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メールマガジン

Mail Magazine 9月号

メールマガジン 2013年 9月号

━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆  ━━━━━━━━━━━━━━
   ★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013年9月号 No.98 ━━━

 このメールはメールマガジン希望登録者様に送らせて戴いております。
 多元研が関わる学会、研究発表会・シンポジウム、その他、
 毎回HOTな情報をお届けいたします。

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 ~ 目次 ~

1)行事予定 — 片平まつり2013

2)研究成果 — 強誘電構造相転移を金属物質中に発見

3) 受賞報告 — 日本磁気学会 平成25年度優秀研究賞

4)受賞報告 — 日本金属学会 奨励賞・学術貢献賞

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    1) 行事予定
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    東北大学附置研究所等一般公開「片平まつり2013」開催
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 来月12日、13日(土・日) 東北大学附置研究所等一般公開「片平まつり」
が開催されます。多元物質科学研究所は11ブースとクイズラリーを用意して
参加します。
 当研究所の片平まつりキャッチフレーズは、「ふしぎ、おどろき、おもし
ろ科学」。小学生から大人まで楽しめる内容を心がけておりますので、ぜひ
ご来場下さい。科学・東北大・片平キャンパス・多元研などについての理解
を深める良い機会になると思います。

 日時:2013年10月12日(土)、13日(日) 10:00~17:00
 多元研会場:東北大学 片平キャンパス 南総合研究棟1・2
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/public/index.php?content_id=34

***多元研体験ブースのご紹介***

『化学ホタルをつくってみよう』
 暗がりの中で光をだす化学実験

『レモンでとけるモン―身近な化学―』
 発泡スチロールを溶かしてスタンプを作ろう

『コンピューターでのぞこう 原子の世界』
 目には見えない小さな原子はどのように動くかな?

『身の回りの放射線を測ってみよう』
 身の回りにあるわずかな天然の放射性物質を測ってみよう

『空気のない世界を体験してみよう』
 真空でおきるフシギな現象

『とけた金属をさわってみよう』
 体温でとける金属で遊ぼう

『なぞ解き!トリックアート』
 ぼーっと見ると普通のもの よーく見ると変なもの

『スライムがあらわれた!』
 カラフルなスライムを作ってみよう

『光る絵をかこう』
 光る粉を使って絵を書こう

『つくって遊ぼう!ゴムゴムのおもちゃ』
 親子で楽しめるなつかしいおもちゃ作り

『体験しよう!ガラス細工』
 ガラス棒をとかして丸くしたり潰したり、色々な形に変えてみよう

 ◆Webページもご覧ください
多元物質科学研究所「ふしぎ、おどろき、おもしろ科学 片平まつり2013」
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/public/index.php?content_id=63

東北大学 片平まつり2013H
       

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    2) 研究成果
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    強誘電構造相転移を金属物質中に発見
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 独立行政法人物質・材料研究機構の超伝導物性ユニット強相関物質探索グ
ループの山浦一成研究員らは、約半世紀前に理論的に可能と予想された構造
相転移を実験的に確認することに成功しました。この研究において多元物質
科学研究所 電子回折・分光計測研究分野の津田健治准教授は、収束電子回
折実験を担当し、新物質オスミウム酸リチウム(LiOsO3)の構造相転移の評価
に貢献しました。
       
この研究成果は、2013年9月22日付のNature Materialsに掲載されました。
論文題目:”A ferroelectric-like structural transition in a metal”
http://www.nature.com/nmat/journal/vaop/ncurrent/full/nmat3754.htmldoi:10.1038/nmat3754

◆詳しくはこちらをご覧ください。
東北大学プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2013/09/press20130920-02.html

電子回折・分光計測研究分野 寺内研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=14

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    3) 受賞報告
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    日本磁気学会 平成25年度優秀研究賞
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 多元物質科学研究所 ナノスケール磁気デバイス研究分野の岡本聡准教授
が、日本磁気学会 平成25年度優秀研究賞を受賞しました。この賞は、磁気
の学理及び応用研究の進展に大きく寄与し、優れた研究功績を挙げた50歳未
満の方に授与されます。

受賞題目:「超高密度磁気記録のための磁気物性および磁化ダイナミクス
     の研究」

◆詳しくはこちらをご覧ください。
日本磁気学会
http://www.magnetics.jp/

ナノスケール磁気デバイス研究分野 北上研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=30

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   4) 受賞報告
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    日本金属学会 奨励賞・学術貢献賞
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 多元物質科学研究所の教員3名が、9月17日に金沢大学で開かれた日本金属
学会2013年秋期講演大会において下記の賞を受賞しました。

≪奨励賞≫
 金属材料工学ならびに関連分野(物性・組織・力学特性・材料化学・材料
プロセシング・工業材料・工業技術部門)で卓越した業績を挙げつつある、
次世代を託する優れた若手研究者に贈られます。

 受賞者:安達正芳(高温材料物理化学研究分野 助教)
 「Ga-Alフラックスを用いたAlNの液相エピタキシャル成長法の開発」

 受賞者:森戸春彦(無機固体材料合成研究分野 助教)
 「Ni-Fe-Ga系強磁性形状記憶合金の結晶磁気異方性と磁場誘起歪み」

≪学術貢献賞≫
 地域振興の観点から、各地域において金属学または金属工業に関する学術
または技術の進歩発達に功労があった方々に贈られます。

 受賞者:三村耕司(計算材料熱力学研究分野 准教授)
 「金属の高純度精製に関する基礎研究」

◆詳しくはこちらをご覧ください。
日本金属学会
http://jim.or.jp/index.html

高温材料物理化学研究分野 福山研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=17

無機固体材料合成研究分野 山根研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=16

計算材料熱力学研究分野 大谷研究室
http://db.tagen.tohoku.ac.jp/php/forweb/outline.php?lang=ja&no=2055

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片平まつりの翌日、10月第2月曜日は「体育の日」。
1964年10月10日に東京オリンピックが開会したことを記念して設けられた
祝日です。
夏季オリンピックではありましたが、晴天率と夏の暑さを考えて10月開催に
なったと言われます。

折しも先日東京に招致が決まった2020年夏季オリンピック・パラリンピック
は、7月24日に開会が予定されています。
この時期は梅雨が明けないことがあるし、晴れれば猛暑。
天候に一喜一憂しそうです。

ともあれ、「今回も開催にちなんで祝日が増えないかな」と気の早い期待を
抱いております。
       

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  _/   発行元:
  _/      東北大学多元物質科学研究所
  _/      広報情報室 022-217-5198
  _/      network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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