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研究背景


現在、環境問題、化石燃料などエネルギー供給の逼迫、地球温暖化など、我々は、地球規模で解決しなければならない問題に直面しています。これらの解決は一朝一夕にはなりません。しかしながら、現世代の人間が、将来世代へ負の遺産を残さない「持続可能な社会(Sustainable Society)」の実現へ向けて、少しずつでも歩みを進める必要があります。我々の研究室では、固体の中をイオンが動く現象を科学する固体イオニクス」を利用した環境調和型デバイスの研究・開発を通して、これらの問題の解決に貢献していきたいと考えています。

 

研究内容


雨澤研究室では、「固体イオニクス」を基軸とし、燃料電池や二次電池など、環境にやさしいエネルギー変換デバイスの実現・普及のための基盤研究を行っています。





学会発表



研究機関としての大学に所属する我々に課せられた義務の一つに、得られた研究成果の社会還元が挙げられます。皆さんが卒業、修士、博士論文作成のために行う研究の成果は、程度の差こそあれ、世界中で皆さんだけが知っている貴重な知的財産です。雨澤研では、学生の皆さんが学会、研究会等に参加し、研究成果を社会に向けて公表することを強く推奨しています。また、雨澤研では、国内、国外問わず、外部研究グループとの交流(合同ゼミの開催、学生・研究者の派遣・受入)や共同研究も積極的に行っています。