20th International Conference on Solid State Ionics (SSI-20)体験記 (Writer:今井玄行)

　　6月14日から19日にかけてアメリカのコロラド州，キーストーンで開催された国際学会(SSI-20)に雨澤先生，中村先生，Lingさん，Wangさん，岡本君と私の6名で参加してきました．東北大学からは当研究室のみならず，川田研，高村研，河村研の先生方および学生も参加しました．キーストーンは標高約2800mにあるスキーリゾートなので，時差ぼけに加えて高山病にも苦しみましたが，鹿やキツネ，ビーバーが生息する大自然のなかで，充実した1週間を過ごすことができました．会場では625ものオーラル及びポスター発表が行われ，世界各国から集まった著名な先生方をはじめ，数多くの研究者らによって活発な議論が行われました．私は「Proton dissolution in BaZr1-xYxO3-d」という題目でポスター発表を行いました．研究内容がうまく伝えられるか不安でしたが，多くの方々に興味を持っていただき，丁寧に聞いて下さったので，有意義な議論を行うことができました．しかし，英語でうまく説明できない部分や理解不足の箇所もあったため，今後はさらに英語力のブラッシュアップや研究の理解を深めることに尽力したいと思います．