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第27回東北若手の会 (Writer:舟山啓太)


第27回東北若手の会(および第7回みちのく電気化学セミナー・第45回セミカンファレンス) 2014/11/28-29

 地元宮城県、作並温泉の岩松旅館にて開催された、「第7回みちのく電気化学セミナー・第45回 セミカンファレンス・第27回東北若手の会」に当研究室から、中村助教、五十嵐(M2)、舟山(M2・筆者)、今井(M1)の4名が参加してきました。2日間のうちで日中に開催された、前2つの会では、次世代型電池の研究開発状況や、それに用いられる新規材料について詳しく分かりやすい講演を聞くことができました。私たちが普段あまり耳にしないような分野でも、興味を抱かせ、理解しやすいように説明する先生方、そして幅広い分野の知識を持って議論する先生方のスキルに感嘆しました。


 夜に開催された東北若手の会では、わたくし舟山が自身の研究内容について口頭発表をさせていただきました。いつも参加していた学会に比べ、フランクな雰囲気で行われたこの会では、幾人もの先生方から研究結果のコメントのみならず、自分の研究のアピールの仕方、研究内容についての手順を踏んだ説明の重要性等を御教授いただき、研究成果を他者に伝える難しさを改めて知るとともに、今後研究を行っていくうえで重要なことを学ぶことができました。また、修士論文執筆を間近に控えた私にとっては、先生方の鋭くも意義深い質問に答えていく過程で、自分の研究についての理解の深まりや、課題点が明確化していくことを実感することができ、良い時期に良い議論を行うことができたと感じました。

  余談となりますが、紅葉も終わりかけではありましたが、会場となった旅館の温泉につかりながら眺める作並の景色もまた、この学会に来て良かったと感じさせてくれる一つでした。