16th International Symposium on Solid Oxide Fuel Cells
(Kyoto Japan, 9/9-13, 2019)体験記
(Writer:影山)
9月8日から13日にかけて京都市で開催された、SOFC16に参加してきました。私は初日に口頭発表を行い、発表後にはいくつか質問やコメントも頂きました。質問に対し明確な回答ができなかったのは次回への反省点ですが、今回は事前に準備をしっかりしたことで、あまり緊張せずに発表できたのは良かったと思います。
この学会は京都開催だったこともあり、多くの日本の研究グループも参加していました。特に、近しい研究テーマを扱う産総研の方と議論できたことは、自分にとって大きな収穫となりました。もちろん、普段あまり触れる機会のないスタック構造や燃料極に関するテーマの講演を聞くことも、良い機会となりました。
学会3日目の午後は自由行動だったので、同じく参加していた川田研の学生と京都観光に出かけました!観光と言っても、手毬寿司を食べに出かけ、おやつにケーキとかき氷を食べ、そして夜は学会のBanquetに行くというほとんど食い倒れでしたが(笑)今回の学会には、昨年修士を卒業した水野さんが留学に行ってから深い交流のあるUniversity of WashingtonのAdler先生とBrianも参加していたので、一緒に日本酒のお店に行ったり、ご飯を食べに行ったりしました。BrianはSPring-8での実験でたびたび日本に来ていますが、京都は初めてということで、楽しかったと言ってくれました。
SOFC16は、私にとっては3度目の国際学会となりました。まだまだ要旨や発表の準備の大変さには慣れませんが、最初に参加したころと比べると、人前で質問したり討論したりすることへの抵抗が無くなったように感じます。雨澤研にはこうした機会に積極的に挑戦できる環境が整っているので、興味がある人はぜひ挑戦してみてください。
影山将汰