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お知らせ
村松淳司所長が「仙台再発見リレー講座」に登壇しました

170610_6697 2017年6月10日(土)仙台市生涯学習支援センターにて開催された、平成29年度 学びのまち市民カレッジ「仙台再発見リレー講座」第2回講座に、多元物質科学研究所所長の村松淳司教授が登壇し、30名を超える参加者を集めました。
村松教授は「ナノテクノロジーに見る仙台の力」と題して、自身の研究室で合成に成功し、磁性材料や化粧品などの用途で実用化された様々な粒子について顕微鏡写真を用いて紹介しました。そういった粒子が分散している状態「コロイド状態」について、温泉や牛乳、コーヒーなど身近な例を用いて分かりやすく解説しました。また、ビールを実際にグラスに注いで見せ、均一な泡ができる様子を観察しながら、泡がつくられる過程がナノ粒子の合成過程に似ていることを説明しました。さらには、ITOナノインクなど、研究室で取り組んでいる最先端の研究についても、分かりやすく紹介しました。参加者の皆さんは、時おりメモを取るなどしながら、とても熱心に聴講していました。

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“仙台再発見リレー講座”は、わがまち仙台の魅力について、最先端科学技術や歴史・まちづくり等の専門家が、リレー式で仙台の魅力についてお話する、仙台市生涯学習支援センター主催の講座です。
 
関連リンク:
平成29年度学びのまち市民カレッジ「仙台再発見リレー講座」
村松・蟹江研究室(ハイブリッドナノ粒子研究分野)