メールマガジン 2008年 9月号
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★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008年9月号 No.39 ━━━
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~ 目次 ~
1)研究ステーション発足 —
ソフトナノ材料研究ステーション(SNAMS)発足シンポジウム
2)行事予定 — 東北大学イノベーションフェア2008 in 仙台
3) 行事予定 — 第3回資源変換・再生研究センター国際シンポジウム
3rd International Symposium
on Sustainable Materials Engineering
4)行事予定 — 窒化物ナノ・エレクトロニクス材料研究センター講演会
「窒化物の合成と光機能特性」
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1) 研究ステーション発足
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ソフトナノ材料研究ステーション(SNAMS)発足シンポジウム
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今年度、東北大学多元物質科学研究所では学内外連携、産学連携、地域連携
などの幅広い取り組みを行い、材料開発の先導役となり、社会還元、新産業
創造のレールを効率的かつ迅速に進めることを目的に「ソフトナノ材料研究
ステーション(Soft-Nano Materials Research Station (SNAMS) )」を立ち
上げ、9月22日、SNAMSキックオフシンポジウムを開催しました。
- ソフトナノ材料研究ステーション -
ステーション長 宮下徳治
ポリマー・有機ハイブリッド材料開発グループ ————————-
・宮下徳治教授(グループ長)
ハイブリッドナノ集積体材料開発
・及川英俊 教授
物性化学・固体化学に立脚した高分子系ハイブリッドナノ結晶材料の創成
・金原 数 教授
メソスケールハイブリッド分子材料
・京谷 隆 教授
カーボン系ナノハイブリッド材料
・下村政嗣 教授
自己組織化バイオミメティック高分子ナノマテリアル
・阿尻雅文 教授
超ハイブリッドマテリアル研究開発
・中川 勝准 教授 (兼任委嘱)
高分子薄膜系ソフトナノ材料開発
バイオナノソフト材料開発グループ ———————————–
・齋藤正男 教授 (グループ長)
タンパク質の構造-活性相関の解明
・清水 透 教授
バイオセンサー(ガス、水銀、ヘム鉄)の機能解析
・永次 史 教授
細胞内遺伝子機能制御人工分子開発
・和田健彦 教授
ナノバイオ機能材料開発
ソフトナノ材料計測開発グループ ————————————-
・栗原和枝 教授 (グループ長)
ナノ界面化学
・米田忠弘 教授
単一有機分子の構造解析と化学分析
・石島秋彦 教授
生体分子計測
産学連携推進グループ ———————————————–
・中西八郎 教授 (客員教授)
有機ナノ結晶材料の研究開発
・西 敏夫 教授 (WPI)
ナノからメガまで繋がる高分子ナノ材料開発
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2) 行事予定
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東北大学イノベーションフェア2008 in 仙台
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東北大学では教育研究活動や産学官連携の取組みの成果を皆様に紹介し、
新たな出会いの場を創出することを目的として、「東北大学イノベーション
フェア2008in仙台」を開催いたします。
多元物質科学研究所では、最先端の研究・技術内容を各展示ブースにて
ご紹介します。皆様のご来場をお待ち致しております。
開催日時:平成20年9月30日(火)
午前10時30分~午後5時
開催会場:仙台国際センター 2階
〒980-0856 仙台市青葉区青葉山
入場:無料
主催:東北大学
後援:東北経済産業局、宮城県、仙台市、(独)科学技術振興機構、
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、(独)産業技術総合研究所
(財)みやぎ産業振興機構、(社)東北経済連合会、(社)みやぎ工業会
(株)インテリジェント・コスモス研究機構、(株)東北テクノアーチ
(株)七十七銀行(順不同)
————– 多元物質科学研究所 出展ブース ————–
◆ブース番号:12
分 野 : ナノテク・材料
【テーマ】新型銅系形状記憶合金の開発とその応用
材料基盤研究プロジェクト 貝沼研究室 貝沼 亮介 教授
従来からTiNi合金が形状記憶材料として実用されているが、加工性が
低く形状記憶処理が煩雑なために実際には線材としてしか利用されていない。
最近、我々はCu-Al-Mn合金においてTiNiに比して加工性にも形状記憶処理
にも勝った形状記憶合金を開発し、医療用ガイドワイヤーや巻き爪矯正デバ
イスなどの試作を行った。発表では、新合金の超弾性特性や機械特性に関す
る説明と試作品の展示を行う。
◆ブース番号:13
分 野 : ナノテク・材料
【テーマ】ナノ磁性体の超高感度磁化検出と高密度スピンデバイスへの展開
電磁機能設計研究分野 北上研究室 北上 修 教授
磁性材料の最も重要な機能の一つは安定なメモリー機能であり,高密度磁気
記録の形で情報化社会の基盤技術として発展を続けている.磁気メモリーの安
定性は、磁化状態が熱等の外部擾乱に強いことによるが,近い将来には,この
熱擾乱によってメモリー密度に限界が来ると考えられる.我々は,メモリーサ
イズの微小化により起こる磁化の不安定性を解明し,より微小なサイズで安定
な磁気メモリーの原理,開発を目指している.
@北上研究室
http://nanomagnet.tagen.tohoku.ac.jp/
◆ブース番号:16
分 野 :ナノテク・材料
【テーマ】マルチフェロイック(磁性強誘電体)の電気分極の磁場制御と
その微視的機構の研究
複雑系機能解析研究分野 有馬研究室 有馬 孝尚 教授
磁性強誘電体(マルチフェロイック)物質であるTbMnO3やMnWO4において
磁場によって電気分極の発生およびその向きの制御が可能であることを見出
した。また、その微視的機構を中性子やX線の回折実験によって明らかにした。
◆ブース番号:20
分 野 : ナノテク・材料
【テーマ】透明導電膜用ITOナノ粒子の最前線
ハイブリッドナノ粒子研究部 村松研究室 村松 淳司 教授
2007年度からはじまったナショプロ=希少金属代替プロジェクト。
その中核となる、ITOナノ粒子合成の最先端情報をわかりやすく紹介!
電子ペーパーがもっとも身近になるキーテクノロジーの神髄をご覧ください!
@村松研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/muramatsu/index.html
◆ブース番号:47、
分 野 :産学連携・地域連携
【テーマ】「化学系研究設備有効活用ネットワークの構築」東北地域活動
共通機器運営委員会 鈴木 茂 教授
国立大学等の研究設備が老朽化している状況を改善し、我が国の研究教育の
基盤崩壊を防ぐとともに、先導的研究を推進するために、研究設備の維持と先
端研究設備の整備が不可欠です。そのため、化学系教育研究組織を持つ全国の
機関が結集し、全国的な連携調整の下に「古い研究設備の復活再生」及び「最
先端研究設備の重点的整備」を行い、大学間の研究設備の有効活用を図るため
のネットワーク組織を構築している活動を紹介します。
◆詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/information/2008inv.html
◆東北大学イノベーションフェア2008 in 仙台 公式ページ
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/kenkyo/inv2008.htm
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3) 行事予定
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第3回資源変換・再生研究センター国際シンポジウム
3rd International Symposium on Sustainable Materials Engineering
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日時: 2008年10月 3日 (金) 9:00~17:10
交流会:18:00~19:30
場所: ホテルモントレ仙台 (仙台市青葉区中央4丁目1番8号)
参加費: シンポジウム2,000円、交流会 6,000円
主催: 東北大学多元物質科学研究所 資源変換・再生研究センター
共催・協賛:(財)素材工学研究会,(財)青葉工学振興会,粉体工学会
(社)日本鉄鋼協会東北支部,(社)日本金属学会東北支部
(社)資源・素材学会東北支部
東北大学 多元物質科学研究所 資源変換・再生研究センターでは
素材およびエネルギー資源の有効利用と地球環境保全の両立を可能に
する技術開発に不可欠な基礎と応用研究を展開しています。
本シンポジウムでは、Sustainable Materials Engineeringをテーマに
具体的なkeywordsを「Future Mineral & Energy Resources; Green
Processing of Materials; Local & Global Environment; Material Recycle;
Carbon Neutral energy; Hazardous waste treatment」とし、本研究セン
ターの研究および関連する国内外の研究成果を発表し、ディスカッション
致します。
- Program –
9:00 Opening Remarks
Vice-Director,Prof. J. Kawamura, IMRAM, Tohoku University
9:10 Briefing of the Research Center
Head of Center,Prof. E. Kasai, IMRAM, Tohoku University
9:25 Keynote: Ferrous Process Metallurgy and Environment
Prof. H. W. Gudenau, RWTH Aachen, Germany
Advanced Steel Processing
9:55 Keynote: Steel Research and Development for Sustainable Society
Dr. T. Matsumiya, Nippon Steel Corporation
10:25 Coffee Break
10:45 Reactor Design for Carbon Dioxide Sequestration
Using Steelmaking Slag
Prof. D. G. C. Robertson, Missouri University
of Science and Technology, USA
11:10 Composition Change of the Non-metallic Inclusions during
the Secondary Refining of Ultra Low Oxygen Alloying Steels
Prof.X.WANG, University of Science and Technology Beijing, China
11:35 Nucleation Site of Sold Steel from Molten Steel
Prof. H. Shibata, IMRAM, Tohoku University
11:55 Lunch
Material Recycle & Reduction of Greenhouse Gas Emissions
13:20 Keynote: Opportunities for Reducing Energy Consumption
and Greenhouse Gas Emissions in Metal Production
Dr. S. Jahanshahi, CSIRO, Australia
13:50 Metal Recovery from Secondary Resources
Prof. K. Sugawara, Akita University
14:15 Recovery of Nuclear Materials from Oxide Fuel by Sulfide Process
Prof. N. Sato, IMRAM, Tohoku University
14:35 Development of Melting-Technology Using the Coal-Based
FASTMELT(R) Process
Mr.T.Harada,Iron Unit Division,Technology Center,Kobe Steel,Ltd.
15:00 Biomass Utilization in Iron-making Process
for Reducing CO2 Emission
Dr. S. Ueda, IMRAM, Tohoku University
15:20 An Effective Way to Use Plastic Waste for Ironmaking
Dr. T. Murakami, IMRAM, Tohoku University
15:40 Coffee Break
Waste Treatment & Chemical Pollutants
16:00 Bromination of Heavy Metal Oxide with Thermal Decomposition
of Brominated Flame Retardant
Prof. E. Shibata, IMRAM, Tohoku University
16:20 Emissions of Toxic Substances from Thermal Degradation
of Hazardous Wastes in Poland
Prof. A. J. Grochowalski, Krakow University of Technology, Poland
16:45 Chlorine Chemistry in Coal Conversion and Steel Making Processes
Dr. N. Tsubouchi, IMRAM, Tohoku University
17:30 交流会
◆参加申込み・問合せ等、詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/information/081003.html
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4) 行事予定
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窒化物ナノ・エレクトロニクス材料研究センター講演会
「窒化物の合成と光機能特性」
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日時: 平成20年10月30日(木)~31日(金)
会場: 多元物質科学研究所 材料物性総合研究棟1号館1階 大会議室
主催: 東北大学 多元物質科学研究所
協賛: 日本セラミックス協会 東北北海道支部
—– 講演内容 —–
◆10月30日(木)
13:30 開会の挨拶
13:35-14:10 「アクティブアモノサーマル法によるGaN単結晶作製」
鏡谷勇二(東北大多元研)
14:10-14:45 「高純度窒化ホウ素単結晶の高圧合成と
希土類元素添加による発光特性発現」
谷口 尚(物材研)
14:45-15:20 「III族窒化物中のドーパントの配位環境と電子状態」
大場史康(京都大学)
休憩
15:35-16:10 「非極性面窒化物半導体薄膜成長と問題点」
秩父重英(東北大多元研)
16:10-16:45 「光電気化学反応による水素生成におけるGaN特性と
構造化の影響」
藤井克司(東北大学際センター)
16:45-17:20 「ソルボサーマル法による窒化物光触媒の合成」
佐藤次雄(東北大多元研)
17:40 懇親会
◆10月31日(金)
9:00- 9:35 「サファイア窒化法による
AlN薄膜作製の熱力学的・速度論的考察」
福山博之(東北大多元研)
9:35-10:10 「窒化アルミニウム系蛍光体の合成と結晶構造」
武田隆史(物材研)
10:10-10:45 「還元窒化法による窒化物蛍光体の微粒子プロセス開発」
末廣隆之(東北大多元研)
休憩
10:50-11:25 「Eu2+付活Srサイアロン」
福田由美(東芝)
11:25-12:00 「窒化物蛍光体の新規製造法と構造解析」
渡邊 展(三菱化学)
12:00-12:35 「窒化物蛍光体の今後に期待すること」
山元 明(東京工科大)
◆参加ご希望の方は、事前にホームページよりお申し込み下さい。
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/information/081030.html
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5) 受賞報告
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・受賞日:2008.7.14
・受賞名:Carbon 2008,The Japan Carbon Award for Young Researcher
・内容:Understanding of the Electrochemical Process in Supercapacitor
by Using Zeolite Templated Carbon as a Model Material
・西原 洋知 助教(無機系ナノ材料システム研究分野)
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・受賞日:2008.7.17
・受賞名:Carbon 2008,The Japan Carbon Award for Innovative Research
・内容:Templated Carbons
・京谷 隆 教授(無機系ナノ材料システム研究分野)
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/kyotani/
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・受賞日:2008.7.17
・受賞名:「第22回独創性を拓く 先端技術大賞」経済産業大臣賞 受賞
・内容:次世代癌治療の基盤となるPr:LuAG シンチレータを用いた
高解像度PET装置の開発
・吉川 彰 准教授(物理プロセス設計研究分野)
http://andy.tagen.tohoku.ac.jp/yoshikawa/
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先月、多元物質科学研究所のある東北大学片平地区でも健康診断があり
35歳及び40歳以上対象の「メタボ検査」と言われる腹囲測定もありました。
「ビールだ!」「焼き肉だ!」と夏を謳歌した方々は、前日のみ食事を控え
検査に臨んだのではないかと想定されます( ..)φ
芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、そしてダイエットの秋?
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_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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