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お知らせ
第24回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会を開催しました

 2024年12月12日(木)と13日(金)の2日間、片平さくらホールにおいて「第23回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会」を開催し、多元研内外から206名の参加者を集めました。今年度は多友会と合同で開催しました。

 12日の午前中には、「多元物質科学研究所所長賞」の応募者29名を含む合計64名が区分A、Bの2回に分かれてポスターセッションを行ない、活発なやり取りが見られました。


ポスターセッションの様子

 午後からは、客員教授特別講演①と新任教授講演①が行われました。はじめに多元研の福山博之 所長より本研究発表会の概要について説明があり、「ご講演いただく先生方の発表を聞いて、有意義な時間を過ごしてください」と、挨拶がありました。


福山博之 所長            陣内浩司 実行委員長

 客員教授特別講演①では、結城典夫 先生(東邦チタニウム株式会社 副社長執行役員)より「金属チタンの新たに期待される用途に向けた技術開発」と題して、唯美津木 先生(名古屋大学 物質科学国際研究センター 教授)より「反応の可視化がもたらす物質科学の革新」と題して、二木史朗 先生(京都大学 化学研究所 教授)より「抗体・機能性タンパク質の細胞内送達に向けて」と題してご講演いただきました。


結城典夫 先生            唯美津木 先生             二木史朗 先生

 新任教授講演①では、小澤祐市 教授(光物質科学研究分野)が「光波の高度な制御に立脚したプロセス・計測応用展開」と題して講演しました。

小澤祐市 教授

 13日には、「籏野奨学基金」、「科学計測振興基金」、「多元物質科学研究所所長賞」の授賞式が開催され、続いて新任教授講演②と客員教授特別講演②が行われました。
 新任教授講演②では、根岸雄一 教授(精密無機材料化学研究分野)が「エネルギー・環境材料の高機能化に向けて:原子の凝集を原子精度で制御する」と題して講演し、客員教授特別講演②では、陰山洋 先生 (京都大学 大学院工学研究科 教授)より「複合アニオン研究の進展と展望」と題してご講演いただきました。

根岸雄一 教授             陰山洋 先生

関連リンク:
第24回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会ウェブサイト
第24回 東北大学多元物質科学研究所研究発表会授賞式
多友会ウェブサイト