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お知らせ
第10回金属産業におけるダスト処理・エネルギー・環境に関する日本-ブラジルシンポジウムを開催しました

 2018年9月18日、19日の2日間、東北大学において、第10回金属産業におけるダスト処理・エネルギー・環境に関する日本-ブラジルシンポジウムを開催しました。
9月18日には、片平さくらホールを会場に52名、翌19日は川内キャンパスの会場に100名以上が参加しました。ブラジルから来日した13名の研究者を含め、2日間で延べ150名の研究者が参加しました。

 本シンポジウムの第1回目は、多元研名誉教授の八木順一郎先生とサンパウロ大学のCyro Takano教授の共同により、1999年に開催されました。その後も、日本-ブラジル間の研究交流が継続して行われ、第10 回目に当たる今回は、1999年当時、八木研究室の助手を務めていた埜上洋教授(多元研)と、D3 で研究室に所属していたJose Adilson de Castro 教授(フルミネンス連邦大学)のとりまとめにより、八木先生にゆかりのある仙台にて開催されました。

 2日間にわたったシンポジウムでは、金属産業 (鉄鋼および非鉄製造) に関連する環境問題・資源問題・エネルギー問題・廃棄物問題や、製造プロセスの高効率化について、幅広い視点から取り扱った25 件の報告がなされ、会議の場だけではなく、コーヒーブレイクや懇親会においても盛んに交流が行われました。今回はブラジルからの参加者に、初めて参加する30代の複数の若手研究者が加わったこともあり、日本-ブラジル間の今後のさらなる交流により、ベースメタルの関連研究者を多く有する多元研の関与が期待されるところです。

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 八木順一郎名誉教授
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 Cyro Takano教授
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 埜上洋教授
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 シンポジウムの様子
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 さらに、シンポジウム翌日の9月20日には、多元物質科学研究所において、第4回拠点・アライアンス博士課程学生グローバル研究力養成道場 “The 4th Doctoral student course “Global Research Skill Training Dojo” を実施し、二名の学生が自身の研究内容についてCastro教授と英語による討論を行いました。