"
お知らせ
「東北大学-台北科技大学ジョイントシンポジウム2024」を開催しました

2024年11月26~27日にかけて、多元物質科学研究所 南総合研究棟2号館 大会議室において「東北大学―台北科技大学ジョイントシンポジウム2024」を開催しました。第7回目である今回は、コロナ禍を経て2019年以降5年ぶりの東北大学での開催となりました。台北科技大学から教員12名と学生10名が来学し、東北大学からは、多元物質科学研究所、国際放射光イノベーション・スマートセンター、金属材料研究所、学際科学フロンティア研究所、工学研究科所属に所属する教員22名と学生15名が参加し、両大学合わせて59名が研究交流と共同研究に繋げられる研究テーマに関する話題提供等を活発に行いました。

東北大学からは、国際放射光イノベーション・スマートセンター(多元研兼務)の高橋幸生教授が“Visualization of nanoscale structures and chemical states and chemical states by coherent X-ray diffraction imaging”と題して、多元研の佐藤庸平准教授が“Angle-resolved electron energy loss spectroscopy for analyzing optical functional materials”と題してKeynote講演を、多元研の吉野隼矢助教、谷口卓也助教、山崎智之助教、学際科学フロンティア研究所の池内健助教らが、共同研究プロジェクト講演は多元物質科学研究所の佐藤卓教授が招待講演をそれぞれ行いました。

また、両大学学生22名によるPoster Competitionを行い「Excellent Poster Award」として表彰しました。

「Excellent Poster Award」受賞者

(東北大学所属の受賞者氏名/所属/受賞タイトル)
湯澤 浩 Hiroshi Yuzawa(AIMR/多元研 西原研究室 D1)
“Size-selective separation of exosomes using porous electrodes”

青山 茉喜乙 Makito Aoyama(多元研 亀岡研究室 M2)
“Tunable icosahedral orders in Al-Pd-(W,Fe) alloys: Impact on thermoelectric properties”

Yu-Ting Chen(学際研 増本研究室 D1)
“Electrical and magnetic properties of Co-(Al-Ta-O) nanogranular thin films using a pressed powder target”

※東北大学所属学生の「優秀Poster発表賞」は台北科技大学の教員が審査して選考しました。

シンポジウム終了後には、多元物質科学研究所のラボツアーや放射光施設「ナノテラス」見学等を行いました。
東北大学と台北科技大学は、2019年に大学間学術交流協定を締結し、学生および教員による研究交流を強化しています。

東北大学-台北科技大 ジョイントシンポジウム 2024 (開催案内)

問い合わせ先

多元物質科学研究所 亀岡聡
E-mail:satoshi.kameoka.b4*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えて下さい)