2014.12.19 東北イオニクス研究会@東北大学 体験記 (Writer: 水沼秀介)
テーマ: メカノイオニクス
日 時: 2014/12/19(Fri) 9:00~17:00
場 所: 東北大学片平キャンパス材料物性棟1号館1階大会議室
本日は寒い中、片平キャンパスにおいて東北イオニクス研究会が行われました。4月に花見,夏に合同ゼミが行われる中,しっかりした研究会を開きたいという雨澤先生たっての希望で,お越し頂いた先生方や他研究室と企画されました.
東北大学からは 高村先生(高圧下におけるイオン伝導現象と材料開発)、 佐藤先生(機械的応力印可時のSOFC材料におけるイオン伝導)、 雨澤研究室 M2 舟山(機械的応力がLIB材料の熱力学特性に及ぼす影響)、 川田研究室からは D3 木村(ペロブスカイト型酸化物の強弾性特性)、M2 五井(機械的応力による遷移金属酸化物の酸素空孔濃度変調に対する熱力学的解析)、
京都大学からは市坪先生(インサーション型電極材料に及ぼす弾性歪の影響:弾性エネルギーの熱力学的取扱い)、 埼玉大学からは荒木先生(イオン伝導体の機械的応力下での変形およびイオン拡散挙動)らに講演をして頂きました。
(M2 舟山)
今回の第一回東北大学イオニクス研究会は、”メカノイオニクス”というテーマの発表会となりました。9月に行われたイオニクスセミナーで舟山,市坪先生らが3時間以上熱い議論を交わしたのがきっかけで,その続きを行うというのがきっかけです.
厳密な発表時間の決まりは無く、雨澤先生、市坪先生をはじめ、学生間でも一日を通して活発な議論が繰り広げられました。
京都大学 市坪先生
研究会全体の規模は少ないものの,各分野の専門家の方々にお時間を割いて頂き,異なるテーマに対する多くの知見を得られた研究会となりました.この研究会は,外部の先生方がお越し頂いた時などに,普段質問できないようなことを議論し,東北大を紹介する,ということを自然発生的に行いたい趣旨のため,今後の研究会も大きく期待されます.