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お知らせ
北京科技大学との国際連携シンポジウムを開催しました

2024年10月28日から31日にかけて、宮城県大崎市において、東北大学多元物質科学研究所は大学間学術交流協定校である北京科技大学との国際連携シンポジウムを開催しました。

本シンポジウムは、東北大学と北京科技大学が毎年交互に開催している学術交流会であり、2024年の開催は第4回目にあたります。開会式では、東北大学多元物質科学研究所所長代理として、国際放射光イノベーション・スマート研究センター 兼 多元物質科学研究所の蟹江澄志教授が開会を宣言し、続いて北京科技大学材料科学と工程学院副院長の曹文斌教授が挨拶を行いました。シンポジウムでは、東北大学と北京科技大学の教授らがそれぞれ講演を行い、東北大学多元物質科学研究所の助教と学生らによるポスター発表を実施しました。双方合わせて約50名が参加し、活発な研究討論が行われ盛会となりました。情報交換会では、東北大学元副理事の村松淳司名誉教授と北京科技大学元副学長でアカデミシャンの張躍教授が挨拶を行い、両大学間交流の歴史を振り返る場面もありました。この中で、両大学間における継続的な国際交流と共同研究の推進の意義が強調されました。記念品の交換が行われ、参加者全員が討論や親睦を深めるとともに、今後の具体的な共同研究の推進に関する議論が交わされました。シンポジウム終了後、北京科技大学の教授陣一行は、東北大学片平キャンパスを訪問しました。多元研所長である福山博之教授との昼食会の席では、今後両大学間の国際交流を一層推進していくことが確認されました。