学会発表
【学会発表】
研究機関としての大学に所属する我々に課せられた義務の一つに,得られた研究成果の社会還元が挙げられます。皆さんが卒業,修士,博士論文作成のために行う研究の成果は,程度の差こそあれ,世界中で皆さんだけが知っている貴重な知的財産です。雨澤研では,学生の皆さんが学会,研究会等に参加し,研究成果を社会に向けて公表することを強く推奨しています。雨澤研に所属する学生は,一年に数回,国内学会・研究会等での発表を必ず行っています。また,多くの学生は,修士課程を修了するまでの間に国際学会での発表も経験しています。学会発表の意義は,自分たちの研究成果の社会還元や他グループで行われている研究の成果を勉強することだけではありません。学会発表の準備過程では,自分の研究の立ち位置や学術的・工学的意義を再確認することができます。発表練習を繰り返すことは,物事を簡潔かつ論理的に説明する能力を身に付ける絶好の訓練です。また,発表後に行う研究者等との意見交換は,自分達だけでは思いも付かない新しいアイデアをもたらしてくれたりします。皆さんも,学会発表を経験するごとに,研究者,技術者としてどんどん成長していくのを実感することでしょう。もちろん,学会は色々な都市で開催されますので,学会の合間に(決してサボる訳ではない)ちょっぴり観光したり,なんて役得もあったりします。さらに,本当に価値ある研究成果が出れば,学術論文を学術雑誌に投稿することで,皆さんの名前を後世に残すことができます。皆さんも雨澤研でそのような経験がきっとできるはずです。
雨澤研がよく参加する学会
(国内学会)
固体イオニクス学会(討論会,セミナー年1回づつ)
電気化学会(年2回)
電池討論会(年1回)
SOFC研究会(年1回)
資源・素材学会(年2回)
固体化学の指針を探る研究会若手発表会(年1回)
(国際学会)
International Conference on Solid State Ionics (2年に1回)
International Symposium on Solid Oxide Fuel Cells(2年に1回)
International Meeting on Lithium Batteries(2年に1回)
Electrochemical Society Meeting(年2回)
Materials Research Society Meeting(年2回)
Materials Science and Technology Meeting(年1回)
International Conference on Flow Dynamics(年1回)
(その他)
日韓学生シンポジウム
東北大固体イオニクス合同ゼミナール