メールマガジン 2007年 5月号
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★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007年5月号 No.23 ━━━
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~ 目次 ~
1)福田承生研究教授「チョクラルスキーゴールドメダル」受賞 !!!
2)「ポストシリコン物質・デバイス創製基盤技術アライアンス」
発足記念シンポジウム
3)行事予定 — ハイブリッドナノマテリアル・シンポジウム
~こだわり研究最前線~
4)行事予定 — ミニワークショップ
第5回 窒化物半導体研究の最前線
6)東北大学100周年記念事業 — 東北大学100周年記念まつり
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1) 「チョクラルスキーゴールドメダル」受賞
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東北大学多元物質科学研究所 福田承生研究教授
物質科学分野で顕著な業績を残した人に与えられる
「チョクラルスキーゴールドメダル」受賞 !!!
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この賞はキュリー夫人と並んでポーランドの代表的な科学者であり、
又近代エレクトロニクスに大きく貢献した結晶成長法を創成した研究者として
世界的に知られているヤン チョクラルスキー教授の業績をたたえて1999年に
創設されました。
ポーランドの科学アカデミー関係者を中心とした物質材料開発財団により
選考され、科学技術、行政分野で顕著な業績者に対して与えられるものです。
現在までに、E-MRS(ヨーロッパ最大の材料学会)を1983年に創設し、
ヨーロッパの科学技術研究に多大な貢献をし、現在事務局長をしているポール
シーファー教授 ( フランス ) が2000年に最初の受賞に選ばれ、次いで2001年
にクラコウ工科大学学長カシミール フラーガ教授(ポーランド)、2003年に
シリコン結晶製造用としてチョクラルスキー法を発展させ半導体材料開発に
貢献した元シーメンス研究所長ウォルター ヘイワング教授(ドイツ)、2006
年にウクライナ科学アカデミー総裁ボリス パトン教授(ウクライナ)が受賞
しており、福田教授は5人目で、アジアでは最初の受賞者です。
授賞式はポーランドのザコパネで開催されている第5回国際固体結晶材料会議、
第8回ポーランド結晶成長学会、第2回日本―ポーランド―ドイツ結晶成長討論
会共同会議の中で行われました。
受賞理由は福田教授の数々の新結晶創製と卓越した結晶技術による実用化、
結晶成長分野、結晶材料開発分野での数多くの学術貢献、数多くの学会、シン
ポジウムの創製による当分野への多大な貢献に対するものです。 なお、討論
の概要は、後日、読売新聞紙上に掲載される予定です。
◆詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/media/index.htm#20070530
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2) 発足記念シンポジウム
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「ポストシリコン物質・デバイス創製基盤技術アライアンス」
発足記念シンポジウム
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附置研究所間連携事業、
「ポストシリコン物質・デバイス創製基盤技術アライアンス」
(参加研究所:阪大産研、東北大多元研、北大電子研、東工大資源研)の
発足記念シンポジウムが開催されます。
平成18年度、阪大産研と東北大多元研を中心に北大電子研、東工大資源研を
協力研究所として基盤作りを行い、平成19年度からは電子研、資源研を加え
た4研究所によるアライアンスに発展しました。
アライアンスでは、各研究所の得意な研究分野を持ち寄って、新物質創製、
加工、計測・評価、デバイス創製と一貫した連携研究を進めるところに特徴
があります。
日時:2007年6月6日(水)13:00~17:30
場所:学士会館本館(東京都千代田区神田錦町3-28)
http://www.gakushikai.or.jp/facilities/index.html
——— プログラム ————-
13:00-13:10 開会の挨拶
(阪大産研所長)川合知二
13:10-13:20 アライアンス概要
(阪大産研 朝日一
13:20-13:30 分子ナノエレクトロニクスグループ概要
(北大電子研) 中村貴義
13:30-13:55 「分子エレクトロニクスに向けたナノ分子物質開発」
(阪大産研) 安蘇芳雄
13:55-14:20 「電気を通す高分子の配線技術の探索:分子回路工学を目指して」
(東工大資源研)彌田智一
14:20-14:30 新機能ナノエレクトロニクスグループ概要
(東北大多元研)進藤大輔
14:30-14:55 「ナノ磁性体のキャラクタリゼーションと
スピンデバイスの実現に向けて」
(東北大多元研)北上修
14:55-15:20 「カーボンナノチューブ単一電子トランジスタによる単一電荷計測」
(阪大産研)松本和彦
15:20-16:00 ポスター発表/休憩
16:00-16:10 ナノ分子メカニクス・バイオメカニクスグループ概要
(東工大資源研)池田富樹
16:10-16:35 「金属によるナノ空間を使って実現する新しい反応と計測」
(北大電子研)三澤弘
16:35-17:00 「細胞のエネルギー通貨ATPの合成メカニズムと
細胞内イメージング」
(阪大産研)野地博行
17:00-17:20 招待者挨拶
17:20-17:30 閉会の挨拶 (東北大多元研所長)齋藤文良
17:30-19:30 懇親会/ポスター発表
◆プログラム及びポスターダウンロードはこちらです。
http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/jp/operation/pdf/2007alliance_simposium..pdf
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3) 行事予定 ハイブリッドナノマテリアル・シンポジウム
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ハイブリッドナノマテリアル・シンポジウム
~こだわり研究最前線~
多元ナノ材料研究センター(HyNaM)/
融合システム研究部門 合同シンポジウム
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多元ナノ材料研究センター・融合システム研究部門 合同シンポジウムを
開催致します。
最先端素材、ハイブリッドマテリアル。その中でも、特定の機能や組み合
わせに、こだわりにこだわった研究を、第一線の研究者が熱く語る1日です!
主催:東北大学多元物質科学研究所
日時:平成19年6月15日(金) 10:00~18:00
会場:東北大学多元物質科学研究所
材料・物性総合研究棟1号館大会議室
東北大学片平さくらホール1Fラウンジ
—– 講演 (会場:材料・物性総合研究棟1号館大会議室)
10:00~10:50
高分子ナノシートによるハイブリッドナノ集積体
三ツ石方也(多元研)
10:50~11:40
塩基性アミノ酸を用いた球状シリカナノ粒子の合成と配列
大久保達也(東大工)
(昼食)
13:00~13:50
ソルボサーマル反応によるナノサイズ光触媒の組成と
形態制御及び環境浄化への応用
殷シュウ(多元研)
13:50~14:40
ハイブリッドマテリアルを構成するグラフェン
塩山洋(産総研)
(休憩)
14:50~15:40
触媒によるセルロース分解反応
福岡淳(北大触研)
15:30~16:20
電子線ホログラフィーと微小探針によるナノ領域の多元解析
村上恭和(多元研)
—– ポスターセッション 16:30~18:00
—– 懇親会 18:00~19:30(会場:さくらホール1階)
◆お問合わせ先等、詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/information/070615.html
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4) 行事予定 ミニワークショップ
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第5回 窒化物半導体研究の最前線
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(1)熊谷義直先生(東京農工大学工学部)は,HVPE(ハイドライド気相成長法)
の第1人者であり,最近JJAPのエクスプレスレターに掲載されたばかりの
「シリコン基板を用いた自立AlN結晶の作製(仮題)」についてご講演をし
ていただきます。
(2)山本暠勇先生(福井大学工学部)は,ArFエキシマレーザーを利用して,成
長の難しいInNおよびIn-rich InGaN, InAlNのMOVPE成長に関する最近の結果
「MOVPE法によるInN系半導体の成長と評価」についてご講演をしていただき
ます。
(3)秩父重英先生(東北大学多元物質科学研究所)は,窒化物系半導体の評価
や結晶成長に幅広くご活躍されている気鋭の研究者です。今回は「MBEに
よるAlN成長(仮題)」についてご講演いただけます。
講師の先生の後には,話題紹介のコーナーを設けております。
短時間(10~20分程度)のプレゼンをしていただける方は,ぜひ,積極的に
ご参加ください。プレゼンをしていただける方は事前にご連絡ください。
今回は,講演会の後に簡単な懇親会を設けております。
窒化物研究のスペシャリストとの刺激的なコミュニケーションの場です。
学生のみなさんの参加もおおいに歓迎いたします。
日時:平成19年6月28日(木)
・ワークショップ:13:00-17:00
・懇親会:17:00-18:00(参加費:1,000円 学生:無料)
場所:東北大学多元物質科学研究所材料
物性総合研究棟一号館,1F大会議室
— 講演 —
13:00-13:50 シリコン基板を用いた自立AlN結晶の作製(仮題)
熊谷義直(東京農工大学 工学部)
14:00-14:50 MOVPE法によるInN系半導体の成長と評価
山本暠勇 (福井大学 大学院工学研究科)
15:00-15:50 MBEによるAlN成長(仮題 )
秩父重英(東北大学 多元物質科学研究所)
16:00-17:00 話題提供
— 懇親会 —
17:00-18:00
◆お問合わせ先等、詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/information/070628.html
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5) 東北大学100周年記念事業 片平まつり2007
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いこうよ! 最先端研究のワンダーランドへ
片平まつり 2007
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東北大学では、小・中学生を主な対象とした附置研究所等一般公開
「片平まつり」を1998年より隔年で開催し、今年は東北大学100
周年に合わせた開催で5回目を迎えます。
星陵キャンパスと片平キャンパスを会場に、 当日は両キャンパス間を
無料シャトルバスが運行いたします。
最先端の研究に驚きと不思議が体感できます。入場は無料です。
「東北大学100周年記念講演会」「科学のコンサート」「東北大生の1世紀」
「片平キャンパス歴史散歩」などイベントがいっぱいです。
日程:2007年(平成19年)7月28日(土)、29日(日)
午前10:00~午後5:00
場所:東北大学 片平キャンパス・星陵キャンパス
内容:研究成果公開やデモ実験等、東北大学100周年記念講演会
東北大学100周年記念展、片平キャンパス歴史散歩
参加研究所等:金属材料研究所・流体科学研究所・電気通信研究所
多元物質科学研究所・東北アジア研究センター
加齢医学研究所
共催 : 東北大学史料館
◆連絡・お問い合わせ先等、詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.katahira-f.tohoku.ac.jp/
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6) 東北大学100周年記念事業 東北大学100周年記念まつり
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「Centenary Summer 2007
~100周年の夏~ 」
東北大学100周年記念まつり
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東北大学は明治40年(1907年)に日本で3番目の帝国大学として
誕生し、2007年に創立100周年を迎えました。
東北大学100周年記念まつりは、片平キャンパスを開放して、卒業生、
在校生、保護者、地元市民の皆様にお集まりいただき、創立100周年を
祝うというものです。
会場には、本学の各部局ごとの研究等を紹介する「部局展示ゾーン」や、
留学生が中心となり世界各国の伝統や文化などを紹介する「国際交流ゾーン」
などを設けるほか、メインステージではトークショーやアトラクションなどを
行い、参加者全員が一体となって楽しめるイベントを計画中です。
参加のお申込みは不要ですので、ご来場をお待ちしております。
◆東北大学100周年記念まつり
日時:8月25日(土)13:00~20:00
8月26日(日)10:00~15:00
会場:片平キャンパス
◆東北大学100周年記念事業ホームページ
http://web.bureau.tohoku.ac.jp/100aniv/
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7) 多元物質科学研究所奨学金制度
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多元物質科学研究所奨学金制度
Scholarship(7/3締切)
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多元研では下記の要領により教員を公募致します。
Brief Guide for TAGEN-Ken Scholarship 2007
Institute of Multidisciplinary Research for Advanced
Materials (IMRAM / TAGEN-Ken),Tohoku University
多元物質科学研究所で勉強したい海外の学生のための奨学金ガイドです。
締切は、2007年7月3日です。
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昔は、梅雨の合間の晴天を「五月晴れ」と言っていましたが、最近は
5月の爽やかな晴れ間をいう場合が多いそうです。
雨に関係する言葉を集めてみました。
◎雨足(あまあし)— 雨の降りすぎていくようす。「雨足が早い」とか
「雨足が強い」というような言い方をします。
◎小糠(こぬか)雨— 雨粒が霧のように細かく、音もなく静かに降る雨。
「降る」というよりも糠のような微細な雨粒が空中の
そこかしこから押し寄せるという感じです。
◎走り梅雨 — 梅雨入りする前に、ひととき梅雨のような雨が降ること。
◎送り梅雨 — 梅雨が明けるころに、急に強い雨が降ること。
梅雨を送り出すような雨。
暑い夏日になったり、肌寒い雨の日があったりと気温の変化が激しい時です。
また、食中毒が多い時期でもあるので体調管理には充分気をつけましょう!
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◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
メールマガジンに掲載させていただける情報をお待ち致しております。
登録・変更・削除は、こちらからお願いいたします。
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https://www2.tagen.tohoku.ac.jp/information/mailmagazine.html
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_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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