第14回固体イオニクスセミナー
(越後湯沢, 9/2-4, 2018)体験記
(Writer:本橋)
9/2-4に新潟県の越後湯沢にて開催された、第14回固体イオニクスセミナーに、雨澤先生、中村先生、木村先生と参加してきました。私は、昨年に引き続き二回目の参加でした。本学会は、昼にチュートリアル講演、夜にポスター発表と昼夜を問わず活発な議論が行われました。チュートリアル講演では、「光駆動イオンポンプタンパク質のメカニズム」など、普段の研究では関わることのない異分野の講演を聴けました。この講演では、マウスの頭部に光を当てるとマウスの意思に関係なく走り出す実験の映像が流され、かわいそうな気持ちになりました。このように分野が異なる先駆的な講演にも関わらず、議論が活発であり、参加者のレベルが高く、驚くとともに自分も議論に参加できるようになりたいと感じました。
2日目の午後は、エクスカーションで湯沢高原パノラマパークに行きました。高原には、サマーボブスレーというアトラクションがあり、先生方も童心に返り楽しんでいるように見えました。また、新潟の絶景を眺めながら入ることのできる足湯があり、活発な議論で疲れた体を休めるには、最高の場所でした、、、と思ったら、足湯に浸かりながらも研究の話をしている先生と学生がいました。このように、研究と向き合って過ごす3日間は、あっという間に過ぎました。本セミナーは、とてもハードな学会ですが、研究に対する知見を広げるだけでなく、研究のモチベーションの向上や、同研究分野の仲間との出会いなどがある、毎年参加したいと思える学会です。参加する機会があれば、皆さんもぜひ参加してみてください。
最後になりますが、この学会に参加する機会をくださった先生に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
D1 本橋 宏大