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メールマガジン

Mail Magazine3月号

メールマガジン 2020年3月号

━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆  ━━━━━━━━━━━━━━
   ★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2020年3月号 No.176 ━━━

 このメールはメールマガジン希望登録者様に送らせて戴いております。
 多元研が関わる学会、研究発表会・シンポジウム、その他、
 毎回HOTな情報をお届けいたします。

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 ~ 目次 ~

1)受賞報告 — 第10回セラミックス協会MFD研究会「MFD最優秀発表賞」を受賞

2)受賞報告 — 粉体粉末冶金協会2019年度協会賞「研究進歩賞」を受賞

3) 受賞報告 — 電気化学会 第16回「Honda-Fujishima Prize」を受賞

4)受賞報告 — 2019年度 電気化学会「論文賞」を受賞

5)研究成果 — X線により硬さを高解像度で可視化

6)研究成果 — X線撮像素子のピクセルサイズを
       従来の1/1000以下にする超解像現象の発見

7)お知らせ — ダイナミック・アライアンス研修を行いました

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    1) 受賞報告
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    第10回セラミックス協会MFD研究会「MFD最優秀発表賞」を受賞
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殷研究室のZijing Wangさんが、第10回セラミックス協会MFD研究会
マテリアル・ファブリケーション・デザイン研究会において、
「MFD最優秀発表賞」を受賞しました。

受賞題目:
「Design and synthesis of CoP/Co2P@Ti3C2 nanocomposites as anode
with a high cyclic stability in lithium-ion batteries」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yin/news_award/20200306/

◆殷研究室(環境無機材料化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/yin/

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    2) 受賞報告
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    粉体粉末冶金協会2019年度協会賞「研究進歩賞」を受賞
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木村研究室の山本孟助教が、一般社団法人粉体粉末冶金協会2019年度協会賞
「研究進歩賞」を受賞することが発表されました。

受賞題目:「巨大負熱膨張材料の研究」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_award/20200319/

◆山本孟助教(researchmap)
https://researchmap.jp/haiyama

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    3) 受賞報告
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    電気化学会 第16回「Honda-Fujishima Prize」を受賞
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垣花研究室の熊谷啓助教が、電気化学会 第16回「Honda-Fujishima Prize」を
受賞しました。

受賞題目:「半導体および金属錯体光触媒を組み合わせた光電気化学系の開発」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kakihana/news_award/20200324/

◆垣花研究室(無機材料創製プロセス研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/kakihana/html/

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   4) 受賞報告
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    2019年度 電気化学会「論文賞」を受賞
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本間格教授、雁部祥行技術職員らが発表した論文が、2019年度 電気化学会において
「論文賞」を受賞しました。

受賞題目:
「Highly Safe 100-Wh-class Lithium-ion Battery Using Lithium Bis
(trifluoromethanesulfonyl) amide -Tetraethylene Glycol Dimethyl Ether
Equimolar Complex-based Quasi-solid-state Electrolyte」

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/honma/news/570/

◆本間研究室(エネルギーデバイス化学研究分野)
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/honma/

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   5) 研究成果
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    X線により硬さを高解像度で可視化
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 東北大学多元物質科学研究所の矢代航准教授らの共同研究グループは、
X線イメージングを用いて硬さの分布を可視化することに世界ではじめて
成功しました。本研究成果は、MRI、超音波診断など、硬さを可視化できる
従来の技術に比べてはるかに高い解像度で病変が識別できるような革新的な
医療診断法に発展すると期待されます。

    
図. 本研究で提案された新しい方法によって求められた硬さ(貯蔵弾性率)マップ
(左:硬さがほぼ均一な試料;右:硬い領域が内包されている試料)。右の試料に
おいては、硬い領域(破線内)とそのまわりの領域の濃度差はわずかで、通常のレ
ントゲン撮影では識別することができないが、硬さマップでははっきり識別できて
いるのが分かる。

論文情報:
“X-ray elastography by visualizing propagating shear waves”
Chika Kamezawa, Tomokazu Numano, Yoshihiko Kawabata, Hiroyasu Kanetaka,
Maiko Furuya, Kotone Yokota, Hidemi Kato, Akio Yoneyama, Kazuyuki Hyodo,
and Wataru Yashiro
Applied Physics Express

DOI:10.35848/1882-0786/ab7e06

◆詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20200323/

◆百生研究室(量子ビーム計測研究分野)
http://mml.tagen.tohoku.ac.jp/index.html

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   6) 研究成果
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    X線撮像素子のピクセルサイズを従来の1/1000以下にする
    超解像現象の発見
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 東北大学多元物質科学研究所の江島丈雄准教授らの研究グループは、
シンチレーターのひとつであるCe:Lu2SiO5からの発光領域を、可視対
物鏡の回折限界スポット径の1/10以下に制限することに世界で初めて
成功しました。


図:(a)軟X線(800 eV)で励起したCe:LSOの発光(青)とSTEDレーザー(緑)。
図中「Reflection」と示した部分はシンチレーター裏面からの反射像、(b)図
(a)中の破線AB間での光強度プロファイル。照射したレーザー光によりCe:LSOの
発光が抑制され中央の発光点のみが残ったことを示している。(c)発光点径/ビー
ム径比の光強度比変化。光強度比の増加によりシンチレーター発光点の直径が減少
する。結果は、アッベの回折条件によるスポット径の1/10まで小さくできたことを
示している。

論文情報:
“Demonstration of stimulated emission depletion phenomenon in
luminescence of solid-state scintillator excited by soft X-rays”
Takeo Ejima, Toshitaka Wakayama, Natsumi Shinozaki, Misaki Shoji,
Genta Hatayama & Takeshi Higashiguchi
Scientific Reports (nature research)

DOI:10.1038/s41598-020-62100-0

◆詳しくは、こちらをご覧ください
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_press/20200326/

◆高田研究室(放射光ナノ構造可視化研究分野)
http://db.tagen.tohoku.ac.jp/php/forweb/outline.php?lang=ja&no=3101

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    7) お知らせ
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    ダイナミック・アライアンス研修を行いました
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 2020年2月18日(火)~20日(木)の3日間、電子顕微鏡用試料加工装置での
試料の加工方法を学ぶため、大阪大学産業科学研究所の技術職員が多元研
を訪問しました。

◆詳しくは、こちらをご覧下さい。
https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/lab/news_info/20200311/

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2020年3月25日(水)に「東北大学 学位記授与式」が執り行われました。
今年は「新型コロナウイルス」の影響でカメイアリーナ仙台(仙台市体育館)
での式典は中止となり学内で執り行われましたが、今年も多くの卒業生が東北大学
を巣立ち、4月から新しい生活を迎えようとしております。

「学位記授与式」の様子:
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/graduation/2020/

また、2020年4月3日(金)には「東北大学 入学式」が執り行われる予定でしたが、
こちらも「新型コロナウイルス」の影響で式典を中止することとなりました。

世界中で猛威を振るっている「新型コロナウイルス」。
1日も早く収束することを願います。
皆様もお気を付けください。

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  _/   発行元:
  _/      東北大学多元物質科学研究所
  _/      広報情報室 022-217-5198
  _/      network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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