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お知らせ
みやぎ県民大学開放講座にて加納純也教授が講演しました

kenmin_kano1 8月3日に多元物質科学研究所「みやぎ県民大学」、「環境問題に寄与する材料プロセス」の第6回講座を開講しました。加納純也教授が「環境保全に貢献する粉体プロセス」と題して講演し、17名が参加しました。
 「粉体」のプロセスとそのシステムについて、粉砕・混合・分級・成形などを例に挙げ、シュミュレーションを通して解説しました。現在ではシュミュレーションの信頼性が高く、粉体プロセスがどのように行われているかを観察することが容易になったこともお話しました。更に、東日本大震災の経験から粉体工学によるグリーンエネルギーがより注目されるようになり、下水汚泥などからの「バイオマスエネルギー」についても解説しました。

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 講演終了後には閉講式を開催し、参加者には多元物質科学研究所の高橋正彦副所長より終了証が授与されました。
 最後に高橋副所長が「皆様からの様々な質問により私たち研究者も成長していきます。今後も開催していきますので、是非また参加してください」と閉講の言葉を述べ、全6回にわたって開催した「みやぎ県民大学」を締めくくりました。

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関連リンク:
加納純也研究室(機能性粉体プロセス研究分野)
みやぎ県民大学開放講座「環境問題に寄与する材料プロセス」
第1回講座「原子力発電所事故と放射性物質」(2018/6/29) 報告
第2回講座「環境保全のためのイオン液体技術」(2018/7/6) 報告
第3回講座「CO2削減に寄与する超臨界ナノ技術」(2018/7/13) 報告
第4回講座「鉄鋼製錬プロセスの環境問題への取り組み」(2018/7/20) 報告
第5回講座「金属資源循環に向けた非鉄製錬の役割」(2018/7/27) 報告