2014 アメリカ学会の体験記 (Writer:藤巻義信)
カリフォルニア学会発表記 (平成26年7月6日~7月11日)
青い空、白い雲。今回は、中村先生といっしょにアメリカ・カリフォルニアのワークショップへ参加してきました。サンフランシスコ国際空港から南へ約200 km、乗り合いバスで2時間半の距離にあるモントレー半島。その付け根の北側に位置するAsilomar Conference Groundsで2014 Electrochemistry Workshopが開催されました。日本からの参加者は私たちのみで、完全にアウェーの状態で会場へ。。。
国際会議で良く使われる会場のようで、私たちと同日程で地史学会(Historical geology)も行われていました。こちらには日本からの参加者もいて、ちょっと安心(〃・ω・〃)ホッ
去年のドイツ・ハイデルベルグでの開催に続き、私は2年連続での参加です。私の他にも継続の参加者は多く、見慣れた顔がちらほら。講演者はStanford University、MIT、Washington University・・・いずれも著名な大学・研究所からの研究者が名を連ね、連日ワクワクが止まらない発表が続きました!! 第一線で活躍する研究者たちの柔軟な発想力に脱帽です。。。
そんな中、中村先生は初日、私は最終日に発表の場を設けていただきました。私は、メインテーマである電極反応場の話(→研究紹介のページを参照)を中心に、昨夏から始まったドイツの大学との共同研究の取り組みを交えて紹介しました。
参加者のみなさんは、熱心に耳を傾けて発表を聞いて下さいました!! みなさん、電気化学の分野のスペシャリスト達だけあって、飛び交う質問はどれもこれも濃い内容ばかり。質疑応答の時間が終わってからも個別の質問をたくさんいただき、ガンバって準備をして臨んだかいがありました!! 発表者冥利に尽きます。。。
プレゼンテーションの合間には、参加者みんなで仲良く談笑。ふいに、真面目なディスカッションへ発展することも!?
おまけ 朝8時30分から始まったワークショップは夜の10時まで続き、わずか4日間の滞在ながら、これ以上ないほど充実した毎日でした。学会終了後には、主催者の1人であるHeidelberg UniversityのThomas先生を交えて共同研究のディスカッションもして、共同研究の次のステップも見えてきました。モントレー水族館へ行くことが出来なかったことだけが今回の心残り。。。でも、それを補って余りあるほど実りある経験を得ることが出来ました。水族館はまた今度だね。
次回はヨーロッパでの開催との噂です。引き続き、ぜひ参加したいものですね!! 来年のワークショップにも声を掛けてもらえるように、これからも益々精進します!! o(・ω・´o)