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お知らせ
令和6年度多元物質科学研究所金属資源プロセス研究センターシンポジウムを開催しました

東北大学多元物質科学研究所金属資源プロセス研究センターでは、毎年秋に国内外からエキスパートの先生を招いて公開シンポジウムを開催しています。今年度は「水素エネルギーと金属資源プロセス」を企画テーマとして、2024年11月18日(月)に多元物質科学研究所南総合研究棟2(材料・物性総合研究棟1)大会議室 にて開催しました。
グリーンイノベーションにおける素材産業の脱炭素化には水素の利活用が必須であり、特に製鉄業においては水素製鉄への関心の高まりと投資が海外で急速に拡大しています。また、電力インフラ、自動車産業(燃料電池車など)、製造業、化学産業、エネルギー産業においても水素の普及加速、それに必要な量産化・低コスト化・低環境負荷の技術開発が急がれています。
本シンポジウムではこれらの喫急な課題の解決に重要な水素製鉄と水素の量産化・産業利用に関する講演を行いました。シンポジウムには海外からの著名な招待講演者3名に加え国内のエキスパート研究者および多元研教員、大学院生ら約30名が参加して活発な議論が行われました。
素材産業の脱炭素化における「水素」の重要性を、学術界・産業界に広く発信することを目的として、本シンポジウムの講演予稿集はアグネ社「金属」誌1月号に特集号として発刊される予定です。

令和6年度多元物質科学研究所金属資源プロセス研究センターシンポジウム「水素エネルギーと金属資源プロセス」
金属資源プロセス研究センター