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東北大学科学シンポジウム「ニュートリノ研究に夢をのせて」を開催しました

 2017年8月19日(土)仙台勝山館において、東北大学多元物質科学研究所と東北大学研究推進・支援機構知の創出センターの主催により、東北大学科学シンポジウム「ニュートリノ研究に夢をのせて」を開催しました。当日は少し小雨の混じる曇り空にもかかわらず、700席のシンポジウム会場がほぼ満席になりました。
 シンポジウムに先立って、主催者から挨拶がありました。東北大学研究担当理事で東北大学研究推進・支援機構知の創出センター長である伊藤貞嘉教授より、「ニュートリノの研究について、夢のある学問の話を楽しんでください。高校生のみなさんも、自身の将来を夢見て聞いてください。」と挨拶があり、東北大学多元物質科学研究所長の村松淳司教授からは、「今日のシンポジウムは、ニュートリノのことが全て分かるような構成になっています。高校生とのトークセッションもとても楽しみです。」との挨拶がありました。

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 シンポジウムでは、3名のニュートリノ研究者により講演を行いました。
 東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章先生は「神岡での研究の30年」と題して講演しました。ニュートリノの研究についてだけでなく、神岡の大規模な研究施設をどのようにして建設したのかなどについて詳しいお話や、研究プロジェクトを進める上での、リーダーシップとチームワークの重要性について、実体験に基づいたお話がありました。講演後には、トークセッション参加者を代表して、飛翔型「科学者の卵養成講座」重点コース生の金子遙南さんから、ノーベル物理学賞受賞のお祝いの気持ちをこめた花束贈呈がありました。
 京都大学理学研究科の中家剛先生は「神岡に向けてニュートリノビーム発射」と題して、茨城県の東海村にある”J-PARC”から神岡に向けてニュートリノビームを発射し、スーパーカミオカンデで観測する研究プロジェクト「T2K」について分かりやすく解説し、「不思議だ」思う気持ちを大切にしてほしいとお話しました。
 東北大学ニュートリノ科学研究センター長の井上邦雄先生は「ニュートリノで解き明かす宇宙の謎」と題して、東北大学のニュートリノ検出器”KamLAND”による研究について、工夫を凝らした実例をあげて、分かりやすくユーモアを交えて解説しました。

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 最後に、講師の先生方と12名の高校生によるトークセッション「科学研究の夢」を行い、東北大学 ニュートリノ科学研究センタ-の渡辺 寛子 先生がファシリテータを務めました。3人の講師の先生方は、登壇した高校生からの率直な鋭い質問に一つひとつ丁寧に答え、激励の言葉を送りました。

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※ シンポジウム当日の様子は、一部動画にてご覧頂けます。

関連リンク:
YouTube
東北大学科学シンポジウム「ニュートリノ研究に夢をのせて」ウェブサイト
東京大学宇宙線研究所「神岡宇宙素粒子研究施設」
京都大学 理学研究科
東北大学ニュートリノ科学研究センター
東北大学知のフォーラム サポーターサイト「TFCフレンド」
飛翔型「科学者の卵養成講座」活動ブログ
東北大学 大学院理学研究科・理学部 広報・アウトリーチ支援室

メディア掲載情報:
河北新報朝刊(2017/8/20)
宮城テレビ(2017/8/19)

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