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メールマガジン

Mail Magazine 3月号

メールマガジン 2013年 3月号

━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆  ━━━━━━━━━━━━━━
   ★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013年3月号 No.92 ━━━

 このメールはメールマガジン希望登録者様に送らせて戴いております。
 多元研が関わる学会、研究発表会・シンポジウム、その他、
 毎回HOTな情報をお届けいたします。

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 ~ 目次 ~

1)行事予定 — 第3回 物質・デバイス領域共同研究拠点 活動報告会

2)行事予定 — 附置研究所間アライアンス 平成24年度成果報告会

3) 研究成果 — 単一分子の表と裏で近藤温度の違いを観測

4)メディア掲載 — 被災農地の再生に製鋼スラグを活用

5)受賞報告 — 第5回中谷賞受賞

6)受賞報告 — 平成24年度トーキン科学技術振興財団 科学技術賞

7)受賞報告 — 化学工学会 池田亀三郎記念賞

8)研究公募 — 物質・デバイス領域共同研究拠点研究成果
       平成25年度共同研究(復興支援課題)

9)その他  — チェンマイ大学Sampan Singharajwarapan理学部長が来訪

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    1) 行事予定
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    第3回 物質・デバイス領域共同研究拠点 活動報告会
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 多元物質科学研究所が参画する「物質・デバイス領域共同研究拠点」が、
4月22日北海道大学にて今年度の活動報告会を行います。
 報告会はインターネットでライブ中継されるとともに、各拠点研究所には
質疑応答ができるサテライト会場が設けられる予定です。

  日時:平成25年4月22日(月) 10:30 開会
  場所:北海道大学学術交流会館
    〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目
    http://www.hokudai.ac.jp/introduction/campus/hall/

 ◆物質・デバイス領域共同研究拠点
http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/joint_research/index.html

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    2) 行事予定
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    附置研究所間アライアンス 平成24年度成果報告会
  ◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆

多元物質科学研究所が参画する附置研究所間アライアンス『ナノとマクロ
をつなぐ物質・システム創製戦略プロジェクト』が平成24年度の成果報告会
を開催します。
       
  日時:平成25年4月23日(火)9:00~
  場所:北海道大学学術交流会館
    〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目
    http://www.hokudai.ac.jp/introduction/campus/hall/

***開催スケジュール***
9:00-9:30 開会挨拶等
9:30-10:50 G1「次世代エレクトロニクスプロジェクト」活動報告
11:05-12:25 G2「新エネルギー材料・デバイスプロジェクト」活動報告
13:25-14:45 G3「医療材料・デバイス・システムスプロジェクト」活動報告
15:00-16:20 G4「環境調和材料・デバイスプロジェクト」活動報告
16:30-17:30 総合討論・ポスター発表

◆附置研究所間アライアンスHP
http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/Projects/Nano-MacroAlliance/

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    3) 研究成果
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    単一分子の表と裏で近藤温度の違いを観測
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 東北大学多元物質科学研究所走査プローブ計測技術研究分野の米田忠弘教
授、同大学理学研究科の山下正廣教授、加藤恵一助教らの研究グループは、
ヘテロダブルデッカー型ナフタロシアニン(NPc)・フタロシアニン(Pc)-Tb
(III)単分子量子磁石(TbNPcPc)の表裏で、近藤温度が異なることを明らかに
しました。このTbNPcPc分子は平面型のPc配位子とNPc配位子が中心にTbを挟
んで重なった構造(ヘテロダブルデッカー型)をしており、基板上でPcが上
になる場合とNPcが上になる場合が生じます。金基板上にこの分子を蒸着し
て2通りの場合の近藤温度を測ったところ、20Kの差が明らかとなりました。
研究グループは、この現象を温度可変型メモリーデバイスに応用できるので
はないかと期待しています。
 この研究成果は、2013年2月22日付の科学新聞に掲載されました。

◆走査プローブ計測技術研究分野(米田研)
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=58

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   4) メディア掲載
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    被災農地の再生に製鋼スラグを活用
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 多元物質科学研究所基盤素材プロセッシング研究分野の北村信也教授が発
起人を務める被災農地再生プロジェクトが、3月8日付の朝日新聞宮城県版で
紹介されました。
 この「鉄鋼スラグを用いた沿岸部田園地域の再生」プロジェクトでは、先
の東北地方太平洋沖地震における地盤沈下や津波による塩害・冠水・流出し
た農地を改良するリサイクル資材として、鉄鋼生産プロセスの副産物である
“スラグ”を提案しています。スラグの利用可能性の評価や有効成分溶出挙
動の調査に加えて、東北大学大学院農学研究科と共同で県農業関係者を対象
とした講演会も開催しています。

基盤素材プロセッシング研究分野 北村研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=50

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    5) 受賞報告
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    中谷医工計測技術振興財団 第5回中谷賞
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 多元物質科学研究所量子ビーム計測研究分野の百生敦教授が、公益財団法
人中谷医工計測技術振興財団より第5回中谷賞を受賞しました。本賞は、医
工計測技術分野における技術開発の飛躍的な発展を期し、顕著な業績をあげ
た研究者に贈られるものです。
 百生教授は、「生体軟組織を可視化するX線位相イメージング技術の開発
とその医用画像機器への応用展開」というテーマで革新的な高感度撮影技術
の開拓し、その実用化に向けた顕著な功績が高く評価されました。

◆詳しくはこちらをご覧ください。
中谷医工計測技術振興財団
http://www.nakatani-foundation.jp/

量子ビーム計測研究分野 百生研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=81

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    6) 受賞報告
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    トーキン科学技術振興財団 第23回技術賞
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 多元物質科学研究所無機固体材料合成研究分野の森戸春彦助教がトーキン
科学技術振興財団の第23回トーキン科学技術賞を受賞しました。
 研究テーマは、「ナトリウムを用いたシリコン結晶の作製」です。
 トーキン科学技術振興財団は宮城県の工学分野における若手研究者の育成
と研究活動の支援を目的として設立され、毎年優れた研究者に奨励賞が贈ら
れています。今年は「最優秀賞」「技術賞」「奨励賞」「特別賞」合わせて
10名の方が受賞されました。

◆トーキン科学技術復興財団
http://www.nec-tokin.com/

◆無機固体材料合成研究分野 山根研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=16

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    7) 受賞報告
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    化学工学会 池田亀三郎記念賞
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 多元物質科学研究所超臨界ナノ工学研究分野の阿尻雅文教授が化学工学会
池田亀三郎記念賞を受賞しました。この賞は化学工学に関する優れた研究
を行い、学術上特に大局的に顕著な業績のあった当学会正会員に贈与されま
す。3月18日開催の会員大会で表彰式、第78年会会場で受賞記念講演が行わ
れました。

    受賞研究題目:「超臨界水反応に関する研究」

超臨界ナノ工学研究分野 阿尻研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=49

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    8) 研究公募
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    物質・デバイス領域共同研究拠点
    平成25年度共同研究(復興支援課題)の公募
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 多元物質科学研究所が参画する『物質・デバイス領域共同研究拠点』事業
において、「平成25年度共同研究(復興支援課題)」の公募が始まりました。
平成26年1月31日(木)まで申し込み可能です。下記URLより詳細をご確認し
てお申し込みください。

 ◆物質・デバイス領域共同研究拠点
http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/joint_research/index.html

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    9) その他
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    チェンマイ大学 Sampan Singharajwarapan理学部長が来訪
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 2月19日(火)、タイのチェンマイ大学から Sampan Singharajwarapan理学
部長とApinon Nuntiya理学部産業学科長が来学し、河村所長を表敬訪問しま
した。
 東北大学(世話部局:本研究所)とチェンマイ大学は大学間学術交流協定
を2008年6月に締結しており、Singharajwarapan理学部長らは学術交流推進
のため本学を訪問されました。その後、一行は副所長である佐藤教授の研究
室をはじめ所内の各研究室や、同協定に参画している金属材料研究所を訪問
し、共同研究や学生・研究者交流について意見交換を行いました。
   
◆多元研HPで訪問の写真を公開しております
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/www95/index.php?content_id=5

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朝の冷え込みが緩まり、夜明けも早くなり、起きることが少しずつ楽になって
きました。雪の心配もほぼなくなり、明るい朝の陽に春を感じ、暖かくなるこ
とを期待する毎日です。

ちょっぴり気持ちに余裕ができた朝の時間、少しだけ朝ごはんの見直しを図っ
ています。
主食と、野菜たっぷりのスープ、乳製品に季節の果物。ハムやウィンナー、卵
料理。明日は何にしようかな。
調理時間が短く、すぐに食べられるものばかりなのは変わりないけれど、冬の
間、マンネリ化してしまった朝ごはんメニューに変化をつけるようにしました。

年度末の区切りで、慌ただしい毎日を送っている方も多いことと思います。
多元研も新年度に向けて、準備が進んでいます。
朝しっかり目覚めて活動できるよう一日のサイクルを整え、新年度を気持ちよ
く迎えたいと思っています。

来年度も、多元研メルマガをよろしくお願いいたします。

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 ◆広報情報室では、講演会、シンポジウム、研究成果など
 メールマガジンに掲載させていただける情報をお待ち致しております。

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  _/   発行元:
  _/      東北大学多元物質科学研究所
  _/      広報情報室 022-217-5198
  _/      network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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