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メールマガジン

Mail Magazine 5月号

メールマガジン 2009年 5月号

━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆  ━━━━━━━━━━━━━━
   ★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009年5月号 No.47 ━━━

 このメールはメールマガジン希望登録者様に送らせて戴いております。
 多元研が関わる学会、研究発表会・シンポジウム、その他、
 毎回HOTな情報をお届けいたします。

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 ~ 目次 ~

1)行事予定 — 透明電極向けインジウム使用量低減技術に関する国際
       シンポジウム

2)行事予定 — ソフトナノ材料研究ステーション(SNAMS) シンポジウム

3) 研究成果 — 光の偏光を利用して3次元計測する手法開発

4)研究成果 — 環境調和型”無鉛”圧電セラミックス均一微粒子の合成

5) 研究成果 — 透明導電膜用高結晶性インジウムスズ酸化物単分散ナノ粒
       子の一段階大量合成

6) 公募情報 — 高分子・ハイブリッド材料研究センター 教授の募集

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    1) 行事予定
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    透明電極向けインジウム使用量低減技術に関する国際シンポジウム
    International Symposium on Engineering of Indium Saving for
    Transparent Conductive Film
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

日時: 2009年5月26日(火) 10:30~17:25
場所: 片平さくらホール
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学 片平キャンパス
参加費: 無料
*会場の都合上、担当宛に事前の申し込みをお願いいたします。
「お名前・ご所属・連絡先(E-mail、電話番号、Fax番号)」をご連絡くださ
い。

— 概 要 —
 希少金属は我が国産業分野を支える高付加価値な部材の原料であり、近年需
要が拡大しております。しかし、途上国においても著しく需要が拡大している
ことや、他の金属と比較して、希少であることから、その代替性も低いととも
に、その偏在性ゆえに特定の産出国への依存度が高いこと等から、我が国の中
長期的な安定供給確保に対する懸念が生じています。特に、希少金属の一つで
あるインジウムは液晶モニターに用いられるITO透明導電性薄膜に含まれてお
り、その使用量を低減することは我が国にとって喫緊の課題となっています。
  今回のシンポジウムでは、透明導電性薄膜に用いられるインジウムの使用
量を低減化する技術に関して国内外からポテンシャルの高い企業、研究者を一
堂に会し、低減化技術を革新してインジウムの需給逼迫を解決するための議論
をしようと考えています。

◆詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/information/090526.html

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    2) 行事予定
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    ソフトナノ材料研究ステーション(SNAMS)シンポジウム
    ~ 主題 「地域連携に向けて」 ~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

日時: 2009年 6月12日(金) 10時~17時 (懇親会17時半~19時半)
場所: 多元物質科学研究所材料・物性総合研究棟 1号館 1階 大会議室
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学 片平キャンパス
主催: 東北大学 多元物質科学研究所 
ソフトナノ材料研究ステーション (SNAMS)
参加費: 無料 (懇親会費 3,000円)

–プログラム–
10:00~10:05  御挨拶:東北大学 多元物質科学研究所 所長 齋藤文良
10:05~10:20  ソフトナノ材料研究ステーション(SNAMS) 概要説明
        SNAMSステーション長 宮下徳治
10:20~10:45  『規則性バッキーボウル連結体の合成とエネルギー貯蔵材と
        しての応用』
        SNAMSポリマ-・有機ハイブリッド材料開発グループ 教授
        京谷隆
10:45~11:15  『金属内包フラーレンの事業化』
        (株)イデアルスター 取締役副社長 表研次
11:15~11:45  『酵素センサーの高性能・長寿命化』
        (独)産業技術総合研究所 東北センター 伊藤徹二
11:45~13:00  休憩
13:00~13:30  『多分岐骨格を導入した縮合系高分子の合成』
        秋田大学工学資源学部 教授 寺境光俊
13:30~13:55  『原子分解能で見た分子磁性・電子伝導』
        SNAMSソフトナノ材料計測開発グループ 教授 米田忠弘
13:55~14:25  『ゲルを用いた親水性ナノダイヤモンドによる水潤滑』
        岩手大学工学部 教授 森誠之
14:25~14:50  『流路を流れる一分子の連続観察:蛋白質の折り畳み研究へ
        の応用』
        SNAMSバイオナノソフト材料開発グループ 教授 高橋聡
14:50~15:10  休憩
15:10~16:10  宮城地区研究支援機関の組織・活動紹介
        (株)インテリジェント・コスモス研究機構v        (財)みやぎ産業振興機構(宮城県中小企業支援センター)
        (独)科学技術振興機構 JSTイノベーションプラザ宮城 
        宮城県産業技術総合センター 
16:10~17:00  特別講演 『バイオハイブリッド材料としての超分子ヒドロ
        ゲル』
        京都大学大学院工学研究科 教授(多元研客員教授)浜地格
17:30~19:30  懇親会 (於 事務棟大会議室)

◆詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/information/090612.html

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    3) 研究成果 — メディア掲載
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    光の偏光を利用して3次元計測する手法開発
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 東北大学多元物質科学研究所の津留俊英助教・山本正樹教授らは、光の偏光
状態を利用し、物体の3次元形状をリアルタイムで計測する新手法を開発した。
従来の3次元計測は、対象物との距離を光で測る方法が一般的。光が本来持
つ性質を使う新手法は、観察環境を選ばず素早く測定できる。複雑形状の計測
に向き、細胞から自動車など大型物体の計測にも使える。
 通常、物体を顕微鏡や望遠鏡で観察すると、厚さ方向の情報が失われ、2次
元の投影像になる。今回、光が測定する対象物表面の「向き」と「傾き」で決
まる偏光状態となって反射する性質を利用。偏光の性質に、厚さ(深さ)方向
の情報を持たせて3次元画像に復元する手法を開発した。
3Dのバイオ顕微鏡や工業計測カメラ、水中カメラなど他用途で応用を狙う。
日本光学会の専門誌「光学」4月号に発表した。
(2009年04月28日 日刊工業新聞 掲載記事)

◆詳しくはこちらをご覧ください。
日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620090428eaag.html

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    4) 研究成果 — メディア掲載
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    環境調和型”無鉛”圧電セラミックス均一微粒子の合成
    ~ ニオブ酸アルカリ金属塩粒子の新規製造法開発 ~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 東北大学多元物質科学研究所の村松淳司教授・蟹江澄志准教授(ともに材料
科学)とメーカーの共同研究グループは、鉛系材料を使わない圧電セラミック
スとして有望なニオブ酸アルカリ金属塩微細粒子の新規製造法を開発した。
 このナトリウムとカリウムを用いた液相合成法では、優れた圧電特性を示す
均一なサイズの粒子が得られる。また、大量合成が可能であり、従来難しかっ
た無鉛系圧電セラミックス材料の安定供給につながる成果である。圧電セラミ
ックスは、変換素子として、液晶画面のバックライト、コピー機、インクジェ
ットプリンターなどに広く使われている。
この成果は、5月9日の河北新報で紹介された。
(「無鉛」実用化へ一歩 圧電セラミックス)

◆詳しくはこちらをご覧ください。
東北大学プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/20090501.pdf

多元ナノ材料研究センター ハイブリッドナノ粒子研究部 村松・蟹江研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/muramatsu/

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    5) 研究成果
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    透明導電膜用高結晶性インジウムスズ酸化物単分散ナノ粒子の一段階大量合成
    ~ ソルボサーマル・ゲル-ゾル法による
    Snドープ酸化インジウム粒子の直接合成 ~
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

東北大学多元物質科学研究所の村松淳司教授・蟹江澄志准教授(ともに材料
科学)とDOWAエレクトロニクス(株)の研究グループは、次世代液晶ディスプ
レイ用透明導電膜材料として注目される、インジウムスズ酸化物(ITO)ナノ粒
子の大量合成法の開発研究を進めてきた。
今回、熱履歴を経ず、原子レベルでSnが酸化インジウム中にドープされた高
結晶性ITO単分散粒子の一段階合成に世界で初めて成功した。

◆詳しくはこちらをご覧ください。
東北大学プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/20090514.pdf

多元ナノ材料研究センター ハイブリッドナノ粒子研究部 村松・蟹江研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/muramatsu/

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    6) 公募
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
    高分子・ハイブリッド材料研究センター 教授の募集
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

1.公募人員:  高分子・ハイブリッド材料研究センター 教授 (1名)
2.大学院所属: 工学研究科応用化学専攻
3.研究領域:  有機・無機ハイブリッド材料に関する研究
4.着任予定:  平成22年4月1日
5.応募書類:  (1) 履歴書(形式自由)
        (2) 研究業績リスト(応募者が主研究者のものに○印):
        1.原著論文、2.総説および著書、3.特許、4.国際会議の招待
        講演、に分けて作成
        (3) 主要論文10編の別刷(コピー可)とそれぞれの要約各2部
        (4) これまでの研究歴・研究概要(2000字程度)、今後の抱
        負(1000字程度)
        (5) 科研費などの外部研究資金の採択状況、その他参考とな
        る事項
        (6) 推薦状をいただける方2名の氏名と連絡先
6.応募締切日: 平成21年8月31日(必着)
7.問合せ先:  佐藤次雄 
8.書類提出先: 〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
        東北大学多元物質科学研究所 佐藤次雄
        (封筒に「高分子・ハイブリッド材料研究センター教授応募
        書類」と朱書し、書留にて郵送願います。)

◆詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/general/information/koubo.html

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日本国内でも広がり始めた新型インフルエンザ。
学会やシンポジウム、コンサートなど、様々な催しの開催に影響が出てきてい
ます。
道行く人の中にも、予防策としてマスクを着用する姿がよく見受けられます。

この時節、年度始めの疲れが出るうえに、夏日と冷え込む日が繰り返されて気
温も安定しません。
インフルエンザ感染に気をつけるだけでなく、体調管理を余念なくして乗り切
りたいものです。

5月下旬、東北地方は新緑がとてもきれいです。
人混みをさけて緑の中を散策し、気分を新たにしてはいかがでしょうか。

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 ◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
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  _/   発行元:
  _/      東北大学多元物質科学研究所
  _/      広報情報室 022-217-5198
  _/      network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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