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メールマガジン

Mail Magazine 9月号

メールマガジン 2010年 9月号

━━ ☆☆ 多元研 HOT NOW! ☆☆  ━━━━━━━━━━━━━━
   ★ 多元研 メールマガジン ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010年9月号 No.63 ━━━

 このメールはメールマガジン希望登録者様に送らせて戴いております。
 多元研が関わる学会、研究発表会・シンポジウム、その他、
 毎回HOTな情報をお届けいたします。

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 ~ 目次 ~

1)行事予定 — 東北大学イノベーションフェア2010in仙台

2)行事予定 — 第10回東北大学多元物質科学研究所 研究発表会

3) 受賞報告 — Honorary Membership of the CSCHE の受賞

4)受賞報告 — 2010年光化学討論会特別講演賞・光化学協会賞

5)研究成果 — 新しい窒化アルミニウム単結晶作製技術の開発

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    1) 行事予定
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    東北大学イノベーションフェア2010in仙台
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東北大学は、教育研究活動や産学官連携の取組みの成果を紹介し、新たな
出会いの場を創出することを目的として、「東北大学イノベーションフェア
2010in仙台」を開催します。情報通信やナノテク・材料、ライフサイエンス、
環境・エネルギーなど、最先端の研究・技術内容をブース展示やプレゼン
テーションでご紹介します。多元物質科学研究所からは、以下6つのブース
と1つのプレゼンテーションを出展します。皆様のご来場をお待ちしており
ます。

 日時:2010年10月18日 10:30~17:00
 場所:仙台国際センター
    〒980-0856 仙台市青葉区青葉山
http://www.sira.or.jp/icenter/index.html
 主催:東北大学
 入場無料

    多元物質科学研究所からの出展
**ブース**
「カーボンナノジャングルジム」
    京谷 隆 教授
「世界最高感度の感圧面センサー」
    田中俊一郎 教授
「レーザー光で作製した貴金属合金シングルナノ微粒子」
    中村貴宏 助教
「ナノテクノロジーを駆使した革新的エネルギーデバイスの開発」
    宇根本篤 助教
「基幹素材製造や廃棄物処理プロセスなどの環境負荷低減を目指して」
    葛西栄輝 教授, 村上太一 准教授
「廃熱を電気に変換する鉄シリサイド熱電材料の低温合成プロセスの開発」
    山根久典 教授, 山田高広 准教授

**プレゼンテーション**
 大会議室「萩」 15:30~15:55
「カーボンナノジャングルジム」 京谷 隆 教授

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    2) 行事予定
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    第10回東北大学多元物質科学研究所 研究発表会
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 この発表会では、年に一度、多元物質科学研究所の最新の研究成果が一挙
に発表されます。当研究所の発足10周年となる今年は、共同研究拠点に認定
されたことと併せて、記念となる講演が予定されております。
 皆様のご参加をお待ちしております。参加申し込みは、10月29日までです。

 日時:2010年12月1日 9:00~
 場所:東北大学 片平キャンパス 片平さくらホール
    〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
 主催:東北大学多元物質科学研究所
 共催:東北大学

 参加申込・ポスター発表申込・予稿提出の締切日:10月29日(金)

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    3) 受賞報告
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    Honorary Membership of the CSCHE の受賞
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 多元物質科学研究所機能性粉体プロセス研究分野の齋藤文良教授は、2010
年8月28日、Congress Hotel Clarion Prague(チェコ)で開催された19th C
HISA Congress のOpening Festival において、Honorary Membership of th
e CSCHE(チェコ化学工学会名誉会員)のAward を受けました。本Awardは、
長年にわたる国際的に著名な学会であるCHISA Congress への貢献者に与え
られる制度であり、今回は齋藤教授を含む3名が受賞しました。齋藤教授は
欧米以外の地区で初めての受賞者となります。表彰式では、チェコ化学工学
会長が受賞理由の紹介と賞状を授与し、齋藤教授は感謝のスピーチを行いま
した。

 ◆詳しくは、こちらをご覧ください。
CHISA
http://www.chisa.cz/

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    4) 受賞報告
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    光化学協会 2010年光化学討論会特別講演賞・光化学協会賞
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 2010年9月8~10日に行われた2010年光化学討論会において、多元物質科学
研究所の教授二方に下記の賞が贈られました。

・光化学討論会特別講演賞
    山内清語教授「励起状態のスピン化学」

・光化学協会賞
    和田健彦教授「生体関連分子をキラル反応場とする超分子不斉
    光化学反応系の創製」

 ◆詳しくは、こちらをご覧ください。
光化学協会
http://photochemistry.jp/index.htm

生命機能制御物質化学研究分野 和田研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=25

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    5) 研究成果
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    新しい窒化アルミニウム単結晶作製技術の開発
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 多元物質科学研究所表界面反応制御・基板作製研究分野の福山博之教授の
研究グループは、住友金属鉱山との共同研究により、窒化サファイア基板上
に単結晶窒化アルミニウム(AlN)膜を作製する新しい結晶成長法の開発に
成功しました。本研究成果によって、深紫外発光素子(LED)の外部量子効率
の飛躍的な向上が期待されます。

 紫外発光LEDは、光触媒励起光源やナノテク加工レーザー等として多くの
産業分野での応用が期待される次世代光源です。特に深紫外LEDは、殺菌効
果が高く、医療やバイオ分野での応用が期待されています。深紫外LEDは、
AlGaNという窒化物半導体を積層して作製しますが、外部量子効率の向上が
課題であり、AlGaN結晶中の貫通転位密度を減らすことが重要であると言わ
れています。AlN単結晶は、AlGaN素子との良好な格子整合性、紫外光の透過
率の高さ、熱伝導率の高さという優れた性質があることから、紫外LEDの基
板として有望視されています。
 本研究で開発されたGa-Al系フラックスを用いた新しい液相成長法(LPE
法)では、従来のLPE法で用いられているような高圧容器を使用することな
く、常圧の窒素ガス雰囲気でAlNの結晶成長を行えます。得られた単結晶AlN
膜は、前述の性質を兼ね備えており、深紫外LEDの外部量子効率の飛躍的な
向上につながると期待されます。

 本研究の内容は、2010年秋季第71回応用物理学会学術講演会及び窒化物半
導体の国際ワークショップIWN2010において発表されました。

 ◆詳しくは、こちらをご覧ください。
東北大学プレスリリース
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2010/09/press20100914-01.html

表界面反応制御・基板作製研究分野 福山研究室
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=17

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東北にも「はやぶさ」旋風到来。

今月11,12日の両日、宮城県角田市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)角田宇宙
センターにて小惑星探査機「はやぶさ」が一般公開されました。
角田宇宙センター:http://www.rocket.jaxa.jp/kspc/japanese/index.html

報道によると、初日の11日には約4800人が詰めかけ、一番乗りは午前3時前
から並び、公開時間が1時間早められたにもかかわらず最大2時間半待ち、と
いう大盛況だったとのこと。
本体の大部分は地球帰還時に燃え尽きてしまうため、公開されたのは、試料
を入れる直径30cmほどのカプセル他2点の実物と、地上試験用の同型機器な
ど。
宇宙を7年かけて60億kmを旅して帰還した経緯や、開発技術の高さが沢山の
人を魅了しているのでしょう。

この熱冷める間もない(?)10月3日より、東北大にて「はやぶさ原寸大模
型」が特別展示されます。
 HAYABUSA特設webサイト:http://www.sci.tohoku.ac.jp/hayabusa/
会場はなんと、多元研のある片平キャンパスに新設された、エクステンショ
ン教育棟です。
2時間半も並びたくはないけれど、公開期間は1週間あるので、空いてる頃を
見計らって見に行きたいと思います。

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  _/   発行元:
  _/      東北大学多元物質科学研究所
  _/      広報情報室 022-217-5198
  _/      network-tagen[at]grp.tohoku.ac.jp
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