第5回東北イオニクス合同ゼミ合宿
(鳴子温泉, August 9th-10th 2017)体験記 (Writer:松川)
2017年8月9~10日に鳴子温泉・鳴子観光ホテルにて合同ゼミ合宿が行われました。この合同ゼミ合宿は、主に東北大学の中で電気化学や固体イオニクスに関する研究を行う研究室(雨澤研、川田研、高村研、河村研、小俣研、市坪研)が集まり、ポスター発表や講師の公演を聴くことで知見を広げるとともに、研究室間の交流を深めることを目的としており、今年で5回目の開催となりました。さらに、今年は徳島大学から大石研、宮崎大学から奥山研が参加し、例年に増して盛況でした。
私は「Evaluation of Ionic Conduction in Organic-Inorganic Hybrid Perovskites」という題でポスター発表をさせていただきました。他の研究室の先生方や学生から非常に有意なアドバイスを頂き、研究の方針を見直す良い機会となりました。講演では、大石先生(徳島大学)と奥山先生(宮崎大学)が、自身の研究者としての変遷を辿りながら、固体イオニクスの基礎から応用までを幅広くご説明してくださりました。先生方の講演は学問的に興味深かっただけでなく、今後のキャリア形成を考えさせる良い契機となりました。