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メールマガジン

Mail Magazine 1月号

メールマガジン 2016年 1月号

━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆  ━━━━━━━━━━━━━━
★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016/1月号 No.126 ━━━━━━

このメールはメールマガジン希望登録者様に送らせて戴いております。
多元研が関わる学会、研究発表会・シンポジウム、その他、
毎回HOTな情報をお届けいたします。

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~ 目次 ~

1) 行事予定 — ベースメタル研究ステーション講演会

2)行事予定 — 平成27年度定年退職教授の最終講義

3)行事予定 — 第16回 表面力セミナー

4) 研究成果 — 青紫色レーザー描画でスーパーキャパシタ

5) 研究公募 — 物質・デバイス領域共同研究拠点: 展開共同研究課題

6) 受賞報告 — 第27回エラストマー討論会 ポスター優秀発表賞

7) メディア掲載 — 日経産業新聞「テクノトレンド」

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    1) 行事予定
  ◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
         ベースメタル研究ステーション講演会
         『素材プロセスと高純度化』
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 多元物質科学研究所ベースメタル研究ステーションが講演会を開催いたし
ます。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2016年2月24 日(水)13:30~17:00
場所:東北大学 片平キャンパス 南総合研究棟2号館1F 大会議室
〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1  

主催:東北大学多元物質科学研究所ベースメタル研究ステーション
共催:日本鉄鋼協会東北支部

参加費:無料

***プログラム***
13:30-13:40 開会挨拶

13:40-14:20 遷移金属高純度化の現状と今後の取り組み
          打越雅仁氏(東北大)
14:20-15:00 湿式法による金属酸化物の高純度化
          関本英弘氏(岩手大)

15:30-16:10 ハロゲン化プロセスによるレアメタルの高純化
          佐藤修彰氏 (東北大)
16:10-16:50 特殊熱源を活用した金属高純度化
          三村耕司氏(東北大)

16:50-17:00 閉会挨拶
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【お問い合わせ先】
東北大学多元物質科学研究所 佐藤修彰教授
mail: dragon◆tagen.tohoku.ac.jp tel: 022-217-5142
(◆を@に変えて送信下さい)
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    2) 行事予定
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        平成27年度定年退職教授の最終講義
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 本年度3月末日をもって定年退職される教員の最終講義を行います。
 是非、多数ご聴講くださいますようご案内申し上げます。

 会場:東北大学片平キャンパス 片平さくらホール
   〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1

 日時:平成28年3月3日(木)10:00~17:10

****プログラム****
10:00~12:00
武野幸雄 助教(固体イオン物理研究分野)
  「磁性簿膜から白金代替触媒まで、私の波乱万丈研究生活」

13:00~15:00
佐藤次雄 教授(環境無機材料化学研究分野)
  「環境調和の化学と工学」

15:10~17:10
栗原和枝 教授(ナノ界面化学研究分野) AIMR合同開催
  「表面力測定を新しい地平へ ―材料科学への展開―」
*******************

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    3) 行事予定
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          第16回 表面力セミナー
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 多元物質科学研究所ナノ界面化学研究分野(栗原研究室)が第15回表面力
セミナーを2016年3月4日(金)に開催致します。

◆詳細は栗原研究室のHPに後日掲載されますので、ご確認ください。
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/kurihara/index.html

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    4) 研究成果
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      青紫色レーザー描画でスーパーキャパシタ
     ―集積化可能な平面型構造で高性能フレキシブル―
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 多元物質科学研究所 固体イオン物理研究分野の渡辺明准教授と蔡金光助
教のグループは、青紫色半導体レーザーを用いて高分子フィルム上に微細な
炭素電極構造を直接描画することにより、低コストで高性能な平面型マイク
ロスーパーキャパシタを開発しました。
 電子機器のウェアラブル化・フレキシブル化が進められる昨今、小型・薄
型で柔軟性のある電源が求められています。その1つであるスーパーキャパ
シタでは、積層構造の従来型よりもシンプルで集積化が可能な平面型のマイ
クロスーパーキャパシタが近年注目されています。
 今回、数cm角の小型青紫色半導体レーザーを用いて新たに開発したレー
ザー直接描画装置を用い、ポリイミドフィルム上にマイクロキャパシタ構造
を形成する条件を最適化し、従来の2倍以上の静電容量(35 mF/cm2)をもつ
平面型マイクロスーパーキャパシタを開発することに成功しました。
 今回開発された手法は、小型で低コスト高エネルギー効率なレーザー描画
によって柔軟性のある高分子フィルム上に集積形成できることから、今後ウ
ェアラブル・フレキシブル電子デバイスなどの電源用途への応用が期待され
ます。

 本研究成果は、英国の専門誌「Journal of Materials Chemistry A 」誌
の電子版に1月8日付で掲載されました。また、東京ビッグサイトで1月27日-
29日に開催される国際ナノテクノロジー総合展・技術会議 nano tech 2016
に出展されます。

論文題目:”Cost-effective fabrication of high-performance flexible
all-solid-state carbon micro-supercapacitors by blue-violet
laser direct writing and further surface treatment”
J. Mater. Chem. A, 2016, First published online 08 Jan 2016
DOI: 10.1039/C5TA09450J

論文掲載URL: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2016/01/press20160126-01.html

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    5)研究公募
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      平成28年度 物質・デバイス領域共同研究拠点
  "人・環境と物質をつなぐイノベーション創出ダイナミック・アライアンス"
        共同研究課題(展開共同研究)
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

 多元物質科学研究所が参画する物質・デバイス領域共同研究拠点では、拠
点を構成する5附置研究所において共同研究を濃密に深化させ、新規共同研
究の新たな枠組みを構築して、研究成果を人・環境問題に資するイノベーシ
ョンに展開する【人・環境と物質をつなぐイノベーション創出ダイナミッ
ク・アライアンス】 (ダイナミック・アライアンス)事業を、平成28年度よ
り開始します。この5研究所間の繋がりを、さらに日本全国に展開し、異分
野共同研究および人材を動的に交流させるための【展開共同研究】を公募し
ております。

※この公募は、当研究拠点におけるこれまでの共同研究を一層発展・展開す
る観点から、5附置研究所に所属する研究者からの推薦制となっています。
下記URLの募集要項をご覧の上、ご検討下さい。
http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/joint_research/invite/h28tenkai.html

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    6) 受賞報告
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      第27回エラストマー討論会 ポスター優秀発表賞
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 2015年12月3-4日に北九州市で開かれた第27回エラストマー討論会におい
て、多元物質科学研究所 超臨界ナノ工学研究分野の有田稔彦助教がポス
ター優秀発表賞を受賞しました。エラストマー材料の合成、構造、物性から
応用までの研究が進む昨今、エラストマー関連の科学者や技術者が一同に会
して議論する場として、この討論会が開かれ、口頭・ポスター発表の中から
優秀発表賞が表彰されました。

受賞題目:粒子共存重合法による高分子によるナノセルロースの表面機能化

◆詳しくはこちらをご覧ください。
超臨界ナノ工学研究分野 阿尻研究室
http://www.wpi-aimr.tohoku.ac.jp/ajiri_labo/

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    7) メディア掲載
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  日経産業新聞「テクノトレンド」で山根教授の研究成果が紹介される
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 先月12月25日の日経産業新聞「テクノトレンド」に、窒化ガリウムの基板
についての記事「窒化ガリウム、回路応用に壁」が掲載され、当研究所 の
山根久典教授らが開発した技術をもとに、基板作成の技術開発が進められて
いることが紹介されました。

◆詳しくはこちらをご覧ください。
無機固体材料合成研究分野 山根研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=16

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年末年始に帰った郷里で「ふるさと納税」の話が出て、遅ればせながら返礼
品の紹介サイトを眺めております。
地方物産展の様相が強いですが、見方によってはなかなか楽しいです。

1つは、返礼品の無い市町村。
大都市と小規模自治体、理由は各々でしょうけれど、流動的な納税に翻弄さ
れにくいことは確か。

もう1つは、膝を打ちたくなるアイデア返礼品。
 米俵:コメ自体は各地の返礼品にありますが…
 杉の丸太1本:何に使うか決めてから申し込まなくては。
 1日町長:町への理解が深まること必至。
 オーダーメイド鎧兜:厚紙製。伊達武将隊に加えてもらおうか。
上記は高額納税に対するお返しで、庶民な自分の懐には厳しいですが、実行
可能な中から1例挙げれば、「流氷」。
オホーツク海に面する場所ならではかと思います。

仮に多元研が寄付を募ってお礼を出すとしたら、
1日所長や研究生体験、研究室ツアー、講演会最前列指定席、全教授と記念
撮影、等々になるかな…と夢想が拡がったところで文が長くなりましたので
筆を置きます。

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 ◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
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  _/   発行元:
  _/      東北大学多元物質科学研究所
  _/      広報情報室 022-217-5198
  _/      network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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