平成28年8月6日、生命機能制御物質化学研究分野（和田健彦教授）において、聖ウルスラ学院英智高等学校2年生29名による研究発表会を行いました。
生命機能制御物質化学研究分野では、平成28年6月18日から8月6日までの全4回わたり、聖ウルスラ学院英智高等学校2年生29名による東北大学訪問体験実験を受け入れ、第1回では講義、第2回、第3回では体験実験を行いました。
参加した高校生の皆さんは、8月6日の第４回東北大学訪問体験実験で行う発表会に向けて、事前に学校などで、6つの班ごとにそれぞれ発表の素案コンテを作成してきました。当日は、まず今日はどんな発表をするのかについて、それぞれの班から発表しました。他の班から、文字量はもっと少ないほうがいいなどのコメントやアイディアを受けて、研究室のスタッフや大学院生の力を借りながら、発表資料をブラッシュアップしました。発表会では、高校生だけでなく、研究室のスタッフや大学院生からも質問があがりました。和田教授からは、発表内容についての解説だけでなく、伝わりやすい説明の仕方や質問を受けたときの答え方などについてのアドバイスもあり、「大学では、答えがないことを研究します。みなさんも、なんでだろう？と思うことを見つけたら、それだけで終わらずに、自分で調べてみてください。そこに本来の学問の楽しさがあるはずです。」とまとめの言葉がありました。さらに、参加者全員による投票が行われ、最優秀プレゼンテーション賞（1班）、優秀プレゼンテーション賞（2班）が表彰されました。最後に、遠藤さんが、参加した高校生を代表して、「このような機会を設けていただいてありがとうございました。今後の受験勉強のモチベーションに繋がりました。」とお礼を述べました。

研究室スタッフや大学院生の助けを借りて、発表資料を作りました。
スライドごとに担当を決めるなど工夫して、全員が発表を体験しました。
最優秀プレゼンテーション賞（1班）、優秀プレゼンテーション賞（2班）が表彰されました。
高校生を代表して、遠藤さんからお礼の言葉がありました。

関連リンク：
和田研究室で高校生による東北大学訪問体験実験を行っています_2016.0705
生命機能制御物質化学研究分野（和田健彦教授）