• ssid[at]res.tagen.tohoku.ac.jp

固体化学の新しい指針を探る研究会 (東京, March 9-10th 2015)体験記 (Writer:進藤勇佑)



          東京工業大学にて開催された上記の会に、同じくB4の水沼と共に参加してきました。
 初日は学生主体の発表会で、同じ東北大学からは川田研究室と湯上研究室、その他にも東京大学、東京工業大学、日本大学からも学生が参加した会でした。この発表会では、固体化学に関わるテーマとして、燃料電池だけでなく様々なイオン導電性を持つ材料に関する研究について発表が行われました。普段から関わりのある川田研以外にも、特に他大学の同世代の学生が取り組んでいる研究の動向を知ることができ、非常に有意義な会でした。



           また、2日目は「固体電気化学-実験法入門-」の教科書に関する勉強会でした。私は東北大学の機械知能・航空工学科に属していたため、電気化学についての講義を受ける機会というのが今までありませんでした。そのため、教科書を書かれた先生方による細かな、そして実践的な解説は、とても有り難いものでした。実際に、丁度勉強したいと思っていた蒸気圧の熱力学的計算の方法を法政大学の明石先生から教わったのが、大きな収穫でした。ぜひ、今後の後輩たちにもこの勉強会に参加し、知識を得て行ってもらいたいです。