2014秋季電気化学大会の体験記 (Writer:舟山啓太)
北の大地、北海道大学にて開催された国内学会「2014秋季電気化学大会」に本研究室から、雨澤教授、中村助教、藤巻さん(D2)、大村(M2)、そして筆者である舟山(M2)が参加してまいりました。私達は、「層状ペロブスカイト型酸化物における電子構造と格子間酸素生成の関係(中村助教)」、
「La0.6Sr0.4CoO3-δ緻密膜パターン電極を用いた電極反応場形成因子の定量評価(藤巻さん)」、「炭化水素を含む雰囲気下のNi-YSZサーメットの高温機械特性(大村)」、「Liイオン二次電池二相共存正極材料の電気化学特性に及ぼす機械的応力の影響(舟山)」とうい題目で、各自が口頭発表を行いました。
学会自体はA~R会場まであり、各会場で様々な分野の発表が行われていました。私達は、行動を共にしていた川田研吸室の学生さんも含めて皆仲良くD会場でした(笑)。私自身、何度目かの国内学会ということもあり、他の方の発表に対して、興味を持ってお話を拝聴し、数回にわたり質問させていただくこともでき、積極的な姿勢で参加することができました。また、私はしばしば、面白そうな題目の発表を聞きに複数会場を歩き回っていましたが、参加されている研究者の方や大学の先生方は、どのセッションでも濃密なディスカッションを飛び交わせており、感嘆せずにはいられませんでした(さすがですね!)。「自分もいつか、あのような熱い議論に加わることができるように、まだまだ精進しなければ!」と思わずにはいられませんでした。新たな知識を得る場、となるだけではなく将来に向けて良い刺激となりました。p(・▽・)q 。