メールマガジン 2006年 12月号
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★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2006年12月号 No.18 ━━━
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御礼
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第6回
東北大学多元物質科学研究所研究発表会
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平成18年(2006年)12月 8日(火)に東北大学・片平さくらホールで行われまし
た第6回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会は大成功のうちに無事終了い
たしました。物質科学における国際レベルの研究拠点を目指す多元研のアクテ
ィビティが紹介されました。
第6回を迎える今年の発表会では、大阪大学大学院工学研究科 教授、増原宏
先生を迎えての特別講演がありました。多元物質科学研究所からは、笠井均助
教授、荒木保幸助手、井上裕一助手らの講演、この他、素材工学研究奨励賞、
科学計測振興会賞、[籏野奨学基金]多元物質科学研究奨励賞などの授賞式、ポ
スターセッション等行われ、たくさんの方々にご来場いただきました。
これもひとえに皆様の御協力の賜物と心より御礼申し上げます。
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行事予定
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新産業創造物質基盤技術研究センター
2006年度多元研研究成果発表会
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場所:東北大学片平さくらホール (仙台市青葉区片平2-1-1)
日時:平成19年(2007年) 1月11日(木) 13時~
<プログラム>
(1)講演会 ——————————
13:00-13:10 センター長挨拶(宮下副所長)
13:10-14:40 G1研究発表
1) 葛西チーム
「超音波を利用する新しい金属材料コーティング/
表面処理法の開発」
2) 中村チーム
「Improvement of Structure and Energy Management of High
Strength Al-Zn-Mg Foam processed with Novel Carbonate
Foaming Agent」
3) 一色チーム 「銅薄膜の特性に対する基板バイアスの影響」
4) 寺内チーム 「TEMによるSnメッキ膜構造の評価」
5) 田中チーム 「円錐状突起体形成によるポーラス・ロータス材料への機能付加」
6) 貝沼チーム 「高加工性Cu系形状記憶合金の開発と応用」
14:40-14:55 休憩
14:55-16:10 G2研究発表
7) 京谷チーム 「磁性金属やポリマーを内包した水分散性カーボンナノ試験管」
8) 宮下チーム 「界面場を用いたナノ材料の集積組織化」
9) 村松チーム 「有機無機ハイブリッド液晶デバイスの開発」
10) 佐藤(次)チーム
「無機系紫外線遮蔽剤の開発とDNA損傷」
11) 及川チーム 「有機・ハイブリッドナノ結晶材料作製における新展開」
16:10-16:25 休憩
16:25-17:10 G3研究発表
12) 手老チーム 「生体および環境系に重要な活性ラジカルの研究」
13) 古山チーム 「多糖の生体膜間フリップ-フロップ輸送系の解明研究」
14) 齋藤(正)チーム
「新たなヘム代謝反応」
17:10-17:55 G4研究発表
15) 清水チーム 「ヘムセンサー酵素・タンパク質のガスをセンスする機能」
16) 河村チーム 「PLD-CCS法による薄膜電池材料開発」
17) 水崎チーム 「自己組織化マップによるエネルギーデバイスの
劣化挙動の可視化に関する研究」
17:55-18:00 担当者から 懇親会の連絡など
(2)懇親会 —————————–
時間:18:15-19:45
場所:材料・物性棟Ⅰ号館1階会議室
会費: 未定(3000円程度)
◎こちらもご覧下さい。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/information/070111.html
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行事予定
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「連携ラボ」
第1回公開シンポジウム
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日時:平成19年(2007年) 1月17日(水)13時から
会場:東北大学多元物質科学研究所 材料・物性総合研究棟1号館 大会議室
主催:東北大学多元物質科学研究所,(独)物質・材料研究機構
<プログラム>
13:00 – 13:15 ご挨拶
東北大学多元物質科学研究所 所長 齋藤 文良
(独)物質・材料研究機構 理事 野田 哲二
13:15 – 15:00 物材機構および多元研の研究紹介
「連携ラボ」の紹介 (物材機構)篠原 嘉一
「物材機構における計算科学研究」 (物材機構)大野 隆央
「高純度鉄の作製とs-FeSi2/SiのMBE成長」
(東北大多元研)一色 実
「金属ナノ粒子と高分子のナノ組織化がもたらす光機能性について」
(東北大多元研)三ツ石 方也
15:15 – 16:45 「連携ラボ」の研究成果(I)
「有機-金属複合ナノ結晶の構造解析とその光学特性」
(東北大多元研)○及川 英俊,増原 陽人
(物材機構)吉川 英樹,田沼 繁夫
「有機分子の多次元構造と量子機能」
(東北大多元研)○及川 英俊,小野寺 恒信
(物材機構)若山 裕,三井 正
「高分子系熱電材料分野の新規開拓」
(物材機構)○篠原 嘉一,今井 義雄,磯田 幸宏
(東北大多元研)及川 英俊,平石 謙太朗,中西 八郎
17:00 – 18:00 「連携ラボ」の研究成果(II)
「制御したナノ構造を活用した次世代電子デバイス材料の探索」
(物材機構)○高見 誠一,知京 豊裕,若山 裕
(東北大多元研)阿尻 雅文,名嘉 節,梅津 光央,大原 智
「超臨界複合ナノ粒子を用いた磁気・誘電ナノコンポジットの創生」
(東北大多元研)○名嘉 節,大原 智,梅津 光央,阿尻 雅文
(物材機構)松下 明行
18:00 – 19:30 懇親会
◎お問合せ・お申込等は、こちらをご覧下さい。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/information/070117.html
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行事予定
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東北大学 イノベーションフェア2007
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東北大学の高い総合力が生んだ数々の先端技術をいろいろな形式でご紹介します。
講演では、本学の産学連携の特徴的な取組みを紹介するとともに、注目される
研究内容についてご紹介します。
展示フロアでは、金属材料研究所や先進医工学研究機構、工学研究科等から、
70ブースが出展し、各技術分野の最新の研究成果を幅広く紹介するとともに、
若手研究者による萌芽的な研究分野についても紹介します。
あわせて、13人の研究者による研究紹介プレゼンテーションも行います。
皆様のご来場をお待ちしております。
日時:平成19年(2007年) 2月 1日(木)13:30~19:00(開場13:00~)
会場:赤坂プリンスホテル「五色」(東京都千代田区紀尾井町1-2)
◎研究成果プレゼンテーション————–1階 プレゼンテーション会場
15:15~15:40 多元物質科学研究 ~マテリアル・フロンティア・スピリット~
村松 淳司 教授
15:40~16:05 有機物ナノ結晶化のすすめ
中西 八郎 客員教授
◎多元研の展示発表ブース——————-1階 展示会場
17.多元物質科学研究 ~マテリアル・フロンティア・スピリット~
多元研では無機,有機,バイオ(生体)を対象に,多元的な視点で機能性素材・
材料を設計・制御・解析し,より優れた物質を得るための基礎と応用研究を展
開している。基盤技術のみならず応用研究も積極的に進めており,社会に還元
できる成果を得ている。本コーナーでは,その中から一部を紹介し,今後の共
同研究の可能性に資する情報提供を目指している。
—————————————————- 齋藤 文良 所長
18.磁石の入ったカーボンナノ試験管が水に分散する
一次元ナノ細孔を有するアルミニウム陽極酸化皮膜を鋳型とすれば、試験管状
のナノカーボンを合成できる。このカーボンナノ試験管は、いわゆるカーボン
ナノチューブとは異なり、水に容易に分散する。さらに長さと直径をナノレベ
ルで自在に制御でき、様々な物質を内包させることも可能である。発表におい
ては、磁性金属を内包させたカーボンナノ試験管の電子顕微鏡写真や、実際に
磁石に引き寄せられる様子などを紹介する。
————————– 多元ナノ材料研究センター 京谷 隆 教授
19.効率的な資源再生と安全安心な廃棄物処理技術開発をめざして
当センターでは、資源の枯渇と大量の廃棄物という現代の深刻な課題を克服す
るための高度な技術革新のベースとなり得る基礎科学と基盤技術の確立を目指
た研究を行っている。特に、大量生産が必然である基盤素材の製造プロセスで
発生するスラグ・ダストなど副生物の有効利用、金属素材のリサイクル過程等
で問題となるダイオキシン類や有機塩素化合物の排出抑制、今後排出量の増大
が見込まれるアスベスト廃棄物の高効率無害化と資源化など、現在行っている
研究を中心に展示説明を行う。
———————— 資源再生・変換研究センター 葛西 栄輝 教授
20.最新電顕法によるナノスケールでの電磁場計測と電導性評価
本研究グループでは最新の電子線ホログラフィー技術を用いて先端材料のナノ
スケールでの電場や磁場の解析を行っている。これらの研究は材料の電磁気学
的特性を理解するうえで極めて有効である一方,ごく最近独自に開発したピエ
ゾ駆動二探針試料ホルダを用いてナノ領域での電導性評価も行っており、構造
評価,電磁場計測,電導性評価の多元的解析を展開している。
—————- 先端計測開発センター(2007/4発足予定) 進藤 大輔 教授
21.固体酸化物燃料電池の実用化を目指して:その場計測評価法の展開
MSTeC(2005年から開始)の当グループは、大阪大学・NF回路ブロックと共同
で固体酸化物燃料電池の実用化を目指した性能評価装置の開発を行っている。
東北大学は評価手法の開発および実機の評価・大阪大学は取得データの自動解
析手法の開発・NF回路ブロックはハード部分の開発をそれぞれ担当して研究を
進めている。
————— 新産業創造物質基盤技術研究センター 水崎 純一郎 教授
22.有機物ナノ結晶化のすすめ
対象物を良溶媒に溶かして溶液とした後、貧溶媒に注入して再沈殿させる手法
すなわち「再沈法」で、多くの有機化合物からサイズがナノメータオーダーの
結晶を作製できる。ナノ結晶化により、より大きなサイズの時とは異なる特性
や機能が発現し、新展開につながるケースが多い。難溶性化合物をも対象とで
きる本手法におけるサイズ、形状、多形制御などの現状を、NEDO実用化プ
ロジェクト「顔料ナノ結晶」の例を含め、紹介する。
———————————- 寄附研究部門 中西 八郎 客員教授
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行事予定
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最 終 講 義 ご 案 内
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本年度3月末日をもって定年退職される教授の最終講義を行います。
是非、多数ご聴講くださいますようご案内申し上げます。
日時:平成19年(2007年) 3月 8日(木)
13:30-15:00 伊藤 攻 先生
(15分休憩)
15:15-16:45 手老 省三 先生
日時:平成19年(2007年) 3月9日(金)
13:30-15:00 板垣 乙未生 先生
(15分休憩)
15:15-16:45 宇田川 康夫 先生
会場:東北大学片平さくらホール2階会議室(両日とも)
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/access/sakura-j.html
◎詳細は、来月号のめるまがにてご案内させていただきます。
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来年の干支は「亥(いのしし)」
キーワード 「60」!?
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干支は古代中国、漢の時代、旧暦の年月日は十干と十二支を組み合わせて
表示していました。
10個と12個の呼び名を組み合わせていくため、毎年2個ずつ組み合わせが
ずれていくことになり、最初の組み合わせに戻るのには60年かかります。
60年で生まれた年に戻るので「還暦」といいます。
60歳の誕生日を「還暦」だと考えられていますが、数え年の61歳のお正月に
還暦を迎えるのであって誕生日に迎えるわけではありません。
贈り物といえば赤いちゃんちゃんこが有名です。赤い色は魔よけになるのと
60年で生まれた年、つまり赤ちゃんに戻るという意味があり、寒いお正月に
迎えるので「寒さに負けないで長生きしてくださいね」とちゃんちゃんこを
贈る慣わしがあります。
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労働人口の変化によるオフィスビル事業の変化、ノウハウの伝承問題、退職
金問題など懸念されているのが「2007年問題」
戦後のベビーブームに生まれ、受験戦争を生き抜き、ビートルズやグループ
サウンズに熱中し、日本の高度成長を第一線で引っ張ってきた1947年前後に
生まれた「団塊の世代」が2007年以降次々と60歳を迎え一斉に定年退職を
始める年です。
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定年退職を迎える方も、そうでない方も・・・新年の抱負を考えてみませんか?
1月は多くの人が抱負を決め、その年を有意義に過ごそうと心機一転する
時期です。抱負というのは、自分自身に対する約束ごと。
たとえば「毎日運動をする!」「○○の資格を取る!」「株を買う!」
「部屋を片付ける!」「今年こそ 寝ないで授業を受ける!」・・・!?
日常でコツコツ頑張る、目標に向かって頑張る、いろいろありますが。。。
毎年抱負を考えるけれど、いつの間にか忘れてしまうのは私だけでしょうか^^;
新年の抱負= New Year’s Resolution
ちなみにアメリカで最も多い”New Year’s Resolution”はと言えば、
@ “To make more exercise” (より運動すること)
@ “To be more conscientious about business or school”
(仕事での昇進や学校で成功すること)
@ “To have better eating habits”(食習慣の改善・ダイエット)だそうです。
基本は心身ともに健康であること。
今の時期、風邪だけでなくノロウイルス感染症も多く報告されています。
体調に充分気をつけて年末年始をお過ごしください。
2007年 皆さんにとって良い年でありますように(^^)!
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_/ 発行元:
_/ 東北大学多元物質科学研究所
_/ 広報情報室 022-217-5198
_/ network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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