新学術領域「蓄電固体界面科学」第一回若手勉強会
(成田, 12/22-23, 2019)体験記(Writer:本田)
2019年12月22日、23日に成田ビューホテルにて開催された、新学術領域「蓄電固体界面科学」第一回若手勉強会に参加しました。「『ナノイオニクス』とそれからの10年」というテーマの下、「蓄電固体界面科学」領域の先生方のご講演があり、雨澤先生も講演されました。高度な内容で、また私自身の知識不足もあって理解が追いつかない部分もありましたが、新しい分野の知識が得られて大変勉強になりました。一方で、学生に向けた基礎的な理論の説明もあり、研究を進める上で重要な理論の理解を深めることができました。質疑では、先生方によって白熱した議論が繰り広げられ圧倒されるばかりでしたが、このような議論をもう少し理解できるようになればきっと今以上に研究が面白くなるのだろうなと感じ、勉強する意欲が湧きました。
夜には懇親会もあり、和やかな雰囲気の中で他大学の学生と昼の講演内容について話しをしたり情報交換をしたりしました。懇親会の合間には若手プレゼンのセッションもあり、学生による研究発表が行われました。私も発表を行い、先生方から多くの質問や助言を頂けたことは大変貴重な経験でした。多くの方が自分の研究に興味を持って下っていることを実感し、モチベーションも高まりました。この若手プレゼンで、雨澤研究室の本橋さんがInterface Ionics Award 2019 Gold Prize を受賞されました。本橋さんの発表には発表構成や質疑での受け答えなど学ぶべき点が多く、見習っていきたいと思いました。
2日間、若手勉強会に参加して、より一層研究へのモチベーションを高めることができました。また、多くの情報が得られたのでこれから少しずつ理解を深め、今後の研究に活かしていきたいと思います。
本田美李