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2014 ドイツ短期留学【パート2】 (Writer:藤巻義信)


ドイツ短期留学記【パート2】 (平成26222日~32日)

平成26年2月、今度は雨澤先生とともに、昨夏お世話になったハイデルベルグ大学・カールスルーエ工科大学を訪れました。今回は、共同研究の進捗報告と研究計画についてのディスカッションが目的です。



ディスカッション
雨澤研究室では、固体酸化物形燃料電池用多孔質空気極における電極反応分布の直接評価に取り組んでいます。進捗報告として、昨年12月にSPring-8(兵庫県佐用郡)で行った実験を紹介してきました。一方、ハイデルベルグ大学とカールスルーエ工科大学では、電極構造の3次元構築をもとにしたシミュレーションにより、電極反応分布の解析を行っています。お互いの実験結果を持ち寄って、結果の差異とその要因、実験手法の疑問点・問題点について、4日間にわたりディスカッションを行いました。メールでは進みにくい話し合いでも、直接議論を交わすことで、どんどん話が煮詰まっていきます。
共同研究の次のステップも具体的に決まって、新しく始める実験がまた楽しみです!!

おまけ


今回の訪問では、あいている時間を上手にやりくりして、ドイツ南西部のシュヴァルツヴァルト(Schwarzwald:黒い森)を案内してもらったり、ちょっとだけサッカー観戦に足を運んだりと、盛りだくさんの1週間になりました。

 


帰りの飛行機は日本代表 大迫選手と同じ便で……大迫選手、半端なかったです!!

たった1週間の滞在でしたが、白熱したディスカッションができて、お互いの研究内容を深く知ることもできてと、とても濃密な時間を過ごすことが出来ました。
これからも成果を上げられるように、研究に励みます!! (`・ω´・)+