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お知らせ
ケースウエスタンリザーブ大学 ― 東北大学「大学間連携10周年記念共同シンポジウム」を開催しました

2024年8月5日から6日にかけて、オハイオ州クリーブランドのケースウエスタンリザーブ大学(CWRU)において、ケースウエスタンリザーブ大学 ― 東北大学大学間連携10周年記念共同シンポジウムを開催しました。

データ科学国際共同大学院と多元物質科学研究所をはじめとする東北大学は、海外研究機関との積極的な連携による共同研究推進を通じて、世界的に活躍する若手研究者と次世代若手である学生の人材養成に取り組んできています。特に、マテリアルインフォマティックスとバイオインフォマティックスで世界トップレベル研究を推進するCWRUとは、2015年7月にオハイオ州クリーブランドにある同大学を訪問した際に、外務省日本領事にも参加いただいて、東北大学との大学間連携協定を締結しています。以降、交流等の活発化のために、クリーブランドと仙台を隔年の持ち回りでジョイントワークショップ・シンポジウムを開催してきています。

今年度は連携協定締結から10年となる記念すべきシンポジウムを、8月5日から6日にかけて、オハイオ州クリーブランドのCWRUにて開催しました。10周年記念シンポジウムには、東北大学からデータ科学国際共同大学院や多元物質科学研究所、国際放射光イノベーション・スマート研究センターの教員と学生ら総勢20名が参加しました。

シンポジウム前日の8月4日(日)には、10周年を記念して、CWRU学長主催のレセプションが学長公邸で開催されました。多くのCWRU関係者と東北大学教員が参加し、さらなる大学間連携交流活発化、特に次の10年のCWRU-TU大学間連携強化に向けて、交流と情報交換を行いました。8月5日からのシンポジウムは、CWRUのTinkham Veale University Centerで行われ、50名を超えるCWRU教員と学生らも参加しました。マテリアルサイエンス、ライフサイエンス、深層学習・人工知能、応用データ科学を中心とした最先端研究成果に関する基調講演、招待講演、ポスターセッションが行われました。いずれも素晴らしい発表で、活発な質疑応答を通じて、最先端研究への知見を深めると共に、新たな研究テーマや共同研究展開につながる充実した時間となりました。

次回は東北大学がホストとして2025年8月に仙台での開催を予定しています。