5th CWRU-Tohoku Joint Workshop
(東北大さくらホール, 8/2-3 2018) 体験記 (Writer:水野)
東北大のオープンキャンパスの次の日から、片平のさくらホールで開催された5th CWRU-Tohoku Joint Workshopに参加しました。このワークショップはCWRU (Case Western Reserve University) というアメリカの大学と東北大学の多元研およびデータ科学国際共同大学院の合同国際ワークショップです。実は私は、失礼ながらこのCWRUという大学を存じ上げなかったのですが、、、アメリカでもかなりレベルが高く由緒正しい大学のようで、調べたところでは、いわゆる「マイケルソン・モーリーの実験」の教授陣がいらっしゃった大学だそうです。ちなみに私が留学していた研究室の先生がCWRUにいたことがあったらしく、そういう点ではCWRUと私の繋がりは無くはない、といったところでしょうか。。。
ワークショップとしては、私たちのような材料科学の人たちよりも情報科学や生命科学分野の参加者の多い会で、いつも近い分野の学会にばかり参加している私としては、少々毛色の違った雰囲気を感じました。会の内容はCWRUと東北大の先生方からの講義と学生のポスターセッションでしたが、都合上、私は主にポスターセッションの方に参加しました。
ポスターセッションは英語でのショートプレビューと実際の発表の二段構えでした。あまり準備に時間を割けず、結局プレビューはほぼその場しのぎで乗り切りましたが、正直ヒヤヒヤしました。。。ポスターの方も前日にバッと作ったので、当日のポスター発表では、頭をフル回転させて構成を練り上げながら発表していた形でした。発表しながら、やはりこういう発表の準備はある程度時間を確保してやらないといけないなと反省しました。発表自体は、私と同じように固体電気化学がメインの方はいらっしゃらなかったものの、液系電気化学の先生や固体熱力学系の先生など、興味を持って議論してくださる先生もいらっしゃいました。他の方の発表にも何件か伺い、普段はあまり触れる機会のない情報や生命科学関連の興味深い話を聞くことができました。考察の仕方や実験のアイデアなどで私の分野にも繋がるところもあり、異分野の研究の話を聞くのも収穫があって面白いなと感じました。
また、最後はPoster Prize Ceremonyがあり、Best Poster Presentation Awardを頂くことができました!これも普段の先生方の真摯なご指導あってのことです。ありがとうございました。
M2 水野 敬太