構造の解明に向けて
―低温電子顕微鏡法のポテンシャル―」
難波 啓一(阪大・院生命 教授)
「金属の高温酸化における酸化皮膜中の化学ポテンシャル分布と
微構造変化」
丸山 俊夫(東工大・院理工 教授)
「プリンテッドエレクトロニクスとナノインク技術」
菅沼 克昭(阪大・産研 教授)
「高分子を用いた銀・銅微粒子の設計・構築と高分子への包埋による利用」
米澤 徹(北大・院工 教授)
「超ハイブリッド材料技術開発」
阿尻 雅文(東北大・WPI 教授)
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4) 行事予定
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多元研 若手交流講演会
~機能性材料研究:ナノからマクロまで・創製から解析まで~
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多元物質科学研究所にて、若手交流講演会が開催されます。この講演会で
は、機能性材料に関し、材料創製から構造および状態解析まで幅広い分野に
おいて先端研究を推進している若手研究者に講演を行なっていただく予定で
す。基礎・応用の両面で新しい研究交流並びに研究融合の芽を作ることを目
的としています。
多数のご参加をお待ちしております。
日時:平成24年11月26日(月) 13:30~
場所:東北大学南総合研究棟2号館(旧材料物性総合研究棟1号館)
1階大会議室
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
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5) 行事予定
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物質・デバイス領域共同研究拠点
平成24年度 物質機能化学領域部会 第1回研究集会
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多元物質科学研究所が参画する物質・デバイス領域共同研究拠点において
物質機能化学研究領域部会が、第1回研究集会「ケイ素科学と炭素科学の融
合・σ共役とπ共役が作り出す未来材料の可能性」を九州大学で開催します。
当研究所からは、エネルギーデバイス化学研究分野の本間 格教授が講演者
として参加します。
講演題目(仮):「グラフェンの量産化と先端二次電池材料への応用」
<オーガナイザーからのメッセージ>
ケイ素と炭素は同じ14族元素ですが、ケイ素化合物ではσ共役系が、炭素
化合物ではπ共役系が重要な役割を果たしており、これがケイ素及び炭素の
機能性材料の特徴になっています。今回、ケイ素材料科学と炭素材料科学の
融合をメインテーマとし、有機化学、無機化学、炭素科学、元素科学、高分
子科学、応用物理といった幅広い分野の産官学の研究者が一堂に会して議論
する研究集会を企画しました。大学、企業、研究機関の皆様のご参加をお待
ちしております。
日時: 平成24年11月29日(木)13:00 ~ 30日(金)12:05
場所: 九州大学筑紫キャンパス 先導物質化学研究所
総理工A棟1階112講義室
〒816-0811 福岡県春日市春日公園 6-1
主催: 物質・デバイス領域共同研究拠点 物質機能化学研究領域部会
共催: 九州大学グローバルCOEプログラム「新炭素資源学」
参加費:無料
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
物質・デバイス領域共同研究拠点
http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/joint_research/index.html
物質機能化学研究領域 第1回研究集会
http://www.cm.kyushu-u.ac.jp/kyoten/?p=1394
エネルギーデバイス化学研究分野 本間研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=76
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6) 行事報告
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サイエンスカフェ in 山形
「ナノ炭素素材の多様な世界 ~低炭素社会の持続的発展を
支える基幹材料~」
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「サイエンスカフェ in 山形」が11月17日(土)に山形市で開催され、多元
物質科学研究所 表面物理プロセス研究分野の高桑雄二教授が講演を行ない
ました。
炭素原子のみでつくられたダイヤモンド、黒鉛、グラフェン、カーボンナノ
チューブ、ダイヤモンドライク・カーボンなどのナノ炭素材料について優れ
た特性と応用について解説し、低炭素社会の持続的発展を支える基幹材料で
あるナノ炭素素材の多様な世界を紹介しました。
表面物理プロセス研究分野 高桑研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=77
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7) 受賞報告
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宮下教授が紫綬褒章を受章
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多元物質科学研究所 高分子ハイブリッドナノ材料研究分野の宮下徳治教授
が2012年秋の褒章で、高分子化学への多大なる貢献をしたとして、紫綬褒章
を受章されました。紫綬褒章は、学術、芸術上の発明、改良、創作に関して
顕著な功績をあげた人を対象に授与される国家褒章です。
宮下教授は、高分子化学の分野において、1分子の厚さ(100万分の1~2ミリ
(1~2 nm))の極めて薄い高分子超薄膜フィルム(高分子ナノシート、宮下教
授の命名)の開発に成功し、積み木細工のように高分子を緻密に積み上げた
柔らかい新規機能ナノ素子や次世代フィルムエレクトロニクスなどに資する
基盤技術で優れた業績を挙げ、高分子ナノ材料の研究展開と応用に多大な貢
献をしました。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
東北大学プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2012/11/award20121102.html
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8) 受賞報告
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色材協会・論文賞 受賞
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多元物質科学研究所 ナノ界面化学研究分野の栗原和枝教授、水上雅史講
師らが色材協会・論文賞を受賞し、9月20日に開かれた色材研究発表会で表
彰されました。色材協会は色材の研究・技術を奨励する目的をもって、色材
協会誌に掲載された論文の中から優秀と認められたものに、論文賞を贈って
います。
受賞論文:「表面力装置による金属-高分子接着の評価」
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
色材協会
http://www.shikizai.org/index.html
◆ナノ界面化学研究分野 栗原研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=60
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9) 教員公募
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計測研究部門教授 公募案内
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公募人員: 計測研究部門 教授 1名
研究領域: 最先端計測原理・技術の開発と、その材料・バイオへの応用を
目指した研究領域
常任 任期なし
着任予定日: 平成25年4月1日以降のできるだけ早い時期
公募締切日:平成24年12月28日(必着)
◆提出書類等の詳細は、多元研HPをご覧ください
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/www00/index.php?content_id=80
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仙台市内は紅葉も見頃を過ぎ、路面の落ち葉が冷たい風に舞っています。
朝夕の冷え込みも厳しくなり、ぐっと冬が近づいた感じがします。
市内からほど近い泉ヶ岳も初冠雪が観測され、今年は秋が短く足早に去ろ
うとしています。
先日、インターンシップで来所された高校生より、学校で育てているシク
ラメンの鉢をいただきました。かわいい赤い色の花をつけています。
シクラメンは冬の花として知られていますが、明るい花の色は寒々しい
冬空の日にはほっとします。
大切にお世話をしたいと思います。
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◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
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_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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